戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今日でキングギドラ篇も最後だよ~♪」

ガウ「がう~!」

奏「んじゃ、見てくれよ?」

響「あれ?いま奏さんがいなかった?」

ガウ「がう?」


第158話 甘えるガウ

キングギドラ及び蘇生体ガイアギドラの戦いから翌日のS.O.N.G.本部にあるメディカル室。

 

エルフナイン「はい、検査はこれで終了です」

 

ガウ「がう~」

 

響「それでエルフナインちゃん、ガウくんの体に何か問題は無さそうなの?」

 

エルフナイン「まだ詳しい結果が分かりませんから断言は出来ませんが健康状態は何ら問題は無いハズです」

 

響「そうか~…良かったね、ガウくん♪」

 

問題は無いと聞いて安心して響はガウの頭を撫でた。

 

ガウ「がう~♪」

 

頭を撫でられてガウは嬉しそうに尻尾を振る。

 

エルフナイン「ただ…」

 

響「どうかしたの?やっぱり何か病気が…」

 

エルフナイン「いえ、健康のことではなく。ガウくんの年齢が1億3000歳を越えてるんですが…見た目上は前と代わりないんですよ…それで…あれ?」

 

長々とガウの年齢のことを話していたエルフナインだったがいつの間にか響とガウの姿が無かった。

 

 

 

エルフナインの長々の話から逃げ出した響とガウは家に帰っていた。

 

ガウ「がうがう~♪」

 

響「ちょっとガウくん、くすぐったいよ~」

 

いつになく甘えてくるガウに響は言う。

 

未来「1億3000万年も会えなかったからね。そりゃあ、甘えたくなるよ」

 

料理をしながら未来は言う。

 

未来「でも良かった。ガウくんやヒオさんが無事に帰ってきてくれて」

 

響「そうだね」

 

ガウ「がう~♪」

 

今度は未来に甘えだすガウ。

 

未来「もう、ガウくんったら~」

 

響「あー!ガウくんだけズルい!私も未来に甘えたーい!!」

 

未来「響ったら…甘えるのは良いけどご飯が遅くなっちゃうよ?」

 

響「うっ…それはそれでとてつもなく困る!!」

 

未来に甘えようとする響だったがご飯が遅くなると言われて我慢するのだった。

 

未来「ガウくんも。もう少しでご飯が出来るから響と遊んでて」

 

ガウ「がう~」

 

未来に言われてガウは響の元へ行く。

 

響「よぉし、ガウくん!ご飯が出来るまで遊びまくるよぉ!」

 

ガウ「がう!がうがう、がう~!」

 

響の提案にガウは賛成で嬉しそうに尻尾を振りながら鳴くのだった。

 

そんなガウたちの姿を遠くの建設中のビルの屋上から眺めている人物がいた。

 

首飾りに赤い勾玉を付けている少女だった。

 

?(フィーネの忘れ形見シンフォギア…そして人物が生み出した災厄の生物、ゴジラ…いつか彼はこの星の敵になる…そうなればあの子と戦うことになる…この星の守護神と…)

 

勾玉を握りしめてそう少女が思っていると勾玉が赤く光っていた。

 

 

 

?「ガアァァァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

Continued on next time




リク「次回をお楽しみに!」

ゼロ「へへっ、もうすぐ俺たちが出てくるぜ」

リク「え?」

ゼロ「え?」

ペガ「じゃあ、次回をお楽しみに!」

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