戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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未来「さて、今日は私が活躍するよ」

響「うぅ…私たちが捕まってるから…未来たち負担が…」

未来「大丈夫だよ、響。響のためなら私は負けないから」

響「未来~!」

未来「響~!」

クリス「そういうことは家でやれっ!!」


第152話 過去へ

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

その日、キングギドラは富士山麓を飛翔していた。

 

飛翔するキングギドラの下には巨大な金色をしたドームがあった。

 

キングギドラが捕らえた子供たちを閉じ込めておく『生体ドーム』だ。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

生体ドームの前に着地したキングギドラは中の様子を伺いだした。

 

中には日本全土から捕らえてきた子供たちと響たちがいた。

 

もうすぐこの地球(ほし)の生態系の頂点を食らえる。

 

そうキングギドラが思った矢先だった。

 

キングギドラの背後から紫色の光線が命中した。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

大したダメージではなかったが自身を攻撃した相手を見ようと振り向く。

 

キングギドラから約数百Mほど離れた空に神獣鏡のギアを纏った未来がいた。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

未来を見たキングギドラの左右の首が引力光線を発射した。

 

未来「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

引力光線を回避して未来はアームドギアから光線を発射する。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キングギドラの中央の首が引力光線を発射して未来の発射した光線に対抗する。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

更にキングギドラは翼を広げて反重力光線を発射する。

 

未来「きゃっ!!」

 

直撃ではなかったが反重力光線の余波を受けて未来は吹き飛ばされてしまう。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

今度は3つの首が同時に放つ引力光線トリプルトルネードを放とうとする。

 

だがキングギドラの攻撃を防ぐようにキングギドラの左右の首の後頭部に2本のミサイルが命中した。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミサイルを後頭部に喰らってキングギドラは振り向く。

 

富士山麓の雲の隙間から航空自衛隊の戦闘機でシン・ゴジラ戦の『タバ作戦』にも参加したF-2の編隊が現れた。

 

さっきのはF-2の中射程空対空ミサイル『AIM-7F』別名『スパロー』だ。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

攻撃の邪魔をされたキングギドラは翼を広げて飛翔しようとするとキングギドラの左右の方向から砲撃音がした。

 

砲撃音から少し遅れてキングギドラの脚部や腹部に弾丸が命中する。

 

F-2の他にも地上には陸上自衛隊の10式戦車の部隊が展開していた。

 

10式戦車もまたシン・ゴジラ戦のタバ作戦に参加したことがある。

 

キングギドラ「グオォォォォォォリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

空と地上からの攻撃を喰らいキングギドラは咆哮を上げる。

 

未来「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

キングギドラがF-2と10式戦車に一瞬の注意を向いた隙に未来は飛翔して攻撃を加える。

 

 

 

友里「キングギドラ、未来ちゃんと自衛隊に注意を向けています!」

 

弦十郎「よし、作戦通りだ」

 

友里の報告に頷く弦十郎。

 

キングギドラが富士山麓に居着いていることは調査部と連携していた緒川により持ち込まれたものでガウとヒオが1億3000万年前にタイムスリップするのを悟られないようにするのとこれ以上キングギドラに子供たちが拐われないようにするための妨害策なのだ。

 

 

 

未来が自衛隊と共に富士山麓でキングギドラと戦っている時、太平洋上に浮かぶ島―インファント島…モスラとヒオたち小美人たちの故郷の島。

 

その島の中央にある遺跡の中にガウとヒオはいた。

 

ヒオ「ゴジラ…いえ、ガウ。本当に良いんですか?例えキングギドラを倒したとしても…」

 

ガウ「がう。がうがう」

 

ヒオの言葉にガウは心配ないと言うように鳴く。

 

ヒオ「分かりました。フェアリー、手伝って」

 

フェアリー「きゅうー!」

 

ヒオが呼ぶとフェアリーが現れてヒオを乗せる。

 

ヒオ「行きます!」

 

フェアリーに乗ったヒオが両手を合わせて合掌するとガウの足元にインファントの意味を持つ紋様が現れた。

 

現れた紋様は光輝き始め徐に徐に輝きを増していく。

 

ヒオ「母なる星よ…私たちを…過去へ…」

 

念じるようにヒオが言うとガウとフェアリーに乗ったヒオは光の玉となって消えてしまった。




翼「ガウが過去へか…」

マリア「大丈夫かしら…ガウ」

切歌「それより未来さんたちも大丈夫デスかね?」

調「愛の力は無限だよ、切ちゃん」
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