響「未来~!」
クリス「アタシん家でイチャイチャするな!!」
渡良瀬「状況は!?」
丁度、東京に向かっていた渡良瀬と花谷が車から降りて状況を聞いた。
「すでに市内全域の一般人は霞目飛行場のにてヘリで避難していますが草体は更に活発化しています!」
花谷「S.O.N.G.とゴジラ!?」
「今こちらに向かっているそうです!」
渡良瀬「ギリギリと言ったところか…」
花谷「この状態では爆破と炭酸ガス固定剤も…」
渡良瀬「あぁ…無理だ」
仙台の時はまだ活発化したばかりであったから爆破が間に合ったが今回は活発化して時間が経っており下手な行動が取れない。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
そんな自衛隊に代わるように真逆の方向の地面からゴジラが出現した。
渡良瀬「ゴジラ!」
花谷「ということは…」
ゴジラが現れたのを見て渡良瀬たちはゴジラの近くからS.O.N.G.のヘリが来ていた。
ヘリから翼、マリア、クリス、切歌、調の5人が飛び降りてきた。
翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」
マリア「Seilien coffin airget-lamh tron…」
クリス「Killter Ichaival tron…」
切歌「Zeios igalima raizen tron…」
調「Various shul shagana tron…」
飛び降りながら起動詠唱を歌いギアを纏う。
渡良瀬「S.O.N.G.のみなさん!」
翼「ここは我らに任せてもらう!」
渡良瀬たち自衛隊の前に着地して言う。
ゴジラ「グルルルルル……」
レギオンプラントに向かって歩くゴジラ。
その時だ、ゴジラの足元から巨大な鎌が現れた。
「「「「「「「!?」」」」」」」
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」
現れた巨大鎌に全員が驚いていると巨大鎌はゴジラを捕らえて投げ飛ばした。
クリス「ガウを投げ飛ばした!?」
体重55000tはあるゴジラを大遠投する巨大鎌に驚く。
巨大鎌はゴジラを投げると地中に戻った。
響「落ち着いて!まだ余裕がありますから!」
霞目飛行場にて響と未来は避難する人々を誘導していた。
避難用に用意された大型輸送ヘリコプター『CH-47 チヌーク』(以後CH-47ヘリ)は数十機はあったが今は残り2機である。
これなら爆発する前に避難出来ると思っていた。
未来「響~!」
響「未来、どうしたの?」
未来「こっちはもう終わったから手伝いに」
響「ありがとう~!」
手伝いに来た未来に抱きついて言う。
未来「早くみなさんを避難させよう」
響「うん」
響と未来が人々を避難させようとした時、巨大鎌に投げ飛ばされたゴジラが地面に叩き付けられた。
未来「あれって!?」
響「ガウくん!?」
地面に叩き付けられたゴジラを見て驚く。
ゴジラ「グルルルルル……」
起き上がるゴジラ。
するとゴジラを仙台市からここ霞目飛行場まで投げ飛ばした巨大鎌が現れた。
マザーレギオン「ギオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
巨大鎌の下からさらにゴジラよりも巨大に成長しているマザーレギオンが姿を現した。
ゴジラ「グルルルルル……」
ゴジラが遥か遠くに立っているレギオンプラントを見るとマザーレギオンは守るようにゴジラを睨む。
レギオンプラントを破壊するにはマザーレギオンを倒すしかないと判断したゴジラは戦闘体勢をとる。
マザーレギオンもレギオンプラントを守ろうと戦闘体勢に入った。
100M超えの巨大怪獣同士の戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。
翼「しかし…元皇女で竜を狩る者となるとかなり大変なことになるな」
マリア「そうね。ガウからしたら竜を狩る=自身を狩るのと同じだからね」
エルフナイン「あれ?聞いてませんか?作者さんはどうやら死亡キャラを出すそうですよ」
アンジュ「え!?アタシじゃないの!?」
翼「誰だ!?」
アンジュ「ちょっと、作者射ってくる」
マリア「いやダメよ!作者が死んだら話が終わる!!」