ルクス「では本編を見てください」
ガウ「ガルルルルルル!!」
突然空から降ってきた2人の少年―ルクスと少女―リーズシャルテを威嚇するガウ。
いかなる理由があれ勝手に
リーシャ「どうする、ルクス?アイツは殺る気だぞ」
ルクス「何か勘違いしてるような気がするんですけど…」
威嚇するガウにルクスとリーズシャルテは構える。
ベビーゴジラ「キュルルルルルルル!キュルルルルルルル!!」
一触即発の空気の中でベビーゴジラが止めるように割って入る。
ガウ「ガルルルルルル…がう!がうがう、がうがうがう!!」
温厚なガウでもこればっかりはベビーゴジラの願いでも聞き入れるわけにはいかないようで叱るように鳴く。
ベビーゴジラ「キュルルルルルルル…キュルルルルルルル!!」
引き下がろうとしないベビーゴジラ。
あまり戦いを好まないゴジラザウルスの純粋な遺伝子があるベビーゴジラは今起きてかけている戦いを防ぎたい一心であった。
ガウ「……がうぅ~」
ベビーゴジラより変化しているとは言えガウも元は同じゴジラザウルスである。
ベビーゴジラの渾身の訴えに遂に折れた。
ルクス「どうやら話がついたみたいですよ」
リーシャ「らしいな。全く、少し冷や汗を掻いたぞ」
ベビーゴジラとガウとの間で話がついたのを感じだルクスとリーズシャルテは構えを解いた。
ガウ「がうがうがう」
冷静になったガウはルクスとリーズシャルテに頭を下げる。
決まりごとを守るためとは言えベビーゴジラの前で危うく血を流すとこであったことを反省しているのだ。
ベビーゴジラは後々は自分の跡を継ぐかもしれない存在である。
だがまだ人間の大人ほどの大きさしかないベビーゴジラの前で血を流したくはなかったのだ。
ルクス「こっちこそごめん、君を踏んじゃって。僕はルクス、ルクス・アーカディア」
リーシャ「わたしはリーズシャルテ・アティスマータだ」
謝りながら名乗るルクスと少し上から目線のリーズシャルテ。
リーシャ「さて、ルクス。そろそろ行くぞ」
ルクス「はい。リーシャ様」
ベビーゴジラ「キュルルルルルルル!!」
その場を離れようとするルクスとリーズシャルテだがベビーゴジラがそれを阻んだ。
リーシャ「な、なんだ!?やっぱりやる気か!?」
行く手を阻んだベビーゴジラを警戒するリーズシャルテ。
ルクス「待ってください、リーシャさ…」
アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」
ゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
ゾンネル「グルガオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
異変に気付いたのかアンギラス、ゴルザ、ゾンネルの3体の怪獣が姿を現した。
リーシャ「な、なんだコイツら!?」
ルクス「
アンギラスたちに驚くルクスとリーズシャルテ。
ルクスが言う『
因みに
そして
本体と
中でも神装機竜は世界でそれぞれ1種しか存在しない希少種で、汎用機竜を遥かに凌ぐ性能と神装と呼ばれる特殊能力を持っている。
ルクスとリーズシャルテはそれぞれ神装機竜である『バハムート』と『ティアマト』を有している専用機持ちなのだ。
リーシャ「ルクス!」
ルクス「はい、リーシャ様!」
リーシャ「目覚めろ、開闢の祖。一個にて軍を成す神々の王竜よ、〈ティアマト〉!!」
ルクス「顕現せよ、神々の血肉を喰らいし暴竜。黒雲の天を断て、〈バハムート〉!!」
それぞれの神装機竜の
ガウ「がうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
戦おうとしたルクスとリーズシャルテより先にガウは雄叫びを上げてゴジラになるとアンギラスたちを睨んだ。
アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!?」
ゴジラ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!?」
ゾンネル「グルガオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!?」
現れた自分たちの主である
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
雄叫びを上げるゴジラ。
その雄叫びを聞いてアンギラスたちは引き下がっていった。
ルクス「す、凄い…」
リーシャ「あの子供が
ゴジラになったガウに驚くリーズシャルテ。
ルクス「……僕たち、機竜を出した意味…ありませんでしたね」
リーシャ「なっ、それを言うなぁ!!」
神装機竜を出したのに活躍の場をゴジラに持っていかれたことをリーズシャルテは怒るのだった。
しばらくしてルクスとリーズシャルテの2人はガウの計らいで天然温泉を満喫している間に元の世界へ帰ったのだがそこはまた別のお話。
クリス「次回からは他ユーザーの人とのクロスオーバーだからな」
切歌「調ー!ブレフロ2、楽しいデスよ!」
調「うん。キョウリュウジャーのみんなも出てるからね」
マリア「そうね」
翼「では次回をお楽しみにな」