未来「大切なことなので本編を見たあとに見てください」
切歌「それではどうぞデース!」
クリス「へー、コイツがゴジラザウルスの赤ん坊か…」
翼「なるほど、ゴジラに似ているな」
マリア「生まれたての子にしては確りした体ね」
切歌「可愛いデス!」
調「うん。確かに可愛い」
ベビーゴジラを見てクリスたちは言う。
ベビーゴジラ「キュルルルルル…」
クリスたちを見てベビーゴジラは響の後ろに隠れた。
初めて見る
響「よしよし、大丈夫だよ」
隠れたベビーゴジラを安心させようと響は言う。
ベビーゴジラ「キュルルルルル…」
響に言われてベビーゴジラは少し安心する。
ベビーゴジラ「!」
少し安心したベビーゴジラは鼻をヒクヒクさせるとマリアに近付いた。
マリア「な、なに!?」
ベビーゴジラ「キュルルルルル…キュルルルルル…」
マリアの臭いを嗅いだベビーゴジラはスリスリとマリアに甘え始めた。
マリア「ちょっ、ちょっと!?」
甘え始めたベビーゴジラにマリアは慌ててしまう。
切歌「やっぱりマリアには母性フェロモンでも出てるんじゃないデスか?」
調「じゃないとガウくんやベビーゴジラが直ぐに甘えたりするわけないよね?」
マリアに甘えるベビーゴジラを見て切歌と調はヒソヒソと話す。
マリア「そんなこと言わないでよ!」
ヒソヒソ話しが聞こえていたのかマリアはツッコミを入れながらも甘えるベビーゴジラに対処する。
翼「そう言えばガウはどこに?」
翼が言うとガウの姿がなかった。
すると甲板でドサリと音がした。
クリス「なんだ!?」
マリア「今のは甲板の方!?」
翼「行くぞ」
音がした甲板に響たちが出ると木が丸々1本、乗せられていた。
切歌「木がなんでこんなとろにあるデスか!?」
調「しかも丸々1本…」
木が丸々1本あることに驚いていると近くの海中からゴジラが姿を現した。
その口には巨大なタコ―『海魔 大ダコ』を咥えていた。
何とかゴジラから逃れようと触手で攻撃するが他の怪獣ならいざ知らず、怪獣たちの王であるゴジラには全く歯が立たず止めとばかりに頭を噛み砕かれた。
倒した大ダコをゴジラは潜水艦まで持って行くと木の近くに落とした。
ベビーゴジラ「キュルルルルル…」
木と大ダコを見てベビーゴジラは近づくとかぶりついた。
どうやら木と大ダコが餌だと分かっているようだ。
ゴジラ「グルルルルル……」
持ってきた木と大ダコを食べるベビーゴジラを見てゴジラは嬉しそうに見ていた。
マリア「どうやらガウは父親としての自覚があるみたいね」
響「ガウくんがお父さんをするなら私もお母さんとして頑張らないとね!」
響も響でベビーゴジラの母親を頑張ると宣言するのだった。
旅に出ます…
クリス「どこが重大なお知らせだ!?」
調「あ、たぶん後書きじゃなくて活動報告じゃ…」
翼「間違いにもほどがあるだろう!?」
マリア「とにかくあとは活動報告をちゃんと見なさい!」