戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「ついにあの人が復活するよー!」

ガウ「がうがう~!」

クリス「じゃ、見てくれよ?」


スペシャル回8 復活の光

爆発の閃光の中に消えてしまったゴジラとアンギラス。

 

ヤプール「ぐっ…うぅ…」

 

爆煙が収まるとゴジラとアンギラスを庇うように立っているヤプールがいた。

 

ゴジラ「グルルルルル!?」

 

自分たちを守ったヤプールに驚くゴジラ。

 

ヤプール「勘違いするな…貴様らを倒すのはこの儂だ…他人に貴様らを倒されるのが…見たくなかった…だけだ…」

 

あくまでゴジラたちを倒すのは自分だと言い張るヤプール。

 

ヤプール「儂の爪の甘さが招いたことは儂自身で解決してくれる!!」

 

ヤプールはゴジラにそう言ってストレートショットを仮面の人物に向かって発射した。

 

?「そんなものが当たるものか!」

 

ストレートショットを余裕でかわす。

 

だがかわされたストレートショットが直角に曲がり仮面の人物の後ろから迫ってきた。

 

?「なにっ、ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

予期せぬストレートショットの機動に反応しきれず仮面の人物は被弾するも、仮面の一部が割れた程度であった。

 

?「ぐっ…こ、この死にぞこないがぁ!!」

 

バキシム「グワワワワアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

バキシマム「グワワワワアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ベロクロン「グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

仮面の人物の怒りの叫びと同時にバキシムの一角の誘導ミサイル、バキシマムの一角紅蓮ミサイル、ベロクロンのミサイルがヤプールに向かっていく。

 

ヤプール「ぐおあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

全弾が着弾してヤプールの悲鳴が響き渡る。

 

セブン「直哉!!」

 

タロウ「直哉くん!!」

 

「「「「「「「!?」」」」」」」

 

ヤプールの悲鳴を聞いて全員がその場を見た。

 

?「ふん、消し炭になったか…」

 

爆発したヤプールを見て仮面の人物は言う。

 

その時、爆発の煙から光が溢れ始めた。

 

?「なんだ!?」

 

溢れる光に仮面の人物は驚く。

 

そして爆煙を突き破るように白い光線がベロクロンに命中した。

 

ベロクロン「グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!?」

 

白い光線を喰らってベロクロンは爆散した。

 

?「今の光線は…まさか!?」

 

ベロクロンを倒した光線を見て仮面の人物は爆煙の方を見た。

 

爆煙が晴れるとそこのは1人のウルトラマンがいた。

 

赤、紫、銀の三色の体色で、胸から肩についたプロテクターは金色をしたウルトラマン―『超古代の光 ウルトラマンティガ』がいた。

 

?「貴様は!?なぜ生きている!?貴様はヤプールに取り込まれていたハズだぞ、真宮寺 直哉!!」

 

ティガの変身者である人物―『真宮寺 直哉』に驚く。

 

ティガ「ヤプールが死ぬ間際に僕を開放してくれたんだ」

 

そう、ヤプールは超獣たちのミサイルを全て自分自身が受け止めたのと同時にティガを…直哉を解放したのだ。

 

?「チッ、ヤプールめ…やってくれる…」

 

直哉ごとヤプールを倒したいと思っていた仮面の人物は憤る。

 

?「まぁいい!今から倒せばいいだけのこと!バキシム、バキシマム!!」

 

バキシム「グワワワワアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

バキシマム「グワァァァァァァァァァギャアァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

仮面の人物に呼ばれてバキシムとバキシマムは雄叫びを上げる。

 

ティガ「ゴジラ、アンギラス。まだ戦える?」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

ティガに聞かれゴジラとアンギラスは雄叫びを上げながら立ち上がる。

 

セブン「俺たちもいるんだ、あんな奴らに負けるかよ」

 

タロウ「あぁ、みんなの力を合わせて!」

 

ティガ「はい、奴を倒しましょう!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

セブン、タロウ、ゴジラ、アンギラス、そして復活したティガ対仮面の人物率いる超獣軍団との戦いが幕を上げるのだった。




エース「この世界のヤプールは武士だな」

ゾフィー「story0のテンペラーみたいだな」

マン「やり方は卑怯だが…」

ジャック「それでも堂々としていたことには代わりありませんよ」

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