戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「今日は特別回兼超久し振りのリクエスト回~♪」

クリス「って言ってもリクエストの内容を元にした感じだけどな」

翼「それでは見てくれ」

ガウ「がうがう~♪」

未来「因みに特別回って書いてますけど新章ですよ」


復活の蛾
特別回 ザグレス襲来!


宇宙空間にワームホールが開き1隻の巨大円盤が出現した。

 

ザグレス「ここね、異世界の地球…」

 

コンピューター『そのようです。ザグレス様』

 

ザグレス「全く、ゴジラアイランドを攻略する前にこの世界を侵略しろだなんて…本部は何を考えてるのかしらね」

 

母船のコンピューターに『X星人 ザグレス』は愚痴るように言う。

 

コンピューター『ザグレス様。どうやらこの世界の地球にもゴジラがいるようです』

 

ザグレス「なんですって?」

 

コンピューターからゴジラと聞いてザグレスは険しい顔をする。

 

ザグレス「モニターに出しなさい」

 

コンピューター『はい』

 

ザグレスに言われコンピューターはモニターに多々良島を映した。

 

モニターには丁度、島に帰って来たゴジラが映っていた。

 

ザグレス「全く。こっちの世界にもゴジラがいるのね。見たこと無い怪獣もいるようだけど…忌々しい」

 

ゴジラと映っているゴルザたちを見て言う。

 

コンピューター『島に住む怪獣はゴジラを含め総数にして100以上はいるようです』

 

ザグレス「100以上ですって!?」

 

多々良島には水・陸・空の怪獣を合わせて100以上は暮らしている。

 

大半は地底に住んでいるため基本的には一部の怪獣が地上にいるのだ。

 

ザグレス「100もいたんじゃこっちの怪獣じゃ話にならないわね」

 

コンピューター『いかがなさいますか』

 

ザグレス「例の兵器が使えるわね。直ぐに準備なさい!」

 

コンピューター『了解しました。ザグレス様』

 

ザグレス「待っていなさい、ゴジラたち。このザグレスがきっちりと始末してあげるわ」

 

不適に笑いながらザグレスは言うのだった。

 

 

 

その頃、多々良島では久しぶりに島に帰って来たガウが羽目を伸ばしていた。

 

ガウ「くわあぁ~……」

 

あくびをしながら何かをするガウ。

 

その時、上空からザグレスの円盤が出現した。

 

ガウ「がう!?がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ザグレスの円盤に気付いたガウは雄叫びを上げて警報を出す。

 

ゴジラの雄叫びを聞いて地底からアンギラスたち陸上型の怪獣たちが姿を現した。

 

上空からはバードンたち空中型の怪獣たちが姿を現した。

 

さらに海中からはエビラたち水悽型の怪獣たちが姿を現してザグレスの円盤を威嚇する。

 

ザグレス「来たわね怪獣軍団。私からの挨拶代わりのプレゼントよ」

 

現れた怪獣たちを見てザグレスはそう言ってスイッチを押した。

 

ザグレスがスイッチを押すと円盤からミサイルが放たれた。

 

しかしザグレスが放ったミサイルは爆発せずに地面に突き刺さっただけだった。

 

ガウ「がう?」

 

突き刺さっただけのミサイルに首を傾げるガウだった。

 

ザグレス「今日はここまでにしておくわ。続きはまた今度ね」

 

楽しみにするようにザグレスは言うと去っていった。

 

ヒオ「あれはいったい…響さんたちに伝えないと」

 

ザグレスの落としていったミサイルをヒオも見ていて響たちに伝えに向かった。




切歌「な、なんとか復活できたデ~ス…」

調「大丈夫?切ちゃん」

切歌「デ~ス…」

マリア「それじゃあ、3人で頑張りましょう」

切歌「デ~ス…」

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