戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今日もリクエスト回だよ~!」

クリス「3話くらいはこのリクエスト回だぜ」

調「そして!なんと戦姫絶唱シンフォギアPROJECT Gがあと3話で総数200話!!」

切歌「デスから総数200話を記念して2回目の長編が行われるのデース!!」

マリア「どんな話になるかはお楽しみにね?」

翼「ではまず本編を見てくれ」

ガウ「がうがう~♪」


200話突破記念特別回
ゴジラVSウルトラ戦士 ~世界を越える絆~


マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガパンドン「ギャギャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

青を基調とした鳥のような姿をしているが、翼は前脚とは独立して背中に存在しているという西洋のドラゴンのような姿をした怪獣ー『風の魔王獣 マガバッサー』、左腕の鉤爪と右腕の大鋏を持った大柄に怪獣『土の魔王獣 マガグランドキング』、タツノオトシゴの様な顔と胸鰭を有しており、どこかとぼけたようなユーモラスな顔つきと相まってややコミカルな印象を受ける怪獣『水の魔王獣 マガジャッパ』、癒合した頭部を持つ姿をしているが、一方で下半身は冷え固まった溶岩の様に黒みがかってひび割れたような質感をしている怪獣『火の魔王獣 マガパンドン』が東京のど真ん中で暴れていた。

 

マガバッサーたちは世界を滅ぼすと言われる怪獣たち『魔王獣』と呼ばれている。

 

マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

翼を使って風圧による衝撃波『マガ衝撃波』を放って辺りの建物を吹き飛ばした。

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

胸部の発光体から発射するレーザー光線『マガ穿孔』を放ってビルを穴だらけにしていた。

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガジャッパは足を上げて建物を踏み潰し破壊する。

 

マガパンドン「ギャギャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

全方位の火炎弾『マガ火玉火炎弾』を繰り出して辺り一面を火の海にしてしまう。

 

途中何回か自衛隊による攻撃が行われたが魔王獣たちに効くハズもなくことごとく返り討ちにあわせて向かうところ敵無しの魔王獣たちの進撃は続くかに思われた。

 

だがそれは続くハズもなかった。

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガジャッパは頭部先端から放たれる黄色い高圧水流による攻撃『マガ水流』を放ち建物を水圧で破壊したその時だった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

破壊された建物の地面からゴジラが出現して地上に出るとマガジャッパに放射火炎を放った。

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

放射火炎を喰らいマガジャッパは大きく後退する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガジャッパを後退させたゴジラは残りの魔王獣であるマガバッサー、マガグランドキング、マガパンドンの3体にも放射火炎をそれぞれ放って攻撃した。

 

マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

マガパンドン「ギャギャアァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

放射火炎を喰らいマガバッサー、マガグランドキング、マガパンドンの3体は後退する。

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

防御力が魔王獣の中でトップクラスのマガグランドキングは直ぐに反撃に出て胸部の発光体から発射するレーザー光線―『マガ穿孔』を発射した。

 

ゴジラ「!!」

 

マガ穿孔を発射したマガグランドキングを見てゴジラは急いで回避した。

 

ゴジラが回避すると後ろにあったビルに大穴が開いた。

 

マガパンドン「ギャキャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガ穿孔を回避したゴジラにマガパンドンがマガ火球を発射する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

マガ火球を喰らいゴジラは後退する。

 

マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

後退したゴジラにマガバッサーが翼を使って風圧による衝撃波―『マガ衝撃波』を放つ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

マガ衝撃波を喰らいゴジラは転倒する。

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

両手の吸盤部分から放つガスで敵を包み込んでそれを再び両手で吸引する技―『マガ吸引』でゴジラを吸い寄せる。

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

動きを封じたゴジラにマガジャッパはゼロ距離から頭部先端から放たれる黄色い高圧水流による攻撃マガ水流を発射した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

ゼロ距離からマガ水流を喰らい再び転倒する。

 

ゴジラ「グルルルルル……」

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

立ち上がろうとするゴジラをマガグランドキングが踏みつけて押さえ付ける。

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

押さえ付けたマガグランドキングはゴジラに至近距離からマガ穿孔を放とうとする。

 

その時だった。

 

マガグランドキングの頭部に12基のミサイルが命中、ゴジラから引き離した。

 

マガグランドキング「グオウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……」

 

ミサイルが飛んで来た方をマガグランドキング、釣られてマガバッサー、マガジャッパ、マガパンドンが見るとロケットに乗った響、翼、クリス、マリア、調、切歌の装者たちが接近していた。

 

今のはクリスのMEGA DETH INFINITYだ。

 

響「何とか間に合った!」

 

翼「しかし何だ!?あの怪獣は!?」

 

調「禍々しい感じがする…」

 

魔王獣たちを見て言う。

 

切歌「クリス先輩のミサイルを受けても傷すら付いてないデース!?」

 

12基のミサイルを頭部に喰らいながらも傷すら付いてないマガグランドキングを見て言う。

 

クリス「そんだけ奴の装甲があるってことだろ!」

 

マリア「なら脆い箇所を狙うだけ!」

 

マガグランドキングの脆い箇所頭部に思われる目にマリアが攻撃を仕掛けようとした時だった。

 

マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マリアに向かってマガバッサーがマガ衝撃波を放った。

 

マリア「くっ!?」

 

マガ衝撃波をギリギリになって回避するがマガバッサーはマガ衝撃波を連射する。

 

切歌・調「「マリア!!」」

 

マリアを助けようとする切歌と調。

 

マガパンドン「ギャキャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マリアを助けようとした切歌と調の前にマガパンドンが現れて妨害する。

 

クリス「野郎…」

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マガバッサーとマガパンドンをマリアたちから引き離そうと攻撃しかけたクリスにマガグランドキングがマガ穿孔を発射して邪魔をする。

 

クリス「くそっ!!」

 

マガ穿孔で邪魔をされてクリスは攻撃を中止して回避する。

 

翼「立花!」

 

響「は…」

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マリアたちに加勢しようとした翼と響の前にマガジャッパがマガ水流で妨害する。

 

クリス「うおらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ガトリングガンでマガグランドキングを攻撃するがマガグランドキングの装甲には傷1つ付かなかった。

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ガトリングガンで攻撃してくるクリスにマガグランドキングは額のクリスタルからコインを発射する。

 

クリス「なに…うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

思いもよらぬ攻撃にクリスは驚いて慌てて回避するが間に合わず撃墜されてしまった。

 

マガパンドン「ギャキャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガパンドンは自身の肉体を燃やすとさっきまでは比にならないマガ火球を発射した。

 

切歌・調「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

強化されたマガ火球を喰らい切歌と調も撃墜されてしまった。

 

マリア「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

マリアは左腕の篭手から引き抜いた小太刀を周辺に展開・放出する高範囲攻撃―『INFINITE†CRIME』を繰り出す。

 

マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マリアのINFINITE†CRIMEをマガバッサーは翼を使い爆風を起こして小太刀を吹き飛ばす。

 

マリア「もらった!!」

 

INFINITE†CRIMEを囮にマリアは聖剣のアームドギアでマガバッサーの後ろから迫ってきていた。

 

マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

だがマガバッサーはマリアの策を気付いておりどこからか大剣を出すとマリアの聖剣を迎え撃った。

 

マガバッサーの大剣がマリアの聖剣に触れた瞬間、マリアの聖剣が一方的に破壊されてしまった。

 

マリア「なっ!?きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

聖剣を破壊されてマリアも撃墜されてしまった。

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガ水流を発射するマガジャッパだが響と翼は余裕で回避した…つもりだった。

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガジャッパは額のクリスタルを光らせると回避されたマガ水流が2つに別れて凍りつき槍のようなものになると響と翼のロケットを後ろから貫いた。

 

翼「バカな!?」

 

響「うそっ!?」

 

思いもよらぬ攻撃に響と翼は驚いてしまうがロケットを貫かれて2人共も撃墜されてしまった。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

装者たちがやられたのを見てゴジラは怒りの咆哮を上げると立ち上がって魔王獣たちに向かっていく。

 

マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガパンドン「ギャギャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

向かって来るゴジラにマガバッサーはマガ衝撃波、マガグランドキングはマガ穿孔、マガジャッパはマガ水流、マガパンドンはマガ火球を繰り出す。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

魔王獣の技を全て喰らってしまいゴジラはダウンしてしまう。

 

 

 

エルフナイン「ガウくん、皆さん!?」

 

魔王獣の前に倒されたゴジラと装者たちを見てエルフナインは声を上げる。

 

弦十郎「あの怪獣たちの技はまさか!?」

 

友里「間違いありません!キャロルが使用していたオートスコアラーの哲学兵装です!!」

 

マガバッサーの大剣はタロットの小アルカナ『剣』を司るオートスコアラー、『ファラ・スユーフ』が使っていた『剣殺し(ソードブレイカー)』。

 

マガグランドキングが出したコインはタロットの小アルカナ『硬貨』を司るオートスコアラー、『レイア・ダラーヒム』が使っていた『投げ銭』。

 

マガジャッパの水を操り凍らせる能力はタロットの小アルカナ『聖杯』を司るオートスコアラー、『ガリィ・トゥーマーン』の能力。

 

マガパンドンはタロットの小アルカナ『杖』を司るオートスコアラー、『ミカ・ジャウカーン』のオートスコアラーのエネルギー源である想い出の焼却効率を限界まで引き上げ4分間戦闘能力を増大させる『バーニングハート・メカニクス』と呼ばれる決戦機能だ。

 

藤尭「何で怪獣がオートスコアラーの哲学兵装が使えるんだ!?」

 

友里「知らないわよ!」

 

魔王獣たちが哲学兵装でシンフォギアを追い込んでいるのを見て驚いていると新たにアラートが鳴り出した。

 

弦十郎「今度は何だ!?」

 

友里「現場上空にワームホール反応を検知しました!」

 

弦十郎「なんだとぉ!?」

 

 

 

マガバッサー「クワアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マガジャッパ「キュゴルガアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

マガパンドン「ギャギャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

響たちとダウンしているゴジラに止めを刺そうとマガバッサーたちが近づいた時、空にワームホールが開いた。

 

開いたワームホールから4つの影が飛来した。

 

ワームホールから現れた影は4人の巨人だった。

 

1人目は鮮やかな明るい青・黒・金・銀の体色をした巨人―『ウルトラマンアグルV2』。

 

2人目は赤と青のツートンカラーで銀色のラインが全身に走っている巨人―『ウルトラマンゼロ』。

 

3人目は赤と銀の体色で額、胸部、両肩、両腕、両脚についた水色のクリスタルが付いた巨人―『ウルトラマンギンガ』。

 

4人目は全身にあるV字型のクリスタルあり、胸の光球―カラータイマーもV字型、体色は赤と黒が基調で顔にはもみあげがあり、なかなかにワイルドな顔立ちとなっている巨人―『ウルトラマンビクトリー』。

 

ゼロ「やっと見つけたぜ、魔王獣!!」

 

ビクトリー「ここで決着を…!?」

 

ゼロたち4人のウルトラマンが魔王獣に構えた瞬間、魔王獣たちの後ろが大穴が開いた。

 

開いた大穴に魔王獣たちは一斉に入り姿を消したのだった。




未来「次回をお楽しみに」

リク「この小説がもうすぐ200話なんて…」

ライハ「よっぽど暇みたいね」

弓美「アタシたちの出番…いつになるかな…」

詩織「そうですね…」

創世「あー、私も早くゴッジーと遊びたい~!」

ガウ「がうっきし!」←ゴッジー

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