戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今日も張り切って行こう!」

未来「張り切るのはとても良いけど…響の出番はあんまり無いみたいよ」

響「え!?私、主人公なのに!?」

未来「色々と事情があるみたいよ」

響「ちょっと~!どうなってるのよ~!!」


第186話 レギオンの正体

『仙台市の辺り一帯は草体の爆発による被害が大きく戦後の被害を軽く超える状態となっています』

 

『巨大レギオンと交戦したゴジラは自衛隊員の話によると重症の負った体で草体の破壊を試みましたが爆発に巻き込まれ死亡したとのことです』

 

『ゴジラに重症を負わせた巨大レギオンは自衛隊とS.O.N.G.の厳重な警戒網に引っ掛かることなくその行方は分かっておりません』

 

『世論はいち早く巨大レギオンを倒すべきという声が高まっています』

 

ニュースはゴジラの死亡とマザーレギオンのことばかりを報道していた。

 

 

 

仙台市一帯はレギオンプラントの爆発により壊滅状態であった。

 

建物や道路などは爆発の衝撃や熱で破壊され廃墟と化していた。

 

仙台駅があった爆心地には巨大なクレーターと巨大な焦げた黒い塊…ゴジラの遺体があった。

 

彗星が落ちようが、マグマの中を泳ごうが全く平気なゴジラでもゼロ距離の超大爆発には耐えられなかったのだ。

 

弦十郎「巨大レギオンが姿を消してから全く消息が掴めんな…」

 

緒川「各国の諜報部と連携して探しているのですが…どこにも」

 

弦十郎「そうか…」

 

エルフナイン「ですが今S.O.N.G.が直面しているのは響さんの精神問題です…」

 

友里「ガウくんがまた死んでしまいましたからね…」

 

響の現状のことを話す。

 

今、響はガウを2度も喪った悲しみにうちひしがれていた。

 

自分が近くにいながらガウを救うどころか草体の破壊をしようとするのを止めることすらできなかった自身を責めているのだ。

 

藤尭「ガウくんでもあの爆発を受けて耐えられなかったんですよね…」

 

ゴジラの遺体を思い出しながら言う。

 

 

 

その日の夕方、響以外の装者たちがS.O.N.G.発令室に来ていた。

 

弦十郎「やはり響くんは来なかったか…」

 

響がいないことに弦十郎は言うが誰も何も言えなかった。

 

弦十郎「響くんがいないが今からレギオンたちに付いてと現在の状況を話す。まず先日の戦闘で仙台駅を中心に仙台市一帯は完全に破壊されてしまっている」

 

メインスクリーンに破壊された仙台市を映し出しながら弦十郎は言う。

 

エルフナイン「次にレギオンに付いてですか北海道大学獣医学部で解剖した結果…小型レギオンには人でいう筋肉などの器官が無く、代わりにガスの圧力などで関節を動かしていると分かりました」

 

緒川「さらにレギオンの細胞組織は半導体の電子顕微鏡写真に非常に近い形をしているもようです」

 

切歌「つまり…どういうことデス?」

 

エルフナイン「つまり彼らはシリコンなどの土の中に豊富に含まれる物質を主食にしているんです」

 

緒川「それとレギオンたちは電磁波を可視化してコミュニケーションを取っているものと思われます。そしてそれを阻害するのを敵と判断し襲い掛かってくると思われます」

 

緒川がそ言うとメインスクリーンに無線機やラジオなどを映し出した。

 

緒川「これは小型レギオンにより殺害された地下鉄の乗客と警察の機動隊の持ち物です」

 

弦十郎「小型レギオンは無線機やラジオなどの電磁波が出るのを敵と見なして襲ったということか」

 

翼「だがそれだと矛盾していないか?」

 

マリア「そうね。シリコンなどを主食にしているなら豊富にあって電磁波のない豊かな土地に繁殖すればいいのに何でわざわざ電磁波の多い都市部を繁殖場に選んだのかしら?」

 

マリアの言うとおりシリコンなどを主食にしているならばわざわざ敵と判断する要因が多い都市部に繁殖場にするのは矛盾していた。

 

エルフナイン「恐らくですがそれが彼らの生態だと思われます」

 

クリス「どういうことだ?」

 

エルフナイン「レギオンたちはあえて電磁波の多い場所を繁殖場にして自分たちの敵を排除しながらその縄張りを拡げていくと思われます」

 

調「まるで一昔前の帝国か軍事国家みたい…」

 

エルフナイン「あと草体との関係ですが…」

 

クリス「草体は奴らの住みかだろ?爆発する」

 

エルフナイン「その爆発の意味を考えていました。あれは恐らく巣別れかと思われます」

 

調「巣別れ?」

 

緒川「蜂や蟻にある行動です。新たな女王が現れると旅立つ行動です」

 

クリス「その巣別れと爆発がどう意味するんだ?」

 

エルフナイン「前に恵庭岳近くへ落下した隕石…あれはレギオンの巣別れで別の惑星から飛来したものと思われます」

 

マリア「じゃあ、草体周辺の酸素濃度が高くなるのって…」

 

エルフナイン「少しでも遠くに飛ばそうと小型レギオンたちがシリコンなどを食べた時に出したものかと」

 

弦十郎「ならば次に狙われるのは…」

 

エルフナイン「電磁波が1番過密で、シリコンなどの物質が豊富なのは本土の首都・東京です」

 

マザーレギオンとソルジャーレギオンの次に狙う地が日本本土の首都・東京だと予想する。

 

藤尭「司令、先ほど日本本土から連絡!巨大レギオンが足利市に出現!自衛隊が防衛戦を開始、我々S.O.N.G.に出動要請がかかりました!!」

 

弦十郎「やはり東京を目指していたか。直ぐに参戦だ!響くんにもこのことを伝えるんだ!」

 

藤尭「はい!」

 

マザーレギオンとの戦いが再び切って落とされようとしていた。




ヴィヴィアン「う~ん…次に出るって噂のドラゴン…なんだか髪の毛がピリピリする~…」

ヒルダ「あの痛ヒメより早く仕留めるよ、ロザリー、クリス!」

ロザリー・クリス「「う、うん…そうだね……」」

ロザリー・クリス((い、言えない…私たちの出番が無いかもしれないなんて…))
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