戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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殺せんせー「ヌルフフフフフ、みなさんに私が殺せますかね~」

渚「殺してみせますよ、殺せんせー」

殺せんせー「ヌルフフフフフ、それは楽しみですね~」

調「なんか変なのに前書き占領されてる…」

ガウ「がう~」


第223話 な、なんで…

仮面ライダーたちがワーム、オルフェノク、ドーパント、ロード怪人、ファンガイアを押し返している時、渦の奥にある巨大な城の中にある王の間のような場所に水晶玉で戦いの行方を見ている人物がいた。

 

ガウとリルを拐ったあの人物だった。

 

?「…………」

 

人物は次々に倒されるワームたちとワームたちを倒していく仮面ライダーたちを見て歯軋りした。

 

?「………!!」

 

歯軋りした人物は奇声のようなのを上げる。

 

ガウ「グルルルルル……」

 

人物の奇声を聞いて奥からガウが喉を鳴らし暗闇から姿を現した。

 

だがその姿は今までのとは違い黒い正気が溢れ、さらに毛も逆立ち荒々しさを、目は鋭くなり闘争心を剥き出しにしていた。

 

?「…………!!」

 

奇声を再び上げる。

 

ガウ「グルルルルル……」

 

人物の奇声を聞いてガウは再び暗闇の中に消えた。

 

 

 

アーク「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

アークの拳がファンガイアの1体―『シープファンガイア』を貫いた。

 

シープファンガイア「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………………」

 

アークの拳に貫かれシープファンガイアは爆散した。

 

アーク「ふぅ…あと何匹だ?」

 

残りのファンガイアたちを見てアークは言う。

 

残りのファンガイアたちはアークに見られて下がる。

 

他の怪人たちも同様であった。

 

皆、仮面ライダーたちの強さを恐れて動けなかったのだ。

 

アーク「なら一気に…!?」

 

一気にファンガイアたちを倒そうとしたアークだったが真上から来る殺気に気付き後ろへ回避した。

 

数秒差でアークがさっきまでいた場所に何かが落ちてきた。

 

アーク「なんだ?」

 

落ちてきた何かを凝視するアーク。

 

ガウ「グルルルルル……」

 

落ちてきた何か―ガウが姿を現した。

 

響「ガウくん!」

 

現したガウを見て響は嬉しそうに近寄ろうとする。

 

アーク「あ、おい!」

 

だがアークはガウからただならぬ気配を感じて響を止めようとするが間に合わなかった。

 

近付いてきた響にガウは体を回転させて尻尾で攻撃してきた。

 

響「うわっ!?」

 

ガウの攻撃に響は反応出来ず腹部に直撃し、ビルの壁に叩きつけられた。

 

未来「ひ、響!?」

 

壁に叩きつけられた響を見て叫んだ未来が駆け寄ろうとした時、ガウは尻尾を地面に叩きつけた。

 

ガウ「グルルルルル……」

 

威嚇するように喉を鳴らすガウ。

 

未来「な、なんで…どうしちゃったの、ガウくん!!」

 

自分たちに攻撃したり、威嚇したりするガウを見て未来は困惑してしまうのだった。




マシュ「もうすぐFGO三周年ですよ、先輩!」

ぐだ子「そうだね。よし、張り切って英霊を召喚しよー!」

マシュ「はい!」

英霊召喚中…

ぐだ子「おっ、星4!…って!?」

ガウ「がう?」

マシュ「先輩…この子は?」

ぐだ子「英霊…だよね?アレキサンダーみたいな」

マシュ「絶対に違います!!」

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