響「また次があるよ!」
未来「では本編をどうぞ!」
弦十郎「彼がゴジラ…いや、ガウくんか」
潜水艦の医務室にてガウの姿を見ていう弦十郎。
切歌「背鰭や尻尾があること以外見た目は普通の男の子デスね」
弦十郎「まだ響くんたちより幼い…そんな子がゴジラとなってギャオスやメカゴジラと戦っていたのか」
響「あ、師匠」
そこへ響と未来の二人が入ってきた。
弦十郎「響くん、未来くん…なぜここに?」
未来「ガウくんの様子を見に来たんです」
調「そうか、未来さんたちはギャオス事件の時ガウくんに助けられてましたね」
未来「はい。私たちはガウくんが来なかったらギャオスに食べられてましたから」
弦十郎「そうか、なら俺たちは出ている。何かあったら連絡してくれ」
響「分かりました」
そう言って弦十郎と調、切歌は医務室から出ていった。
藤尭「これが…こうで…この部分が…」
研究室にて置物の台部分に書かれた紋様を見ながら藤尭は解読文を書いていた。
最初は見たことない紋様に少し手間取っていたが古代アズミ王朝時代に使われたの象形文字が変化したのと分かり、解読を進めていたのだ。
藤尭「よし、出来た!」
全ての紋様の解読が終わって喜ぶ藤尭。
するとドアが開いて銃を持った黒服の男性が入ってきた。
?「その置物を渡せ!!」
銃を藤尭に向けながらジリジリと近付く。
詰め寄られる藤尭は咄嗟に置物を抱えて後退する。
?「よこせ!!」
男性は藤尭に飛びかかり置物を奪おうとした。
置物を奪われないように抗う。
?「こいつ!」
藤尭「あぐっ!」
なかなか置物を離さない藤尭を殴るが藤尭は置物を離さない。
そんな藤尭に男性は銃を再び向けて引き金に指をかけた。
藤尭「くっ…」
やられるかと思われた時だった。
弦十郎「何をしている!!」
そこへ弦十郎、切歌、調が入ってきた。
?「チッ!」
男性は舌打ちしてスプリンクラーに向かって発砲した。
弾丸で破壊されたスプリンクラーから水が雨のように振りだして辺りが白い霧に包まれた。
弦十郎「二人とも気をつけろ!!」
「「はい/デース!!」」
霧のどこから現れるか分からない男性に警戒する。
直ぐにスプリンクラーの水が無くなって止まり霧が晴れるとそこには誰もいなかった。
弦十郎「くっ、逃げられたか。侵入者だ!直ぐに非常線を張るんだ!」
辺りを見回して言うと通信機を出して指示を出した。
調「藤尭さん、大丈夫ですか?」
藤尭「あ、あぁ。何とか…置物も無事ですよ」
置物を見せながら言う藤尭。
切歌「まさか侵入者がいるなんて驚きデスよ」
弦十郎「非常線を張るように指示を出した。見つかるのも時間の問題だ」
調「そうだといいんですが…」
切歌「でもどうして藤尭さんを襲ったんデス?」
藤尭「たぶんこの置物の解読が終わったからじゃないかな」
弦十郎「解読が出来たのか?」
藤尭「はい。なんとか」
笑いながらそう言う藤尭だった。
エルフナイン「では次回をお楽しみに!」