戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今回は急展開です!」

クリス「しっかり付いてこいよ!」


スペシャル回PART2 動く転生者

ルパンレンジャーとパトレンジャー、響たちシンフォギア、なのはたち機動六課がデビルガンダムと転生者たちから撤退して2週間後、とある町に転生者がデスアーミー、ゾンビ兵を放って暴れていた。

 

デスアーミーは金棒で家や建物を破壊し、ビームで逃げる人々を殺していく。

 

ゾンビ兵たちはデスアーミーたちから逃れた人々に襲いかかってはDG(デビルガンダム)細胞を歯や爪から注入してゾンビ兵化させ勢力を拡大していた。

 

転生者「ふん。いいざまだな」

 

町が見下ろせる丘にデビルガンダムの肩に乗り見下ろす転生者がいた。

 

転生者も転生して特典を手に入れる前まではごく普通の人間だった…いや、普通ではなかった。

 

転生者の死は自殺であった。

 

その原因は虐めであった。

 

中学の時に虐めにあった、親や教師にも相談したが誰も取り合ってはくれなかった。

 

1人孤独の中で彼は自ら命を絶った。

 

だが転生者となり、デビルガンダムたちを操る力ともう1つを手に入れた。

 

いつかこの力で自分を死へと追いやった者たちを殺してやろうと戦力を拡大のために町を襲っているのだ。

 

転生者「まだだ…まだ戦力がいる。奴らを殺す前に警察と快盗を始末しないとな」

 

?「誰が誰を始末するって?」

 

転生者「なに!?」

 

声に反応して振り向くとステルス戦闘機のような形をしたダイヤルファイター―分離した『シザーダイヤルファイター』と『ブレードダイヤルファイター』、メインローター部に2つのプロペラを持つヘリコプター型のダイヤルファイター『サイクロンダイヤルファイター』が突進してきた。

 

転生者「うおっ!?」

 

突進してきたダイヤルファイター3機にぶつかりデビルガンダムから転生者は振り落とされた。

 

転生者が落ちるとサイクロンダイヤルファイターからルパンレンジャーの3人と響、クリス、翼、未来が降りてきた。

 

ルパンレッド「派手に暴れやがって」

 

ルパンブルー「まぁ、だから見つけ易かったがな」

 

派手に暴れていた転生者を見て言う。

 

転生者「快盗とシンフォギアか…」

 

降りてきたルパンレンジャーと響たちを見て転生者は起き上がる。

 

起き上がった転生者にデビルガンダムは守るように近寄る。

 

転生者「飛んで火に入るなんたらだな。出てこい!!」

 

ゾンビ兵『うがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

転生者の声に反応して地面から多数のゾンビ兵が姿を現した。

 

ルパンイエロー「当然じゃがちゃんと護衛もついておるようじゃな」

 

クリス「町にいる奴らがくる前に方をつけるぞ!!」

 

現れた多数のゾンビ兵に構える。

 

転生者「おいおい、ゾンビ兵だけと思ってんのか?」

 

構える響たちに転生者が言うと3機のデスアーミーが空から舞い降りてきた。

 

ルパンレッド「だろうな。頼んだぜ、マリア、切歌、調!」

 

ダイヤルファイターを操縦しているマリア、切歌、調に言う。

 

ルパンホワイト「分かってるわよ!」

 

ルパンピンク「デスアーミーたちは私たちが!」

 

ルパングリーン「相手になるデスよ!」

 

サイクロンダイヤルファイターを操縦するホワイト、シザーダイヤルファイターを操縦するピンク、ブレードダイヤルファイターを操縦するグリーンはデスアーミー3機に向かっていく。

 

転生者「なるほど…なかなか用意周到だな」

 

ルパンレッド「まぁな。さて行くぜ!」

 

デスアーミー3機をホワイトたちに任せてルパンレッドたちは転生者に向かっていく。

 

 

 

ルパンレンジャーと響たちが転生者と戦っているのと同刻、パトレンジャーとなのはたち機動六課、ガウは通報を受けて町に暴れていたゾンビ兵とデスアーミーたちと戦いながら人々の避難をしていた。

 

パトレン1号「このっ!!」

 

VSチェンジャーでゾンビ兵を撃ち抜いて倒す。

 

パトレン2号「そらっ!!」

 

パトレンジャー専用武器―『パトメガボー』の警棒モードで電撃を流してゾンビ兵を倒す。

 

パトレン3号「ストーップ!!」

 

パトメガボーのメガホンモードから放たれるトラジスタメガホン機能によって催眠効果のある声でゾンビ兵たちの動きを止める。

 

パトレン3号「ダメゼッタイ斬り!」

 

パトメガボーをメガホンモードから警棒モードに変えて必殺技の『ダメゼッタイ斬り』を繰り出してゾンビ兵たちをまとめて倒した。

 

なのは「ディバインバスター!!」

 

デスアーミーに向けてなのははディバインバスターを発射して消滅させた。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

デスアーミーの足場をガウは尻尾で叩きつけて崩した。

 

ガウ「がう!」

 

ティアナ「ナイス!」

 

ガウの合図でティアナが拳銃型のデバイス―『クロスミラージュ』から魔力弾を放ってデスアーミーを倒していく。

 

スバル「ティア!」

 

人々の避難をしていたスバルが近寄ってきた。

 

ティアナ「スバル。避難の状況は?」

 

スバル「だいたい終わったよ。でも空にいるキャロの話だと快盗とあの娘たちがこの近くの丘で転生者と戦ってるって」

 

ティアナ「じゃあ早くバンさんたちに伝えないと…!?」

 

ティアナがバンたちに転生者たちのことを伝えようとしているとデスアーミーの1機が足を上げて踏み潰そうとしていた。




※先に言っときます。

転生者の成り立ちの中学の虐めは…自分の体験談です。

被害者ですよ、自分が…。

では次回をお楽しみに~!

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