戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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切歌「ド派手に行ったるデース!」

クリス「海賊王にアタシはなる!」

翼「巷で噂の海賊とは私たちのことだ!」

ガウ「がう?」

3人のノリがよく分からない


第181話 出現、マザーレギオン

ゴジラとソルジャーレギオンたちの戦いで出来た瓦礫を退かしながら渡良瀬たちは進んでいた。

 

変圧器の前まで行くとギアを纏った翼、クリス、調、切歌、マリア、響がいた。

 

渡良瀬「こんな所にいたんですか」

 

渡良瀬の声を聞いて翼たちは振り向く。

 

マリア「渡良瀬さん」

 

渡良瀬「こんなところに何をしてるんですか?」

 

調「あれって偶然かなって」

 

渡良瀬「え?」

 

調たちに言われて渡良瀬は見ると吹き飛ばされた電圧器の残骸に群がるソルジャーレギオンの死骸があった。

 

渡良瀬「電圧器に集まったのか?」

 

よく見ようと渡良瀬たちが近付いたその時、地面が大きく揺れて地面から巨大な姿が現れた。

 

マザーレギオン「ギオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ソルジャーレギオンより明らかに巨大で、頭には巨大な角状の器官、青い目をした昆虫型の怪獣―ソルジャーレギオンの母『マザーレギオン』が姿を現した。

 

切歌「で、でででで、デカイデース!?」

 

クリス「奴ら(ソルジャーレギオン)の親玉か!?」

 

響「ガウくんくらい大きい!?」

 

マザーレギオンの姿を見て構える。

 

マザーレギオン「ギルルルルル……」

 

構える翼たちを見てマザーレギオンは何かを確認すると反転して南方へ飛び去ってしまった。

 

渡良瀬「直ぐに空自に連絡!」

 

花谷「はい!」

 

その後、北海道と青森の間の海―『津軽海峡』の上空にて渡良瀬たちの連絡が受けてスクランブルした空自のF-15戦闘機がマザーレギオンにミサイル攻撃を開始。

 

ミサイルを受けてマザーレギオンは撃墜された。

 

 

 

ソルジャーレギオンたちに攻撃されて元に戻った時でも血が出ていた右腕にガウはテントにて未来に包帯を巻いてもらっていた。

 

未来「はい、これでもう大丈夫」

 

ガウ「がう~!」

 

未来に包帯を巻いてもらってガウは尻尾を振っていた。

 

響「未来~、ガウくんは大丈夫?」

 

テントに響が入ってきた。

 

未来「うん。血が出ていた割には傷自体は浅かったから大丈夫だよ」

 

響「よかった~!」

 

ガウ「がう~」

 

安心している響のほっぺにガウはほっぺをスリスリして甘えだした。

 

響「もう、ガウくん~!くすぐったいよ~!」

 

スリスリしてくるガウに響は言う。

 

そんなガウと響の姿を未来は微笑んでいた。

 

未来「そう言えば外で凄い音がしたけど…何かあったの?」

 

響「あぁ、それね。ガウくんが怪獣たちを倒したあと地下からその親玉っぽい巨大な怪獣が出てきたの」

 

ガウ「がう!?」

 

ソルジャーレギオンたちの親玉(マザーレギオン)が現れたと聞いてガウは驚く。

 

未来「それでその怪獣はどうなったの?」

 

響「さっき自衛隊の戦闘機が墜としたって」

 

未来「そう。これで終わったのかな?」

 

響「分かんない。とりあえず朝になったら怪獣が墜ちた辺りを探してみるって」

 

未来「そうなんだ…」

 

怪獣を自衛隊が墜としたと聞いて未来は内心…いや、誰もがこれで終わって欲しいと願っていた。

 

しかしその願いは儚く散ることになるのはまだ誰も知らなかった。




それはある一言から始まる…

友人「なぁ、クロアンとか出たら面白くね?」

作者「!?」

竜を討伐的なイベントがあったがまさかこんなすぐ近くに似たようなのがあったのを忘れていた…。

クロアン…やるか……

続く

クリス「いや、何がだよ!?何が続くんだよ!?」

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