戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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切歌「調、大変デース!今日は3話連続投稿デース!!」

調「これは天変地異の前触れ!?」

切歌「デェス!?」

クリス「お前ら…作者を何と思ってんだ?」


第21話 傷付いた怪獣王

メカゴジラとゴジラの痛み分けの戦いから翌日、弦十郎たちは潜水艦から降りて自衛隊と共に被害状況を調べていた。

 

辺りからはまだ焼け焦げた臭いがしていた。

 

弦十郎「かなり酷い有り様だな」

 

藤尭「コンビナート全体の約1/3が焼けましたからね…しかしゴジラが来なければコンビナートの全てが焼けて何も残っていませんでしたよ」

 

弦十郎「そうだな。だがゴジラはどうなって、メカゴジラはどこに飛び去ったんだろうな…」

 

藤尭「メカゴジラは分かりませんが本物のゴジラは湾の一角を一時真っ赤にするほどの出血量では生きていることは難しいですね」

 

光線と熱線の誘爆で大爆発を起こし海に飛ばされて姿を消したゴジラは怪我をしたのか血で汚れるほど真っ赤になっていたのだ。

 

 

 

クリス「まるで空襲みたいだな」

 

調「死者がいなかったのが奇跡です」

 

切歌「これが人が大勢いる時だったら大変なことになってたデスよ」

 

弦十郎たちから少し離れた場所にてクリスたちは被害状況を見ていた。

 

響「ガウくん…」

 

海を見ながらゴジラことガウを心配していた。

 

未来「大丈夫だよ。響が信じてるガウくんならきっと大丈夫だよ」

 

響「未来…うん、そうだね」

 

未来に励まされて頷く響。

 

自衛官「おーい、子供が怪我をしているぞー!!」

 

近くの自衛官の声を聞いて響たちはそこに向かう。

 

響たちが着くと岸には自衛官たちが立ち往生していた。

 

ガウ「ガルルルル…」

 

喉を鳴らして自衛官たちを威嚇する黒い髪に、日焼けした黒い肌、紅い目をして、背中から尾骨辺りから生えた尻尾の先まで段々と小さくなっているステゴサウルスに似た背鰭を持った全裸の少年―ガウがいた。

 

右腕から血が流れているからメカゴジラと戦って傷付いた状態のようだ。

 

自衛官A「だ、大丈夫だ。君の手当てがしたいだけだから」

 

そう言って自衛官が近付こうとすると…

 

ガウ「がうがぁぁーーーー!!」

 

尻尾を振り回しては追い払おうとしていた。

 

響「が、ガウくん!?」

 

クリス「じゃあ、アイツがゴジラか」

 

ガウ「がう…がうぅ…」

 

体力が限界になったのか膝を着いて倒れてしまった。

 

響「ガウくん!!」

 

倒れてしまったガウに駆け寄り抱き上げた。

 

ガウ「がう…」

 

僅かに目を開けて響を見る。

 

響「大丈夫!?しっりして!!」

 

ガウ「がうぅ~…」

 

笑いながら響を見ると目を閉じて気絶した。

 

響「ガウくん?ガウくん!」

 

未来「酷い傷、早く手当てしないと!」

 

響「あの、手当てが出来る場所はどこにありますか!?」

 

自衛官「この先が野戦病院がある!」

 

ガウを抱えて立ち上がった響は近くにいた自衛官に手当てが出来る場所を聞き、連れていくのだった。




未来「響、大変だよ!作者さんがXDのギャラルホルンとAXZネタするって!」

響「えぇ!?」

未来「まずギャラルホルンでAXZに繋がるような話にするって!」

響「ってことはまた奏さんに会えるかも!」

未来「それが…作者は違うのを考えてるみたい…」

響「え?違うの?」

未来「答えは今制作中だって」

響「えぇ!?気になるじゃーん!!」

牙の勇者「いや、お前らなぁ…じゃ、次回を楽しみにな!」

「「誰!?」」

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