戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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マリア「まさかセレナの新しいイベントが始まるなんて…作者にリンカーを打ち込んででもセレナを!!」

調「ま、マリアが壊れた!!」

切歌「残念マリアになっちゃったデース!!」


第220話 動き出す脅威

ガウとリルの2人がいなくなってしまって数週間が過ぎていた。

 

弦十郎「ガウとリルがいなくなって数週間か…」

 

ガウとリルがいなくなったと言う報告を聞いて弦十郎たちやヒオとマナたちも心当たりを探し回ったが見つからなかった。

 

緒川「諜報部でも調べてみましたがこれといって手掛かりはありませんでした」

 

エルフナイン「怪獣島にも帰っていないようですから何者かに拐われたのが高いです」

 

ガウとリルの行方を推測する。

 

クリス「くそっ、どこのどいつだよ!2人を拐ったのは!」

 

翼「落ち着け雪音」

 

マリア「そうよ。貴女まで荒れたら手が付けられないわ」

 

荒れかけているクリスに翼とマリアは後ろを指差した。

 

後ろには息を荒らし、目が血走っている響が未来、切歌、調に抑えられていた。

 

弦十郎「ともかく一刻も早くガウとリルの2人を捜し出さねばならん」

 

色々な意味でまずい状況になるのを感じて弦十郎は言う。

 

マリア「にしても何の痕跡も残さずにガウとリルの2人を拐うなんて」

 

翼「相手はかなりの手練れで間違いないだろう」

 

クリス「錬金術師の可能性も高いな」

 

ガウとリルを拐ったのが錬金術師かもしれないと予測する。

 

響「だったら錬金術師を片っ端からぶっ飛ばしましょう!!」

 

『却下』

 

響のテロ発言に全員満場一致で答える。

 

切歌「いち早くガウくんとリルくんの手掛かりを見つけるデス!」

 

調「うん。響さんがこれ以上テロ発言しないようにするためにも」

 

弦十郎「そうだな」

 

響が暴走する前に解決策を考えていると警報音が鳴り響いた。

 

弦十郎「何があった!」

 

藤尭「ポイントK4地区に未知の巨大反応を検知!」

 

友里「映像出ます!!」

 

中央のメインモニターに検知した未知の巨大反応のある地区を映し出した。

 

映し出されたのは地区の巨大な渦が発生し、そこから何かが飛来していた。

 

友里「巨大反応はあの渦からです!」

 

藤尭「渦から怪人が複数飛来、一般人を襲っています!被害はなおも拡大中!!」

 

渦から飛来していたもの―怪人が一般人を襲っていることを報告する。

 

弦十郎「こんな時に!すなまいが全員出動してくれ!」

 

翼「分かりました!」

 

弦十郎に言われて翼たちは現場に向かう。

 

未来「ほら響、行くよ!」

 

未来は響の首根っこを掴んで引き摺って翼たちの後を追いかけた。

 

 

 

翼たちが向かっている時、現場では立ち入り禁止の看板が立っている廃ビルの屋上にあの青年たち5人がいた。

 

?「やれやれあの野郎、動き出したな」

 

?「だな。しかしあの数は…」

 

?「お前風に言うと、面倒くせぇってやつだな」

 

渦から飛来し、一般人を襲う怪人たちを見る。

 

?「放置しては行けないな」

 

?「それじゃ、行こうか!」

 

そう言うと5人はそれぞれアイテムを出した。

 

『変身!!』

 

5人がそう言うと全員の姿が変わった。

 

目付きが悪い青年は角を合わせて2Mぐらいの仮面の戦士―『仮面ライダーアーク』。

 

黒短髪が特徴の青年は黒い体色で青い目をした仮面の戦士―『仮面ライダーG4』。

 

茶髪ポニーテールが特徴の青年はコーカサスオオカブトがモチーフとなっている黄金の仮面の戦士―『仮面ライダーコーカサス』。

 

前回で面倒と言っていた青年は白い体色に、黒いマント、体にはスロットが着いたジャケットを付け、脚部分が青い仮面の戦士―『仮面ライダーエターナル』。

 

年長者らしき青年はギリシア文字のΩのようなマスクが特徴の仮面の戦士―『仮面ライダーオーガ』になった。

 

オーガ「よし、行くぞ!!」

 

「「「「おう!!」」」」

 

変身が完了して5人は廃ビルから飛び降りた。




未来「最近響がガウくんとリルくんの心配しかしないのよね。次から響のご飯少な目にしようかな」

クリス「そんなのが効くのかよ?」

翼「いや、立花ならば効くハズだ」

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