戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「なんと!戦姫絶唱シンフォギアPROJECT Gが今日で本編140話と総数170話を突破ー!!」

クリス「長かったなぁ…」

翼「170話もよく続いたものだな」

響「それではどうぞ!」


第140話 嵐の前の……

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ガウの気合いの声と共に尻尾が地を砕き地面を隆起させる。

 

切歌・調「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

隆起させた地面に切歌と調は吹き飛ばされる。

 

マリア「それまで」

 

マリアの合図で特訓が終了した。

 

ガウ「がう~」

 

今回はカルマノイズに備えての特訓が行われていた。

 

カルマノイズはこの世界にいるノイズとは桁外れの力を持っている。

 

それで力がギアに似た力があり、尚且つ人間離れ(まぁ、人間じゃないけど)したガウが特訓の相手をしていた。

 

だが…。

 

切歌・調「「きゅう~…」」

 

響「はうぅ~…」

 

翼「くっ…」

 

クリス「うぅ…」

 

セレナ「はうぅ~…」

 

ボロボロでぶっ倒れている切歌、調、響、翼、クリス、セレナたち。

 

マリア「少し…やり過ぎたかしら?」

 

ガウ「がうがう~」

 

この惨劇を見てマリアとガウは反省する。

 

つい並行世界の響たちだと忘れていつも通りの加減でやってしまっていた。

 

マリア「少し休憩しようか」

 

響「やっと休める〜…」

 

パタリと倒れる響。

 

弦十郎「いやはや、なかなか見事な手並みだったぞ」

 

マリア「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいわ」

 

ガウ「がうがう」

 

特訓を見ていた弦十郎に言われて嬉しそうにする。

 

響「あ、あの~…こんな激しい特訓をいつもしているんですか?」

 

マリア「えぇ。こっちの風鳴司令は武道派でね。さっきガウの隆起技も風鳴司令の直伝よ」

 

ガウ「がうがう〜」

 

弦十郎直伝の隆起割りを褒められて嬉しそうにするガウ。

 

翼「なっ!?そっちの叔父様はいったい何者なのだ!?」

 

マリア「何者って…アクション映画を観てそれに出た技を実際にやったり、拳で衝撃波を起こしたり、ミサイルを素手で掴んで投げ返したりしてるわね」

 

調「へ、並行世界の司令って…」

 

切歌「ば、化け物じみてるデス…」

 

クリス「こっちのおっさんは怪獣映画を観て生物の生態系に滅茶苦茶詳しいくらいだぞ」

 

セレナ「マリア姉さん…凄い修練をしてるんだ…」

 

マリア「まぁ、風鳴司令には勝てないけどね」

 

ガウ「がう~…」

 

弦十郎「並行世界の俺はどれだけ化け物じみているんだ?」

 

マリア「まぁ、あっちの風鳴司令が身体能力が異常なだけだから」

 

切歌「それはそれで恐ろしいのデス…」

 

調「うん…」

 

マリアとガウの世界にいる弦十郎に驚愕していた。

 

 

 

装者たちが特訓している同刻、二課の発令室では…。

 

緒川「この報告は本当でしょうか?」

 

藤尭「先方は信じられないだろうがコンピュータによるスキャンでは間違いないと…」

 

友里「これが本当ならとんでもないことだわ!」

 

送られてきた報告書に驚いている緒川たち。

 

報告書にはこう書かれていた。

 

『地球に接近中の怪彗星 ツイフォンの中心内部に巨大生命体反応あり。地球に先刻現れた巨大不明生物と同格の大きさがあると推測される』




切歌「な、なにやら大変なことが起きそうデス!」

調「うん。次回も目が離せないね」

マリア「じゃあ、次回をお楽しみに」

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