戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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切歌「き、昨日の調の誕生日は災難だったデース…」

調「気にしないで切ちゃん」

切歌「あのルパンレッド、許さないデス!」

調「切ちゃん…」


第151話 目的と方法

ガウ「がうぅ~…がう…?」

 

目を覚ましたガウはベッドに寝かされているのと身体中に包帯を巻かれていることに気づいた。

 

エルフナイン「あ、気がついたみたいですね」

 

近くにいたエルフナインが声を掛けてきた。

 

ガウ「がうー…がうがう?がうー」

 

エルフナイン「キングギドラのことを聞いてるんですか?」

 

ガウ「がう」

 

エルフナインの言葉にガウは頷いた。

 

エルフナイン「ガウくんを倒したキングギドラは日本全土を飛翔しながら町を破壊、同時に響さんたちと子供たちを拐っています」

 

ガウ「がう!?」

 

エルフナインからキングギドラのことを聞いて驚く。

 

エルフナイン「今は陸海空の自衛隊の協力でキングギドラと拐われた響さんたちと子供たちを捜索しています」

 

ガウ「がうー…」

 

響たちのことを心配するガウ。

 

 

 

その頃、響たちは…。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ドーム状の球体の中に子供たちと閉じ込められていて何とか内側から破壊しようとするがドームは響のパンチですら傷一つ付かなかった。

 

翼「やはりダメか…」

 

響「私の拳でもダメか…」

 

切歌「私と調のユニットで上げた攻撃も効かないデース…」

 

調「尋常じゃない堅さだった…」

 

響「って言うか…」

 

何とかしようとしている時、響たちは後ろを振り向いた。

 

響「マリアさんとクリスちゃんも手伝ってよー!!」

 

マリア「そ、そう言われても…」

 

「おねーちゃん、はやくー」

 

クリス「分かったからちょっと待ってろ!」

 

マリアとクリスは拐われた子供たちの相手をしていた。

 

切歌「2人ばかり遊んでるなんてズルいデース!」

 

調「うん」

 

マリア・クリス「「好きで遊んでるわけじゃない!!」」

 

 

 

弦十郎「ではキングギドラに対する会議を行うぞ」

 

発令室にて弦十郎、友里、藤尭、エルフナイン、ガウ、ヒオ、未来によるキングギドラの対策会議が開かれていた。

 

弦十郎「まず現時点でキングギドラについて何か分かっていることはあるか?」

 

エルフナイン「キングギドラの武器は3つの首から稲妻状の光線、翼からの光線、そして響さんたちと子供たちをどこかへ転送した能力です」

 

藤尭「何のために子供たちを拐ったのかな?」

 

友里「さぁ…ねぇ、ヒオさん1億3000万年前にキングギドラがきた時はどうだったの?」

 

ヒオ「私も言い伝えでしか聞いていないのですが1億3000万年前にキングギドラが現れた時はまだ幼体で武器も噛み付きや火炎であったと聞いています」

 

未来「つまり今のキングギドラは成長した姿…」

 

ヒオ「恐らく」

 

弦十郎「しかしキングギドラはなぜ地球に?」

 

ヒオ「キングギドラは星々を回ってはその生態系の頂点を喰らい強くなる…一族…です…」

 

キングギドラが地球に現れた理由を言っているとヒオの顔が真っ青になった。

 

ヒオ「1億3000万年前は恐竜だった…今はまさか!?」

 

弦十郎「今の地球の生態系の頂点は…人類!?」

 

藤尭「じゃあ、キングギドラの目的は!?」

 

エルフナイン「現在の地球の生態系の頂点にして生命力に富む人類の子供を拐って自身の栄養源にしようとしている!?」

 

未来「このままキングギドラを放置したら…」

 

友里「全人類の子供たちがキングギドラの餌に!?」

 

弦十郎「このことを早く陸海空の自衛隊に伝えるんだ!早くキングギドラの居場所を掴むんだ!!」

 

藤尭・友里「「はい!」」

 

キングギドラの目的が子供たちを喰らい自身の栄養源にすることに気付いた弦十郎たちは直ぐに陸海空の自衛隊にことの次第を伝えるために通信をする。

 

未来「でもキングギドラが見つかったとして…ガウくんの攻撃は効かなかったんですよね?」

 

弦十郎「あぁ…そうだったな」

 

ガウ「がう~…」

 

前の戦いでゴジラの攻撃は全てバリアにより弾かれてしまっていたからだ。

 

ヒオ「いえ、キングギドラを倒すには1つだけ方法があります」

 

ガウ「がう!?」

 

弦十郎「それはいったい…」

 

ヒオ「私とゴジラが過去へ向かうのです」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

ヒオの提案に全員が驚いた。




ルパンレッド「予告する!明日はルパンレンジャーが頂く!」

パトレン1号「そうはさせるか!お前たちはパトレンジャーが逮捕する!」

ルパンレッド「捕まるかよ!」

パトレン1号「待てーっ!!」

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