戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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マリア「今日は久しぶりに私たちにも出番があるみたいね」

切歌「出番があって良かったデス!」

調「うん。それではどうぞ!」


第166話 旅は道連れ世は情け ~巨大怪物戦7~

響「ふえ~!これがオブジェクトって言うんですかぁ~!」

 

ガウ「がう~」

 

ベースゾーンを見学していた響とガウはベイビーマグナムの整備施設に来ていた。

 

フローレイティア「オブジェクトは各勢力でマチマチだけど基本は全長50M、総重量20万t、核攻撃も通用しない装甲とその装甲を撃ち抜く主砲を持った最強兵器よ」

 

響「言ってること全然分かりませんが凄いって言うのは分かりました!」

 

フローレイティア「そ、そうか…でも最強兵器とは言え怪獣には敵わなかったけど」

 

ガウ「がう…」

 

フローレイティアはガウはチラリと見るがガウはプイッと別方向を向いた。

 

響「あれでも一応は手加減したもんね」

 

ガウ「がう」

 

ミリンダ「あれでてかげんしてたんだ」

 

後ろからミリンダが現れて言う。

 

響「えっと貴女は?」

 

フローレイティア「うちのオブジェクト、第一世代のベイビーマグナムのエリートのミリンダ、ミリンダ・ブランティーニよ」

 

ミリンダ「ミリンダだよ。よろしく」

 

響「私は立花 響、でこの子はガウくん」

 

ガウ「がう~!」

 

ミリンダに挨拶する響とガウ。

 

響「それでミリンダちゃんがあのベイビーマグナム?って言うのを動かしてるの?」

 

ミリンダ「そうだよ。ベイビーマグナムのエリートはわたししかいないから」

 

響「凄いね!私より年下なのにあんなおっきいロボット動かしてるんだ!」

 

ミリンダ「す、すごい…かな…?」

 

響に凄いと言われてミリンダは少し恥ずかしがっていた。

 

響「うん、凄いよ!ね、ガウくん!」

 

ガウ「がう~!」

 

ミリンダ「あ、ありが…とう…」

 

響とガウの素直な感想にミリンダは恥ずかしい感じがしていたが笑顔で言う。

 

 

 

翼「それにしてもあの2人は大丈夫だろうか?」

 

S.O.N.G.の食堂にて翼は不意にそう呟いた。

 

マリア「あの2人なら直ぐに打ち解けるわ」

 

調「うん。人選は大丈夫なハズ」

 

クリス「怪獣たちが見張ってるとは言え一足触発なのは変わりねーけどな」

 

切歌「あ~あ、私も異世界の基地に行ってみたかったデス」

 

調「切ちゃん、遠足に行くわけじゃないんだから…」

 

切歌「分かってるデスよ~」

 

…と食事をしながら話す面々。

 

クリス「にしてもアイツら(正統王国軍)、どうやってこっち来たんだ?」

 

マリア「そうね。1人、2人がギャラルホルンの影響で来たのなら分かるけど…」

 

翼「ギャラルホルンが起動およびそれに類似する聖遺物の反応は確認されていないし、ましてや一個大隊丸ごとだからな」

 

調「じゃあ、侵略宇宙人が何かしたのかな?」

 

切歌「それだと何で異世界から軍の皆さんをこっちの世界に連れてきたんデスかね?」

 

翼「確かに。下手をすれば今回のように我々は現に彼らと友好的になってはいる」

 

マリア「そうなれば侵略宇宙人が現れれば協力態勢が出来るのに」

 

正統王国軍第37機動整備大隊がどうやって自分たちの世界に来たのか考え始める翼たちだった。




サンジェルマン「この章のあとは私たちが再び登場するかしら?」

カリオストロ「あーしはあると嬉しいな~」

プレラーティ「私たちが再登場すれば場が盛り上がるワケだ」

サンジェルマン「ならば何としても出番を勝ち取るわよ!」

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