戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

300 / 1217
響「今日で特別回、最終回~♪」

ガウ「がうがう~♪」


特別回 復活のモスラ

藤尭「多々良島上空に巨大なエネルギー反応を検知!!」

 

弦十郎「宇宙人め、何を企んでいる?」

 

多々良島に突如発生した巨大なエネルギー反応を検知して呟く弦十郎。

 

ヒオ「いえ、あれは宇宙人の仕業ではありません!」

 

ザグレスの仕業だと思っている弦十郎たちにヒオは言う。

 

エルフナイン「ヒオさんはあれが何か分かるんですか?」

 

ヒオ「はい。感じるんです…」

 

エルフナインの問いにヒオはそう答える。

 

 

 

多々良島に突如現れた白い渦の中心部分が開いた。

 

?「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

デスギドラ「ガアァァァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォン!?」

 

白い渦の中心部分が開いた瞬間、巨大な蛾の姿をした怪獣が現れてデスギドラに体当たりをかました。

 

モスラ「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

白い渦から現れたのはゴジラたちと共にパヴァリア光明結社の野望を阻止し、シン・ゴジラが多々良島に上陸した際には島の怪獣たちと共に戦い行方不明になっていた地球の先住民『コスモス』こと『小美人』の守り神『モスラ』だ。

 

デスギドラ「ガアァァァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

現れたモスラにデスギドラは咆哮を上げて威嚇すると火砕流撃弾を発射した。

 

モスラ「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

威嚇されたモスラは長くしなやかな触角―『エレガンス・セイヴァー』から集めた地球の大自然エネルギーを額の3つの器官から3本重なって放つレーザー技『クロスヒート・レーザー』を発射して対抗する。

 

火砕流とレーザーがぶつかり合う。

 

モスラ「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

クロスヒート・レーザーの威力を上げて火砕流撃弾を四散させデスギドラに命中させた。

 

デスギドラ「ガアァァァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォン!?」

 

クロスヒート・レーザーを喰らいデスギドラは怯む。

 

モスラ「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

デスギドラを怯ませたモスラは上昇するとモスラ自身が蓄えたエネルギー、鱗粉内の物質、更に太陽エネルギーの相乗効果を持つ鱗粉―『パルセフォニック・シャワー』を放った。

 

パルセフォニック・シャワーによってダンスグロビンのガスが消え始めた。

 

ゴジラ「グルルルルル!?ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ガスが消えたのと同時にゴジラは身体が自由になったことを感じ取った。

 

モスラ「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

ゴジラ「グルルルルル!?ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

モスラを見てゴジラは驚くが直ぐにデスギドラと音楽をいまだに流す巨大ラジオを見た。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ダンスグロビンが無くなってラジオの音楽などで踊らなくてよくなったのでゴジラはデスギドラに狙いを絞る。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

デスギドラに狙いを定めたゴジラは怒りの籠った放射火炎を発射した。

 

デスギドラ「ガアァァァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォン!?」

 

ゴジラの怒りの込められた放射火炎を喰らってデスギドラは墜落する。

 

モスラ「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

墜落したデスギドラにクロスヒート・レーザーで追撃する。

 

デスギドラ「ガアァァァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

だがただ殺られる訳にはいかないデスギドラは三ツ首から火砕流撃弾を一斉に放ち回転、増幅させて打ち出す『三重渦撃砲』を繰り出した。

 

モスラ「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

ゴジラの前にモスラが降りてきてエネルギーの盾『シャイニングシールド』を展開して三重渦撃砲を防いだ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

モスラのシャイニングシールドがデスギドラの三重渦撃砲を防いでゴジラは放射火炎を発射した。

 

デスギドラ「ガアァァァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

放射火炎を喰らいデスギドラは大きく後退する。

 

モスラ「キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

後退したデスギドラにクロスヒート・レーザーを発射した。

 

デスギドラ「ガアァァァァァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

ゴジラとモスラの攻撃にデスギドラはたまらず翼を広げて飛翔すると宇宙へ向かって逃げ始めた。

 

 

 

ザグレス「ちょっと!?何逃げてるのよ!!」

 

逃げるデスギドラにザグレスは言う。

 

コンピューター『ザグレス様、デスギドラは完全に戦意喪失及び火星に逃げました』

 

逃げたデスギドラのことをコンピューターは報告する

 

ザグレス「あぁもう!引き上げるわよ!!」

 

逃げたデスギドラにザグレスは怒って元の世界に引き上げて行った。

 

 

 

ゴジラ「グルルルルル……ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

逃げたデスギドラを見てゴジラは勝利の雄たけび上げた。

 

ゴジラ「グルルルルル…ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…」

 

雄たけびを上げてゴジラは踊りでの体力の限界を迎えてしまいガウに戻って倒れてしまった。

 

モスラ「キュウゥゥゥゥゥ…キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!」

 

倒れたガウにモスラはゆっくりと着地して眠っている疲れてしまって眠っているガウを見るのだった。

 

 

 

ヒオ「やっぱりモスラ!」

 

救援に駆け付け、ダンスグロビンから解放したゴジラと共にデスギドラを退いたモスラを見て嬉しそうにするヒオ。

 

モスラ『キュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーー!!』

 

S.O.N.G.の本部に気付いたモスラは触手を光らせて小さな光をモニターを超えて送った。

 

光はヒオの隣に行くと人型になった。

 

マナ「ヒオ!」

 

光の正体はヒオと同じくコスモスこと小美人の1人でモスラと行方不明になっていた『マナ』であった。

 

ヒオ「マナ!」

 

生きていたマナにヒオは嬉しそうに抱き着いた。

 

マナも抱き着いたヒオに抱き着いた。

 

ヒオ「良かった。生きててくれて」

 

マナ「えぇ。モスラがあの時、力の大部分を使って冥王星に転移していたの。でも力を使いすぎて戻るのに時間がかかったの」

 

今までの経緯を語るマナ。

 

弦十郎「なにはともあれ今回は危ないところを助けていただき感謝します」

 

マナ「いえ私たちも何とか間に合ってよかったです」

 

ダンスグロビンによって危ない所だったので何とか間にあって良かったと言う。

 

こうしてX星人・ザグレスの多々良島攻略作戦は失敗に終わった。

 

モスラとマナも帰って来てヒオの心のつっかえも無くなった。

 

だが新たな脅威が迫っていた。

 

Continued on next time…




次回

弦十郎「福岡県博多区にギャオスが襲来した!」

その日はいつもと変わらぬギャオスとの戦いのハズだった。

藤尭「博多湾から巨大生物が浮上…いえ、空を飛んだ!?」

響「ガウくん!?」

浅黄「ガメラ…それは地球の守護神」

ゴジラの前に現れる地球の守護神『ガメラ』。

そして甦る最悪・最凶の敵!

総数300話・本編数200話突破スペシャル長編!

ゴジラVSガメラ~邪神覚醒~

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。