戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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弦太郎「よう、響!今日はなんか大変なことになってるみたいだな」

響「はい!でもどんなことがあっても負けません!」

弦太郎「そうか!じゃあ、最後に…」

響「はい!」

「「宇宙、キタァー!!」」

ガウ「がうがう…」

訳:何で宇宙の仮面ライダーが?


第176話 鉄・拳・制・裁

響「ガウくん…」

 

卵の前で丸くなって眠っているゴジラの映像を見て響は困惑していた。

 

弦十郎「研究員たちの話では卵を守るようにあの場から動こうとはしないらしい」

 

隣で弦十郎は言う。

 

今、響たちはゴジラがいる所から約3km離れた場所にテントを張り前衛指揮所を構えていた。

 

藤尭「あの卵と何か関係があるのかな?」

 

友里「ガウくんが守るような行動するほどかしら?」

 

謎の卵を守るような行動するゴジラに頭を抱えていた。

 

するとエルフナインがやって来た。

 

エルフナイン「多分藤尭さんの予想は当たっています」

 

響「ふえ?どういうこと?」

 

エルフナイン「大前博士からの報告で恐竜の化石を調査していました」

 

そう言ってエルフナインは写真を幾つか出して見せる。

 

エルフナイン「一方はプテラノドン。もう一方はゴジラザウルスだと思われます」

 

弦十郎「ゴジラザウルス…ガウの同族がここにいたのか?」

 

エルフナイン「はい。ただしガウくんがいたのよりずっと昔ですが」

 

響「それとガウくんが卵を守ってる理由って何なの?」

 

エルフナイン「恐らくあの卵はゴジラザウルスの卵ではないのかと思われます」

 

友里「じゃあ、ガウくんが研究員たちを追い払って卵を守るような行動をしているのは同族だから?」

 

藤尭「でも同族だからって別の島を住処にしている卵を守るんですか?ライオンや猿だって別の島や群れの同族には攻撃するじゃないですか」

 

エルフナイン「一般的な動物はそうですがガウくんたちゴジラザウルスは温厚な性格であるがために同族同士の衝突は皆無だったそうです。むしろ親を亡くした子供を代わりに育てたりしていたそうです。だからガウくんが別の島を生息地にしていた同族の卵を守るのは必然かと思われます。それに…」

 

弦十郎「あの卵がガウ以外のゴジラザウルス唯一の生き残り…か」

 

エルフナイン「はい、その通りです」

 

響「どうにかしてガウくんを連れ帰れないかな?」

 

エルフナイン「難しいかと…卵を守るとなるとガウくんは動かないどころか近付く者には見境なく襲いかかってくるかと」

 

響「ガウくん…」

 

ガウ「がう?」

 

友里「あ、ガウくん。すぐにココア持ってくるから…って…」

 

「「「「「ガウ/くん!?」」」」」

 

普通にその場にいたガウに全員が驚く。

 

ガウ「がう?」

 

なぜ驚いてるの?っとガウは首を傾げる。

 

響「ガウくん、卵は!?」

 

ガウ「がう」

 

響に言われてテントの入口を開けると目の前に卵があった。

 

どうやら1人で守るよりみんなで守ろうと言うことらしい。

 

響「師匠、お願いします!!」

 

弦十郎「うむ、分かった!!」

 

ガウ「がう?がう…ぎゃう!?」

 

響に言われて弦十郎はガウに鉄拳制裁を叩き込んだ。

 

響「もう、みんなに心配かけちゃダメだよ!!」

 

ガウ「が、がう~……」

 

鉄拳制裁を喰らいガウは涙目になりながらも響に言われて頷く。

 

藤尭「しかし…この卵、どうします?」

 

エルフナイン「流石にこのまま放置とはいきません。本部まで輸送しておきます」

 

弦十郎「なら卵は俺たちに任せて響くんは直ぐにガウと一緒に札幌に向かってくれ」

 

響「はい!」

 

ガウ「が、がう…」

 

卵を弦十郎たちに任せて響とガウは札幌市に戻ることになった。

 

それが新たな敵との対峙することになるとは知らずに…。




響「た、大変だよー!作者が徹夜し過ぎて明日の…」

作者「いや、明日分はあるから安心しろ」

響「あ、生きてた!」

作者「勝手に殺すな!!寝不足なんだからな、こっちは!!」

響「す、すみません…」

作者「っと言うわけでみなさん、明日は大丈夫ですが明後日からのが間に合わない可能性があるのでご了承ください。では…」

響「次回を…」

作者「お休みなさい…Zzzzz…」

響「そっちですか!?」

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