戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今日は『アカメが斬る!!』だよ!」

クリス「って言っても1人しか出てないけどな」

タツミ「俺じゃなかった…」

マイン「私でもなかった…」

アカメ「ごはん…」

ガウ「がうー!」


GW特別回 アカメが斬る!!

未来「最近ガウくんが変?」

 

響「うん。訓練の後とか終わってからずっとため息ばかり吐いてるんだ」

 

未来「う~ん…それって疲れが溜まってるんじゃないかな?」

 

響「疲れが溜まってる?」

 

未来「ほらこの前の宇宙怪獣との戦いが激しかったから相当疲れが溜まってるんだよ、きっと」

 

響「そうか…」

 

未来の予想に響は納得する。

 

響「どうやったらガウくんの疲れが取れるかな?」

 

創世「それだったらここなんてどう?」

 

悩む響に『安藤 創世』が1枚のチラシを持って来て言う。

 

響「なにこれ?」

 

未来「なになに、『マッサージ店 百獣王』?」

 

創世「最近オープンしたマッサージ屋さんなんだ。スッゴい腕が良いマッサージ師のお姉さんが経営してるんだ」

 

未来「行ったことあるの?」

 

創世「私はないけど、スポーツ系のクラブの子たちが行ったことあるって」

 

未来「へぇ~…」

 

響「マッサージ屋さん、かぁ…」

 

 

 

創世「っと言うわけで来ちゃいました!!」

 

未来「誰に言ってるの?」

 

創世「読者の皆さん」

 

響・未来「「は?」」

 

創世の謎の発言に首を傾げる2人。

 

ガウ「がう、がうがう?がう~」

 

分けが分からず連れてこられたガウは響と未来たちに聞いてきた。

 

響「最近ガウくん、疲れが溜まってたみたいだからマッサージでもしてもらおうかなって」

 

ガウ「がう~♪」

 

響たちの粋な計らいにガウは尻尾を振る。

 

確かに未来の推察通り、ガウはかなり疲れが溜まっていた。

 

レギオンやキングギドラといった強敵たちとの戦い続きであったのだ。

 

未来「まぁ、私と創世ちゃんとで割り勘だけどね」

 

創世「そうそう。ビッキーがお財布すっからかんだったからね」

 

響「うぐっ…そのことは大変なご迷惑をお掛けしています…」

 

金欠の響は未来と創世に頭を下げるて店に入る。

 

?「いらっしゃーい!」

 

店に入ると短い金髪で背が高く、巨乳でグラマーなした女性が出て来た。

 

?「今日はどうしました?」

 

響「あ、この子のマッサージを頼みたくって」

 

?「この子って…」

 

ガウ「がう!」

 

女性に聞かれてガウが手を上げる。

 

?「君かぁ。ちょっと失礼」

 

女性はそう言ってガウを持ち上げて体を触りだした。

 

?「んー…かなり体が硬くなってるね。よし、サービスでこの子のマッサージ代は半額にしてあげる」

 

未来「ありがとうございます!」

 

レオーネ「このレオーネお姉さんに任せなさい!」

 

女性―『レオーネ』は胸を叩いて言う。

 

 

 

ガウ「がっ…がう~…がうが~…」

 

ガウの甘ったるい鳴き声が店内に響く。

 

響「ま、マッサージを…してるんだよね…?」

 

ワナワナと力を入れる響は怒りを爆発させるのを我慢していた。

 

未来「響、落ち着いて。ガウくんが気持ちよくて声が漏れてるだけだから」

 

力を入れる響を未来が落ち着かせる。

 

創世(これ…最終的に私へ怒りの鉄拳が飛んだりしないのね?)

 

怒りを爆発させるのを我慢している響を見て創世は我が身を案じていた。

 

レオーネ「なんか、待合室から凄い殺気を感じる…」

 

ガウのマッサージをしていたレオーネは待合室から感じる響の殺気を感じていた。

 

レオーネ(しっかし、この子…普通の子かと思ったら背鰭と尻尾がある子だったんだ)

 

マッサージが気持ち良すぎて隠していた背鰭と尻尾をついつい出してしまったガウを見てレオーネは少々驚いていた。

 

レオーネ(異世界に転生しちゃった私が世を欺くマッサージ師を本業にしてるなんてね~)

 

自身が元いた世界でのことを思い出す。

 

多くの仲間を失いながらも成功させた革命。

 

腐りきった政治をぶっ壊した彼女はその失った仲間と今も元の世界で生きている仲間のことを思い出しながらガウのマッサージを続けた。

 

 

 

ガウ「がうぅ~!」

 

マッサージが終わってガウは伸びをしていた。

 

未来「気持ちよかったみたいだね。ガウくん」

 

ガウ「がう~!」

 

レオーネ「筋肉がかなりガチガチになってた所を中心に解したから今までより体が軽いハズだよ」

 

未来「ありがとうございます」

 

レオーネ「…ところで他の2人は?」

 

未来「あぁ、ちょっとバッティングに行ってます」

 

響と創世がいないことを聞かれて未来はそう清々しく答えていた。

 

まぁ、実際はどうなったかは響と創世しか知らずである。

 

レオーネ「そう。じゃあ、また体が硬くなったら来ていいから。サービスするよ」

 

未来「はい、そうします」

 

ガウ「がうがう~♪」

 

そう言って未来は支払いを済ませると茜に輝く町中に帰って行った。




翼「それにしても私のバイクのイベントか…」

?「ならば俺とスピード勝負だ」

翼「なっ!?お前は!?」

黒井「黒井 響一郎。またの名を…ライダー、変・身!!」

3号「仮面ライダー、3号!」

翼「良かろう。その勝負、受けてたつ!!」

3号「ふん、では勝負だ!」

翼「参る!」

ここに史上最大のスピードレースが始まる!!

互いの誇りを掛け、風を切る!

仮面ライダー×シンフォギア
THA・SPEED・OF・SONG
近日公開!

ガウ「がうがう!」
訳(嘘予告しない!)

作者「あべしっ!?」

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