来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
エルフナイン「え!?」
来た来た来た来たぁ!やっと☆5のシンフォギアが来たぁ!
エルフナイン「そ、それは良かったですね…」
でも防人だったか~…
翼「私では不満か?」
そりゃもう奏さんか悪くても響が…げっ…
翼「そうか…ならば…我が防人の力を示してやろう!」
ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!←全力逃走
エルフナイン「それでは本編をどうぞ」
マリア「ここが玉泉洞ね」
二人は今、沖縄県南城市玉城字前川にある鍾乳洞である『玉泉洞』に来ていた。
翼「凄い広さだな」
マリア「まだ調査中の空間もあるみたいよ」
二人は案内図兼ガイドブックを見ながら奥へ行ってみる。
観光地でもある玉泉洞には観光客が多くいたが変装した二人にはまだ気付いてはいなかった。
マリア「しかし凄いわね。これほど大きく綺麗なのを人ではなく自然が作ったなんて」
翼「何百、何千と掛けて作る…それが自然の神秘なのかもしれないな…ん?」
キラッと何かが光ったのに気付いた翼は近付いた。
翼「石か?」
サングラスを取って光った何かを拾い上げる。
翼(いや、この感触…金属か?どうしてここに…しかもこの光沢は…)
それは不思議な光沢を放っている金属だった。
マリア「翼、どうしたの?」
翼「あぁ、変なのを拾ってな」
さっき拾ったのをマリアに見せる。
マリア「これって金属?」
サングラスを取って翼の手のひらにある金属を受け取って見る。
マリア「鉄パイプか梯子の欠片か何かじゃないの?」
翼「さぁな。だが見たことない光沢を放っているから気になってしまって…」
翼に言われてマリアはもう1度金属を見てみる。
マリア「そうね…言われてみればそうかもしれないわ。一応帰ったら緒川さんに頼んでエルフナインに見てもらいましょう」
金属を返しながらそう言うマリア。
翼「そうだな」
金属を見てそう話す二人。
(因みに今更ながら緒川は関係施設への連絡やらなんやらで奔走中である)
その時だった。
観光客A「あれ?あの人、風鳴 翼さんじゃね?」
観光客B「え?あ、本当だ!」
観光客C「じゃあ、隣にいるのはマリア・カデンツァヴナ・イヴか!?」
観光客D「うっそ、マジで!?本物じゃん!?」
サングラスを取って素顔を見せてしまったために観光客の誰かがそう言うと翼とマリアを見てワラワラと観光客たちが騒ぎながら二人を囲むように集まり始めた。
翼・マリア((ま、マズイ!?))
翼「マリア、逃げるぞ!」
マリア「え、ちょっと!?」
完全に囲まれる前に翼はマリアの手を取って観光客たちを払い除けて逃げ始めた。
観光客A「あ、逃げたぞ!」
観光客B「マリアさーん!サインくださいん!」
観光客C「翼さーん、握手してー!!」
しかしトップスターである歌姫コンビを観光客たちは諦める訳がなく、まるで草食動物を追いかける肉食動物が如く二人を追いかけるように走り始めたのだった。
この時、二人は同時に同じ事を思っていた。
翼・マリア((緒川さん、助けてぇー!!))
ぐっ…前に引き続きこうなるとは…
クリス「全部お前の自業自得だろ?」
はい、すいません。
では次回にてお会いしましょう!