戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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タツミ「今日は戦姫絶唱シンフォギアの世界か…って、なんで姐さんが来てるの?」

レオーネ「なんでってここに怪獣王って言うのがいるからね。同じ王が付く帝具を持ってる者として挨拶したくてね」

タツミ「いや、姐さんの場合は百獣王だから」


第149話 シンフォギアVS宇宙怪獣

ゴジラが多々良島から潜航して急ぎ向かっている時、現場では巨大な宇宙怪獣が飛翔していた。

 

怪獣は黄金に輝く体、巨大な体に合う巨大な翼、腕は無いが尻尾が2本で首は3本あるドラゴンのような姿をした怪獣だった。

 

?「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

雄叫びを上げながら怪獣は口から稲妻状の光線を発射しながら町を破壊する。

 

?「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

町を破壊する怪獣は傍若無人、向かうところ敵無しであった。

 

響「ひ、酷い…」

 

翼「まさに地獄絵図だな」

 

現場に到着した響たちは破壊されている町を見て言葉を失っていた。

 

クリス「これ以上好き勝手にやらせるかよ!!」

 

暴れる怪獣を見てクリスたちは向かっていく。

 

?「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

接近してくる響たちに気付いた怪獣は3本の首の口から稲妻状の光線を発射する。

 

装者たちはクリスが出したロケットに乗り体重移動で怪獣の光線を回避する。

 

切歌「デエェェーーーーーーーーーース!!」

 

調「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

切歌の鎌の刃部分を分裂させブーメランのように投擲して左右から挟撃する―『切・呪りeッTぉ』と調のヘッドギアの左右のホルダーから小型の丸ノコを連続で放つ―『α式・百輪廻』が怪獣に向かっていく。

 

だが怪獣の黄金の皮膚には効かず弾かれてしまった。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

今度は響のドリルナックルが怪獣に向かっていく。

 

響のドリルナックルなら…っていうか無理を押し通せる響なら効くと思った。

 

響「!?」

 

しかし現実はそう甘くはなかった。

 

響のドリルナックルですら怪獣の黄金の皮膚を貫けなかった。

 

?「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

怪獣は響が離れる前に頭突きをかまして吹き飛ばした。

 

響「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

頭突きを喰らって上空に吹き飛ばされる響。

 

翼「立花!」

 

クリス「野郎!」

 

吹き飛ばされた響を見て翼とクリスが攻撃しようとした瞬間、怪獣の左右の2つの首から光線を発射する。

 

翼「くっ!」

 

クリス「くそ!」

 

怪獣の繰り出した光線をかわす翼とクリス。

 

マリア「翼、クリス!!」

 

翼とクリスを援護しようと怪獣の後ろから仕掛けたマリアだったが…。

 

?「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

怪獣の中央の首が振り向いてマリアにも光線を放って攻撃する。

 

マリア「うっ!」

 

攻撃されてマリアは攻撃を中断して回避に回るが回避するのが一瞬遅く光線を喰らい爆発した。

 

マリア「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

爆発の衝撃と爆風にマリアは襲われ落下する。

 

切歌・調「「マリア!!」」

 

落下するマリアを助けようと切歌と調がですけど動いたその時だ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

地面からゴジラが現れてマリアを手のひらでキャッチした。

 

弦十郎から知らせを聞いて40ノットという超高速で多々良島から海を泳いできたゴジラは勢いそのままに地面を掘り進んで来たのだ。

 

マリア「ガウ」

 

ゴジラ「グルルルルル……」

 

キャッチしたマリアをゆっくりと近くのビルの屋上に下ろす。

 

?「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

現れたゴジラに怪獣は雄叫びを上げて威嚇する。

 

ゴジラ「グルルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

怪獣の雄叫びを聞いてゴジラも咆哮を上げて威嚇する。

 

地球怪獣の王であるゴジラと宇宙怪獣の戦いの幕が上がるのだった。




マリア「ガウが来たならまだ行けるわね…ん?」

タツミ「あの…姐さん…スタイリッシュのよりデカイですよ…」

レオーネ「これは…予想外だね~…」

マリア「ちょっと、貴方たち!ここは危険だから早く離れなさい!」

レオーネ「あ、はい…」

タツミ「潔いいな、姐さん…」

レオーネ「流石にあのデカさは論外だわ…」

タツミ「ですよね…」

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