未来「今からは本編になります」
切歌「出てくる人とかで本編が何か分かる人がいたら言っちゃいけないデスよ!」
調「ネタバレ防止です。ではどうぞ」
弦十郎が響と未来に召集を掛けた時から少し時間を遡った札幌市営地下鉄南北線の始発電車車内。
石田「ん?うわっ!?」
運転手の『石田』は線路が途中で瓦礫や砂などが落ちているのに気付いて脱線する前に急ブレーキを掛けた。
「きゃっ!!」
「うわあっ!!」
急ブレーキを掛けたことにより乗客たちは椅子から落ちないように踏ん張ったり、踏ん張れずに落ちる。
石田「………」
運転室から車外を見る石田。
辺りは崩落したのかと思われる瓦礫の山があった。
すると床でガタガタと何かが這うような音がした。
石田「?」
音が気になった石田は懐中電灯を出して窓を開けると近くを照らした。
しかし何も見付けられなれかった。
気のせいかと思った石川は運転室内に戻った。
前を照らしたその時だ。
?「ウェギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
石田「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
下から1つ目の怪獣が姿を現した。
現した1つ目の怪獣は窓ガラスを分解するように吸収した。
石田「あ…あぁ…」
?「ギャルルル…ギャルルル…」
窓ガラスを吸収した1つ目の怪獣は石田を見るとある部分に反応して運転室内に侵入した。
石田「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「石田さん!?どうしたんですか、石田!?」
悲鳴を聞いて様子を見に来ていた車掌の1人が運転室のドアを叩いた。
するとレールが上がった瞬間、石川の右手と大量の血が飛び散った。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
大量の血が飛び散ったのを見て乗客たちは逃げ始めた。
同時に屋根ではガタガタと這うような音がしていた。
?「ウェギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
逃げる乗客たちの行方をを遮るように屋根からさっきの1つ目の怪獣が姿を現した。
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
乗客たちの悲鳴が車内に響き渡った。
電車の異常を察知した管制室からの通報を受けて警察が地下に向かっていた。
「車両を確認!これより…」
?「ウェギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
車両を発見して警官たちが向かいかけた時、車両を襲った1つ目の怪獣が現れた。
しかも1匹ではない、屋根に張り付いているように数十はいる大群であった。
?「ウェギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
警官たちを見た1つ目の怪獣たちは警官つの胸に過剰に反応、襲い掛かった。
弦十郎「っと、今現在に至る」
召集した響たちと合流した翼とマリアにことの現状を伝える。
エルフナイン「地下鉄に現れた怪獣たちは恐らく昨夜未明に落下した隕石に付着・または中で眠っていたものと思われます」
翼「消えた隕石は現れた怪獣たちと関係があるのか?」
クリス「それでアタシらはどうしたらいいんだ?」
弦十郎「今回は自衛隊と合同で地下鉄に入り、生存者がいれば救出。もし怪獣たちが襲ってきたら迎撃してくれ」
響「分かりました!」
調「でも怪獣の数や詳しいことが分かんないんじゃ慎重にやらないと…」
切歌「はぁ…こんな時にガウくんがいてくれたら…いったいどこに行っちゃったデスか?」
翼「確かに…シドニーからずっと行方が分からないんですか?」
弦十郎「残念ながら…」
マリア「別の場所で怪獣が現れたとかは?」
友里「いえ、そんな報告は来ていないわ」
藤尭「司令、大変です!ベーリング海のアドノア島にガウくんが出現、京都国立生命科学研究所の研究員たちを襲っているそうです!!」
弦十郎「なんだとぉ!?」
藤尭の報告に全員が驚く。
響「ど、どういうことですか、それ!?」
クリス「またガウの偽者とかじゃねーだろうな!?」
藤尭「分かりません、アドノア島にガウくんが現れたのは確かです!」
弦十郎「こんな時に…仕方あるまい。翼、マリアくん、切歌くん、調くん、クリスくん、未来くんはここに残り自衛隊の指揮官の指揮に従ってくれ!響くんは我々と共にアドノア島に向かう!以上!!」
地下鉄構内には謎の怪獣たちの群れ、アドノア島にゴジラが同時にことを起こされて弦十郎は指示を出すのだった。
マリア「お、おはこにゃばちにんこ!」
翼「何をしているんだ、マリア?」
マリア「緒川さんから声優の仕事をね…」
翼「いやそれは全く別の人じゃ…」
マリア「雰囲気が似てるかららしいわ…」
翼「なるほど…ならば私も…おはこにゃばちにんこ♪」(フェイト風)
マリア「ちょっと!?違うキャラが出てるわよ!?」
liko『次回をお楽しみに~♪』