戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今日も張り切って行くよー!」

ラン「因みに今日の私のコーナーはお休みよ」

トモミ「それではどうぞ!」


特別回 GIRLS

アギラ「す、凄い…」

 

ミクラス「な、なんなのあの子!?」

 

ウインダム「いや、知りませんよ!?怪獣娘でも一般人でもないのは確かですけど…」

 

ゴジラとなったガウにアギラたちは戸惑っていた。

 

ゴジラ「グルルルルル……」

 

シャドウを倒したか爆煙を警戒するゴジラ。

 

その時だ。

 

爆煙から黒い鞭が伸びてきてゴジラの首に巻き付いた。

 

爆煙が晴れるとそこには体の一部を鞭状にした巨大シャドウがいた。

 

このままゴジラを締め上げようとするシャドウ。

 

ゴジラ「グルルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

だがゴジラは締め上げられる前に鞭を掴んで投げ飛ばした。

 

投げ飛ばされたシャドウは頭から地面に叩きつけられた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

シャドウを叩きつけると放射火炎を発射する。

 

放射火炎を喰らいシャドウは爆散した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

勝利の雄叫びを上げる。

 

アギラ「勝った…」

 

ウインダム「怪獣娘でもないのにシャドウを倒せるなんて…」

 

ミクラス「それでもシャドウと戦ったから敵じゃないのは確かでしょ?」

 

シャドウを倒したゴジラを見てアギラたちは言う。

 

ウインダム「それじゃあ、話を聞きましょうか」

 

響たちの方を見ながら言うウインダム。

 

 

 

巨大シャドウを倒した響たちはアギラこと『宮下 アキ』、ウインダムこと『白銀 レイカ』、ミクラスこと『牛丸 ミク』の案内元で彼女たちの拠点『国際怪獣救助指導組織』通称『GIRLS』に来ていた。

 

トモミ「なるほど~。異世界からこの世界の異変を止めるために来たんですか~」

 

アキたちと同じく怪獣娘の1人にしてGIRLSの指導係でアイドル的存在『ピグモン』こと『岡田 トモミ』は響たちから話を聞いていた。

 

トモミ「それにしても異世界の怪獣は人間になれるんですね~」

 

ガウを見て感心する。

 

響「それはガウくんは特別だからね」

 

ガウ「がう~♪」

 

翼「それに人間になれるのはガウだけだからな」

 

アキ「そうなんだ」

 

クリス「それで怪獣娘っていったい何なんだよ?」

 

トモミ「怪獣娘って言うのはこの世界の地球で怪獣災害が根絶された後に確認されるようになった怪獣たちの魂を受け継いだ少女たちのことです。GIRLSはそんな少女たちを集めてソウルライザーを渡して行動や目的を指導・教育する組織です」

 

翼「ソウルライザー?」

 

ミク「これだよ!」

 

トモミの説明で『ソウルライザー』のことを聞くとミクはスマホ型のアイテムを出した。

 

レイカ「これがソウルライザーです。怪獣だった時の本能『カイジューソウル』を実感することで変身できるんです」

 

クリス「こっちで言えばシンフォギアみたいなもんか」

 

トモミ「因みに紛失して再発行する場合は手数料で2万4,800円になりますよ」

 

響「女子高生にはかなり痛い金額!!」

 

スマホ型の変身アイテム『ソウルライザー』の再発行手数料を聞いて響は言うのだった。




調「切ちゃん、大丈夫?」

切歌「酷い目にあったデスよ…」

マリア「しばらくは安静にしなさい」

切歌「デース…」

なのは「次回もリリカルマジカル頑張ります!」

切歌「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

マリア「切歌、キャラを忘れない!って言うか落ち着きなさい!」

調「すっかりなのはさん恐怖症だね」

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