クリス「この話もやっと終わりが近くなったな」
翼「では見てくれ」
グランドキング「グウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
グランドキングが吹き飛ばしたゴジラにグランレーザーを放とうとしていた。
響「ガウくん、逃げて!!」
叫ぶ響だがゴジラはダメージがあるのか動けなかった。
グランドキング「グウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
グランレーザーを発射した。
ゴジラにグランレーザーが命中しかけた時、ゴジラの前に何かが地面から出てきた。
アンギラス「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」
ゴジラの代わりにグランレーザーを受けたのはアンギラスだった。
アンギラス「ガ…ガアァァァ……」
ゴジラを守るために地面歩掘り進んで出てきたアンギラスは倒れてしまった。
ゴジラ「グルルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
自身を庇って倒れたアンギラスを見てゴジラは雄叫びを上げながら立ち上がるとグランドキングを睨み付けた。
自身が不甲斐ないばかりアンギラスが倒れてしまったからその悔しさと怒りがゴジラの目に炎を滾らせる。
グランドキング「グウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
立ち上がったゴジラにグランレーザーを発射する。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ゴジラはグランレーザーを真っ向から受け止めた。
そして受け止めたグランレーザーを背鰭に吸収する。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
吸収したグランレーザーを上乗せした放射火炎を発射した。
グランドキング「グウォオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!?」
自身の攻撃が上乗せされた放射火炎を喰らいグランドキングの体に大穴が開いて倒れた。
ゴジラ「グルルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
勝利の雄叫びを上げるゴジラ。
セブン「デュアッ!!」
エメリウム光線を発射するセブン。
ヒュドラ「ひゃあぁぁぁぁぁっはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
だがヒュドラは持ち前の俊敏で易々と回避する。
セブン「早い…だが早いだけならば…」
ヒュドラの俊敏に対抗するようにセブンはアイスラッガーを抜く。
ヒュドラ「せりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
セブンの後ろから攻めかかるヒュドラ。
セブン「やはりな!!」
ヒュドラの動きを読んでいたセブンは持っていたアイスラッガーで斬り付けた。
ヒュドラ「ぎぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
アイスラッガーで斬り付けられてヒュドラは数歩後退する。
セブン「お前は確かに早いが早いだけで動きは単調だ。だから先が容易く読めるんだよ」
ヒュドラ「グウゥゥゥゥ…ひゃあぁぁぁぁぁっはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
俊敏であるが先読みしやすいと言われたヒュドラは右手首の武器である『ドラフォーク』から発射する必殺技『ヒューガスト』を繰り出す。
セブン「ワイドショット!!」
ヒューガストを放ったヒュドラにセブンはワイドショットを放つ。
ヒューガストとワイドショットがぶつかるがワイドショットがヒューガストを四散させヒュドラに命中する。
ヒュドラ「があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ワイドショットを喰らいヒュドラは爆発・消滅した。
ダーラム「ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
地割れを起こしてタロウを攻撃するダーラム。
タロウ「くっ!」
跳躍しながらダーラムの起こす地割れを回避するタロウ。
タロウ「はっ!」
跳躍して空中で体を捻る。
タロウ「スワローキック!!」
ダーラム「ぐおっ!?」
空中で体を捻って繰り出す蹴り技『スワローキック』を喰らいダーラムは転倒する。
ダーラム「ぬうぅぅぅぅぅぅ…があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
だがダーラムは直ぐに立ち上がって右腕を地面に突き立てて放つ地を這う炎の衝撃波、必殺技である『ファイアマグナム』を繰り出す。
タロウ「タアァァァァァッ!」
タロウはファイアマグナムが当たる前に飛翔する。
タロウ「ストリウム光線!!」
飛翔して空中から必殺技のストリウム光線を発射した。
ダーラム「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
ストリウム光線を喰らいダーラムは爆発・消滅した。
ティガ「ぐっ…」
カミーラ「ティガ…死ンデ…死ンデ…死ンデ…死ンデ!!」
白羽取りでアイゾードを抑えているティガにカミーラは恨み言を言いながら力を入れる。
ティガ「悪いけど…僕は貴女のことを知らないから恨み言を言われる筋合いはないんです!!」
そう言ってティガは渾身の力でアイゾードごとカミーラを投げ飛ばした。
カミーラ「ティガァ…」
空中で態勢を整えて着地してティガを睨む。
ティガ「この恨みの籠った感情…相当な憎しみなのか…」
カミーラの恨み言や感じる憎しみの感情にティガは少し恐怖していた。
カミーラ「ティガァァァァァァァァァァァ!!」
今度は氷の鞭『カミーラウィップ』を出してティガの首に巻き付けた。
ティガ「ぐっ!?」
カミーラウィップで首を絞められティガは何とか解放されようともがく。
カミーラ「死ンデ…死ンデ…死ンデ、ティガ!!」
ティガ「だから…恨み言を言われる筋合いは…ありません!!」
カミーラ「!?」
カミーラウィップごとカミーラを投げ飛ばす。
そしてパワータイプからマルチタイプにチェンジした。
ティガ「ゼペリオン光線!!」
タイプチェンジして直ぐに必殺技のゼペリオン光線を発射した。
カミーラ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ゼペリオン光線を喰らい倒れるカミーラ。
カミーラ「あ…ありが…とう…い…異世界の…ティ…ガ……」
倒れたカミーラは最後にそう言って消滅した。
?「ほう、奴らを倒したか。なかなかやるではないか」
カミーラ、ダーラム、ヒュドラ、グランドキング、ドウコクを倒したゴジラたちに仮面の人物は感心する。
セブン「お前の手駒はもういなくなった!」
タロウ「観念するんだ!」
?「ふん…貴様らは俺を追い込んだつもりだろうが逆だ。貴様らが追い込まれたのんだ!」
仮面を外して素顔を晒す人物。
ティガ「お前は!?」
京極「ならば俺も本気で行くか、この京極 慶吾がな!」
日本帝国陸軍大臣にして軍部による武力統治のためクーデター『太正維新』を画策した黒鬼会の首謀者『京極 慶吾』が言うとゴジラが倒したハズのグランドキングが立ち上がり、京極に向かっていき融合した。
右腕が巨大なペンチのような形で、左腕はショベルカーの歯のようになっていて、元々のグランドキングより巨大な巨体で金色の体色をした姿になった。
京極『このスーパーグランドキング・極が貴様らを冥土へ送ってくれるわ!!』
スーパーグランドキング「グオウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」
京極とグランドキングが融合した怪獣『融合超合体怪獣 スーパーグランドキング・極』が雄叫びを上げるのだった。
響「カンフーイベントになんで私が出ないんだろう…」
クリス「まぁ、他のイベントしか出てない人のためだと思え」
調「カンフーで一丁やったるデス!」
シャーフー「では、修業の始まりじゃ」←トライアングルを出して鳴らす