調「切ちゃん、お誕生日…」
「「「「「「「「「「「おめでとう~!/がうがう~!/ございます!」」」」」」」」」」」
クラッカーを鳴らしてお祝いする面々。
切歌「みんな、ありがとうデース!!」
お祝いされて喜ぶ切歌、しかし……。
切歌「って…なんでパヴァリア光明結社の3人と奏さん、セレナがいるんデスか!?」
調たちに混じってクラッカーを鳴らしていたサンジェルマン、カリオストロ、プレラーティ、奏、セレナに驚く。
サンジェルマン「今の私たちは結社ではないわ」
響「え?」
カリオストロ「今のあーしたちは…」
プレラーティ「シンフォギア装者たちの…」
奏「誕生日祝い隊だ!」
セレナ「です!!」
どや顔で言うサンジェルマンたちに全員がズッコケた。
クリス「どこのアイドルを応援し隊だ、お前ら!!」
クリスの渾身のツッコミが入る。
サンジェルマン「仕方ないじゃない。私たちの出番は今しているレギオン編が終わればしばらく出番が無いのよ!」
響「それはメタ話!?」
カリオストロ「ここで少しでも出番を稼いで置こうってわけよ♪」
マリア「人の誕生日を出番稼ぎに使わないで!?」
プレラーティ「どこぞの鍛冶職人プレイヤーとドラゴンのテイマープレイヤーの開拓した村には入りたくないワケダ」
未来「勧誘受けてたんですか!?」
セレナ「XDでないと出番が無い私たちにはこれしかないんです」
調「だから何でメタ話するの!?」
奏「だからアタシたちは出番を諦めない!!」
翼「名言を弄って何を言っているんだ!?」
調「切ちゃんの誕生日なのに全く違う話になっちゃってる…」
切歌「まぁこの小説らしいと言えばらしいデス…」
ガウ「がうー…」
響「それじゃあ、切歌ちゃん。調ちゃんと屋上に行ってきなよ」
未来「ここは私たちで何とかするから」
調「分りました。行こう、切ちゃん」
切歌「了解デース!!」
響と未来に言われて切歌と調の2人は屋上に向かった。
2人が屋上に行くと満天の星空が広がっていた。
調「お星さまが綺麗だね、切ちゃん」
切歌「そうデスね~」
星空を見て調と切歌は言う。
調「ねぇ、切ちゃん…」
切歌「なんデスか?」
調「アダムとディバインウェポンとの時にしたあんな無茶なこと2度としないで」
切歌「ふぇ!?」
随分前に切歌がやらかした無茶なこと(響とサンジェルマンを守るためにディバインウェポンの光線を絶唱で受け止めた時にリンカーを大量摂取で絶唱の負荷を最小限に抑えていた)してあと1歩遅ければ死んでしまっていたかもしれないのだ。
切歌「うぅ…それを言ってほしくなかったデス…」
切歌自身もかなり反省していたようでしょげていた。
調「もしまたあんな無茶した許さないよ?」
切歌「わ、分かってるデス…」
調に釘を刺される切歌。
切歌「はぁ~…今日は誕生日なのに反省祭りなのデス…」
調「そうでもないよ」
切歌「へ?」
調に言われて空を見上げると数え切れないほどの流れ星が流れていた。
切歌「おぉー!流れ星デス!しかもたくさん流れてるデース!!」
流れ星を見て切歌はテンションが上がる。
そんな切歌の手を調は握った。
調「握ったこの手は…」
切歌「絶対に離さないのデス♪」
調「切ちゃん、改めてお誕生日おめでとう」
切歌「ありがとうなのデス♪」
本当の仲の良い2人である。
そんな2人の姿をこっそりついてきた響たちはほくそ笑んでいたのだった。
一方、宇宙では…。
ゼロ「おい、これいつまで蒔くんだ?」
ミラー「日が変わるまでじゃないですか?」
グレン「あと何時間あんだよ?」
ナイン「現在18時ジャスト」
ジャン「日が変わるまであと6時間だな」
ゼロ・グレン「「マジかよ!?」」
流れ星用に調達した隕石をばら蒔いて流れ星を起こしてる暇なUFZであった。
ゼロ「暇じゃねーよ!!」