マリア「私の夏はどこ!」
ガウ「がうー…」
榊「ほお、コイツは爽快だなぁ」
イングラムがよく演習や訓練で使う特車二課の中庭にて整備の神様こと特車二課整備班班長『榊 清太郎』通称『おやっさん』はアンギラス、チタノザウルス、ゴロザウルス、クモンガ、カマキラス、ゴルザ、メルバ、レッドキング、ゴモラ、『バリヤー怪獣 ガギ』、『超古代怪獣 ガルラ』などのゴジラが引き連れて来た怪獣軍団の姿を見て呟く。
榊「怪獣王とはよく言ったもんだな」
シゲ「しかしこれだけの数よく引き連れてきましたね」
榊「なぁにこれが全部味方なんだ。ビビるこたぁねぇよ」
シゲ「そりゃあ、そうなんですけど…」
榊「それよりイングラムの整備をしちまうぞ」
シゲ「あ、ちょっと待ってくださいよ!おやっさーん!!」
太田「納得出来ません!!」
隊長室にて太田が後藤の机を叩きながら叫ぶ。
後藤「何が?」
太田「何がではありません!怪獣どもに我々の中庭を貸すなどどういうことですか!!」
中庭に集結したゴジラ率いる怪獣軍団のことを言う。
後藤「あとで説明するから。今は抑えて、ね?」
太田「し、しかし…」
後藤「これ以上言うなら彼に直接言ったら?」
後藤は太田の後ろを見て呟く。
太田「彼?」
太田が後ろを見るとパイプ椅子に座っておにぎりを食べてこちらを見ているガウがいた。
後藤「言ったら?」
太田「か、勘弁してください」
流石の太田も怪獣軍団を率いてきた
ガウ「がう?」
太田の言っていることは丸々聞いていたガウはとりあえず聞いていないフリをする。
泉「す、凄いよ、遊馬!」
篠原「あ、あぁ…確かに凄いな」
控え室にて泉たち特車二課第二小隊は興奮していた。
理由はゴジラたち怪獣軍団と来たS.O.N.G.の面々の内の2人―翼とマリアであった。
熊耳「風鳴 翼とマリア・カデンツァヴナ・イヴ…どちらも世界的アーティストね」
進士「多美子さんが大ファンなんでサインとか貰えませんかね?」
山崎「流石に無理じゃないでしょうか…」
世界的アーティストが来たら誰だってこんな反応をするだろう。
切歌「特車二課のある所って…」
調「うん、何も無いね…」
正直な感想を言う切歌と調。
響「たーしかに何もないね」
翼「調べたところこの辺りにあるのは定食屋一軒だけらしい」
クリス「本当に何にもねぇんだな」
マリア「陸の孤島って言われるのも納得だわ」
特車二課のある埋め立て地のことを口々に言う。
響「そう言えばガウくんは?」
翼「ガウなら隊長室だろう。怪獣軍団の駐屯する場所を提供してくれたのだからな」
マリア「何か用事でもあったの?」
響「いえ、私が買ってきたコンビニのおにぎりをどこにやったか知らないかなーって」
クリス「お前…何を持ってきてるんだよ…」
切歌「1人だけ食料持ち込みはズルいデス!」
調「でもそれが響さんらしい」
響「いやー、ははははは。照れますなぁ」
「「「「「誉めてない/デース」」」」」
同時に言う面々だった。
マリア「私の夏はどこにあるのーっ!!」
調「マリアが…」
切歌「壊れたデス…」