戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「昨日のXD大変だったねー」

切歌「ウェル博士が司令官なのはいやデス!」

マリア「そうね。博士が司令をするならわ…」

はやて「ウチがしたろうか?」

クリス「あんたは胸を揉みたいだけだろ!って言うか違う作品のキャラクターだろ!?」

はやて「ぐっ、バレてもうたか…」

響「あの、早く本編にいきましょう」


第178話 爆破作戦(立案)

地球外生命体及び巨大植物対策本部では現状の報告が行われていた。

 

S.O.N.G.である翼たちは自衛隊主導のために同席出来ず、巨大植物と怪獣たちの監視をしていた。

 

渡良瀬「みなさんもご存知の通り、酸素は我々人類及び生物にとってはなくてはならないモノです。しかし見落とされがちですが同時にそれは毒でもあります」

 

ロビンソン百貨店札幌店に現れた巨大植物の写真をスクリーンに投影しながら渡良瀬は解説を続ける。

 

渡良瀬「超高圧または高圧の酸素を吸い続けた場合、酸素中毒になり呼吸困難や意識喪失、痙攣などの症状が起こり最悪の場合、死に至ります」

 

連隊長「なるほど…だがなぜ現場一帯の酸素濃度が上がっている?」

 

渡良瀬「それは恐らくこの巨大植物…我々は『草体』と仮で呼んでいます。この草体が大量の酸素を生産していると思われます」

 

巨大植物―仮名称で『草体』が大量の酸素を生産し、酸素濃度を上昇させていると報告する。

 

連体長「それだと草体を早く破壊せねば…」

 

花谷「しかし地下にいる怪獣たちをどうにかしないことには…」

 

「連隊長、今から52年前に実際に1966年1月23日の東京丸の内に出現したジュラ紀に存在した巨大植物『ジュラン』こと『マンモスフラワー』の前例にならい炭酸ガス固定剤を投下、そして根は火炎放射器で怪獣ごと殲滅するのはどうでしょう?」

 

渡良瀬「いえ、それは止めた方がよろしいかと」

 

連隊長「なんだと?」

 

渡良瀬「酸素濃度が高いと爆発や火炎など酸素を使用すると威力は高まるのと同時に更なる危険が伴われます。それと地下にはまだどれだけの数の怪獣がいるか分かりません。S.O.N.G.と合同作戦にしろ数が多ければシンフォギアでも厳しいハズです」

 

連隊長「確かに…ならば炭酸ガス固定剤と爆破による二重攻撃を敢行する。ただし炭酸ガス固定剤は爆破後、さらに爆破は酸素濃度を計算し地下鉄構内に限定!怪獣による襲撃があった場合はシンフォギアと合同で迎撃する!」

 

炭酸ガス固定剤と爆破による二重攻撃を結構に誰も異議を唱えなかった。

 

 

 

渡良瀬「以上がこちらの対策会議で決まったことです」

 

翼「分かりました。S.O.N.G.として協力は惜しみません」

 

渡良瀬の報告で作戦のことを聞く。

 

クリス「しかし本当に根を壊しただけで何とか出来るのか?」

 

切歌「そうデスよ。もし効かなかったら…」

 

作戦の内容を聞いてクリスと切歌は効くかどうか不安があった。

 

花谷「恐らくそこは心配いらないかと。あの酸素濃度での爆発ではいくら宇宙怪獣でも無事ではいられないハズですよ」

 

未来「それで作戦はいつ開始されるんですか?」

 

渡良瀬「作戦準備は本日19:00、爆破はその1時間後の20:00になります」

 

マリア「分かりました。それまで待機しています」

 

そう話す面々だったが作戦準備から30分後、事態は更なる局面を迎えることになるのはまだ誰も知らない。




緊急告知!

ゼロ「よう、みんな!ウルトラマンゼロだ!最近、俺たちウルトラマンを語るしゃくれた奴がいるらしい。しかもソイツは巨大な白い猿の怪獣と一緒になって罪の無い怪獣を虐殺してるらしい。お陰で赤い通り魔のアイツもはた迷惑してるらしい。つー訳で近日中に俺たちウルトラマン総出でウルトラマンを語るしゃくれた野郎を倒すから期待しててくれよ?じゃあな、シェアッ!!」

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