ガウ「がう?」
未来「響のウエディング…誰にも渡さない…」
ベビーゴジラ「キュル!?」
ある日の夜、竜ヶ森湖の湖底に1体の怪獣が眠っていた。
かつてこの世界を救った英雄が封印した竜がいるとされている。
そんな竜ヶ森湖にフードを被った人物が現れた。
残党「遂に時は来た。パヴァリア光明結社の怒りを思いしれ!」
人物―かつてガウと響たちシンフォギアが倒した秘密結社パヴァリア光明結社の『残党錬金術師』はそう言うと手から魔方陣を展開すると白い円盤状で黒い線が入っているのを出した。
魔方陣から出てきた円盤は竜ヶ森湖に入っていく。
残党「シンフォギア、ゴジラ、これで貴様らの最後だ!アダム様、あなた様の前に奴らの骸を捧げますぞ!!」
残党錬金術師はパヴァリア光明結社の統制局長『アダム・ヴァイスハウプト』を深く信仰しているようで狂ったかのように言う。
?「その話、少し聞かせてもうか?」
残党「なに者!?」
声の方を向くと水色の髪をした怪獣娘がいた。
ガッツ「やって来ました!この私、ガッツ星人が!あなたを倒しに!」
水色の髪をした怪獣娘―『ガッツ星人』こと本名『印南 ミコ』は言う。
残党「この世界の戦士か…だが残念だったな、もう私の目的は達成されたのだ!」
残党はそう言うと竜ヶ森湖の水が盛り上がり1体の怪獣が姿を現した。
?「ニャガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ガッツ「なに!?」
現れた怪獣にガッツは驚く。
残党「さらにコイツらもだ!」
残党錬金術師は更に石をばら蒔いた。
ばら蒔かれた石は砕けて中の赤い光が出ると地面に染み込むように入ると赤い魔法陣のようなものから人型、イモムシ型、パイプオルガン型、武士型、バナナ型などの怪異―『アルカ・ノイズ』を出現させた。
ガッツ「何かしらないけど、こんなの!」
現したアルカ・ノイズにガッツ星人は手から光線を発射する。
だがシンフォギアではないガッツの光線はアルカ・ノイズたちの体をすり抜けてしまう。
ガッツ「うそ!?」
自身の攻撃が効かないアルカ・ノイズたちに驚く。
残党「貴様の攻撃などアルカ・ノイズには効かん!殺れ!!」
残党錬金術師の指示でアルカ・ノイズたちは一斉にガッツ星人に襲い掛かった。
ガッツ「これは流石に不味いかな…」
自身の攻撃が効かなければ牽制しながらテレポートする隙が出来ない。
ガッツ星人は最低限の動きでアルカ・ノイズの攻撃を回避しながら隙を伺う。
ガッツ(攻撃が効かないなら避けるしかないけど…
怪獣娘として勘がアルカ・ノイズの分解能力への警鐘を鳴らしていた。
?「ニャガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ガッツ星人に攻撃をかわされているアルカ・ノイズたちを見かねて怪獣が口から赤い光弾を発射した。
ガッツ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
直撃ではないがガッツ星人の近くに着弾したため吹き飛ばされてしまう。
ガッツ「ぐっ…はっ!?」
吹き飛ばされて地面に叩きつけられたガッツ星人は立ち上がろうとするが武将型のアルカ・ノイズが目の前で刃を振り上げていた。
ガッツ「ここまでか…」
ガッツ星人が諦めかけたその時だ。
響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
気合いの声と共にガングニールを纏った響が現れて武将型のアルカ・ノイズを殴り、消滅させた。
響「今度は私たちが相手になる!!」
高らかに宣言するように響は言うのだった。
切歌「もうすぐ特別回第1弾も終わりデスね~」
クリス「は!?第1弾!?」
マリア「なにを言ってるの?300話まで特別回で場を繋ぐのよ」
クリス「聞いてねぇぞ!」
調「作者がいい忘れてたのかな?」
切歌「作者なら今、烈火の将って人に追われてるデス!」
クリス「何してるんだよ、アイツは…」