戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今日も張り切って行こう!」

切歌「ガウくんと巨大ロボットの戦いデス!!」

調「それではどうぞ」


スペシャル回PART2 ゴジラVSルパンカイザー

ルパンイエロー「って…流石のルパンカイザー(これ)でも大きさが違いすぎるようじゃな」

 

ルパンブルー「だな」

 

ルパンカイザーは46.5Mだがゴジラは100Mはあるから子供と大人くらいに違いが出ていた。

 

ゴジラ「グルルルルル!?」

 

ゴジラはルパンカイザーを見て思い出した。

 

数週間前だったかアンギラスとゴロザウルスが戦って消えた謎の巨大ロボットを見ていた。

 

その謎の巨大ロボットこそルパンカイザーであったのだ。

 

ゴジラ「グルルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ルパンカイザーを思い出してゴジラは雄叫びを上げると向かっていく。

 

ルパンレッド「行くぜ!」

 

向かって来るゴジラにルパンカイザーも迎え撃つ。

 

ルパンブルー「こいつを喰らえ!」

 

ゴジラに向かってガドリングガンを発射する。

 

しかしガドリングガンの弾丸はゴジラの肉体を傷付けることは叶わず弾き返される。

 

ルパンブルー「なに!?」

 

ガドリングガンを弾き返すゴジラに驚く。

 

ルパンイエロー「ならばこれならどうじゃ!」

 

ガドリングガンが効かないならと今度は丸ノコで切り裂こうとする。

 

丸ノコの刃がゴジラに当たるがガドリングガンの弾丸と同じく傷付けることは叶わなかった。

 

ルパンイエロー「ば、バカな!?」

 

ルパンカイザーの武器が効かないゴジラに驚く。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

お返しとばかりに放射火炎を放つゴジラ。

 

「「「『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』」」」

 

放射火炎を喰らいルパンカイザーは合体が解除されてしまった。

 

ルパンレッド「ま、マジかよ…」

 

ルパンブルー「山を丸ごと破壊したのは分かっていたが…」

 

ルパンイエロー「まさか…合体も解除されるほどとは…」

 

放射火炎をたった一撃を喰らっただけで合体を解除されたことに驚く。

 

グッドストライカー『あ~れ~…ふべっ!?』

 

合体が解除されたグッドストライカーは元の大きさに戻りながら落ちているとパトレン1号に掴まれた。

 

パトレン1号「こうなったら俺たちが行くぜ!」

 

グッドストライカー『え!?ちょっ、まっ…』

 

グッドストライカーの意見を聞かずパトレン1号はVSチェンジャーにグッドストライカーを装填した。

 

位置について用意!走れ、走れ、走れ!…出動ーン!

 

一・撃・必・勝!

 

トリガーを引いてグッドストライカーをグッドストライカー(トリガーマシンモード)にして巨大化させた。

 

位置について用意!走れ、走れ、走れ!…出動ーン!

 

轟・音・爆・走!

 

百・発・百・中!

 

乱・撃・乱・打!

 

グッドストライカー(トリガーマシンモード)を巨大化させたあとパトレン1号は超高速パトカー『トリガーマシン1号』。

 

パトレン2号は重武装パトカー『トリガーマシン2号』。

 

パトレン3号は警棒パトカー『トリガーマシン3号』をそれぞれの専用トリガーマシンを巨大化させた。

 

グッドストライカー『全く、扱いが酷いぜ…仕方ねぇな!警察ガッタイム!正義を掴み取ろうぜ!』

 

グッドストライカー(トリガーマシンモード)が胴体から両足になり、トリガーマシン2号が巨大な砲を持った左腕、トリガーマシン3号が警棒を持った右腕、トリガーマシン1号が胸部と頭にそれぞれ変形し合体した。

 

「「「『完成、パトカイザー!!』」」」

 

トリガーマシン1号、トリガーマシン2号、トリガーマシン3号、グッドストライカー(トリガーマシンモード)が合体した巨大ロボット『パトカイザー』が現れた。

 

ゴジラ「グルルルルル……ガアァァァァァァァァァァァァ………」

 

現れたパトカイザーを見てゴジラはため息を吐いた。

 

パトレン3号「何かため息吐いてるよ?」

 

グッディ「そりゃあ、形や名前が変わっただけで基本はオイラと合体してるからな…同じ相手だと思ってるんだろ?」

 

中央のコックピットのコンソール部分からダイヤルファイターモードの機首に描かれた顔の付いた人形の姿したグッドストライカーが現れて言う。

 

パトレン2号「嘗められていますね、完全に」

 

パトレン1号「………ヒデェ」

 

確かにゴジラはルパンカイザーを一撃で撃破した実力者である。

 

下手したらルパンカイザーの二の舞である。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

動かないパトカイザーにゴジラは向かっていく。

 

パトレン1号「来た!」

 

向かって来るゴジラに構えるパトカイザー。

 

未来「ガウくん、ストーップ!!」

 

ゴジラ「!?」

 

未来に呼ばれて立ち止まる。

 

未来「私が黙ってるからって勝手に動くのもいい加減にしてね?」

 

ゴジラ「!?」

 

未来から感じられる笑顔の内に秘められた殺気にゴジラは恐怖して姿を消した。

 

ガウ「が、がう~…」

 

ガウに戻って直ぐに未来の近くまで来た。

 

未来「よしよし、良い子だよ」

 

ガウ「がう~…」

 

言うことを聞いたガウの頭を未来は撫でる。

 

響「み、未来…?」

 

マリア「あの巨大な怪物を説き伏せた!?」

 

調「凄い…」

 

ガウを説き伏せた未来に驚く。

 

未来「これで分かったと思います。私たちは話があるから少し良いですか?」

 

『は、はい!!』

 

ゴジラを説き伏せた未来の恐ろしさに恐怖して返事をする。




響「未来が怖い!!」

未来「そうかな?」

響「うん!」

未来「なら響も私を怒らせないことだね」

響「は、はいっ!!」

未来「あ、ガウくんもね」

ガウ「が、がうっ!!」

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