ビルド「今日も勝利の法則は決まった!」
「「それではどうぞ!」」
未来「なに、あれ?」
脈を打つように動いている黒い球体を見て未来は嫌な予感をしていた。
アークキバット「あれはワルプルギスゴーストの本体だよ~」
黒い球体が『怨念の魔女 ワルプルギスゴースト』の本体だと言うアークキバット。
響「あれが…」
ワルプルギスゴーストを見て響は構える。
ガウ「ガルルルルルル!!」
よく状況が掴めなていなかったガウだが響から降りてワルプルギスゴーストを威嚇する。
ワルプルギスゴーストの本体の黒い球体は大きな脈を打ったのと同時に黒い波動を繰り出した。
響「うわっ!?」
未来「きゃっ!?」
ガウ「がうっ!?」
アーク「おわっ!?」
ワルプルギスゴーストの本体の黒い球体が繰り出した黒い波動により4人は吹き飛ばされてしまった。
同時に響、未来のギアとアークの変身が解けてしまった。
黒い波動を放ったワルプルギスゴーストは球体から姿を変え始めた。
黒いドレスを纏ったような女性の姿で、頭部の上半分が切り取られたように存在せず、そこから2本の角か帽子のようなモノが生え、そこに半透明のヴェールを着けている人型になった。
ワルプルギスゴースト「…………」
真の姿となったワルプルギスゴーストは響たちを見下ろした。
高宮「真の姿になったのか…」
未来「物凄い圧力を感じる…」
ワルプルギスゴーストから感じる圧力を感じていた。
ワルプルギスゴースト「キイィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
ワルプルギスゴーストは奇怪な声を上げるとワルプルギスゴーストの左右の床に魔方陣が現れて中から2人の人物が現れた。
バグルアップ!
天を掴めライダー!
刻めクロニクル!
今こそ時は極まれり!!
クロノス「ふふふふふふ」
片方は王冠のように伸びる5本のブレードアンテナ―『クロノブレードクラウン』によって独自のシルエットを成している黒と緑の仮面ライダー―『仮面ライダークロノス』。
エボルドライバー!
コウモリ!
発動機!
エボルマッチ!
Are you ready?
バットエンジン!
フッハハハハハハハハハハ!
エボル「ククククク」
もう片方は額のコウモリ状の角や胸・肩より煙突の如く伸び、紫・白・黒の3色の体色した仮面ライダー―『仮面ライダーマッドローグ』だった。
アークキバット「クロノスに、マッドローグ!?どっちもダークライダーの中で最悪のダークライダーだよ~!!」
クロノスとマッドローグを見ていつも陽気なアークキバットが珍しく慌てていた。
響「そんなに凄い人たちなの?」
高宮「仮面ライダークロノスは時を自在に操ることが出来る、仮面ライダーマッドローグは世界…いや、宇宙そのものを破壊できる力を持っているダークライダーが生み出した仮面ライダーだ」
ガウ「が、がう!?」
クロノスとマッドローグのことを高宮から聞いてガウは驚く。
クロノス「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ…はあぁっ!!」
マッドローグ「おらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
現れたクロノスとマッドローグはそれぞれの手から黒い球体を出して放った。
黒い球体が地面に着弾して4人の姿が爆煙の中に消えたのだった。
エボルト「おい作者ぁ!なんで俺じゃねぇんだよ!!」
作者「仕方ねぇだろ、アンタまだ倒されてないボスキャラなんだからよ!!」
エボルト「だからってなんでマッドローグなんだ!下書きまで俺だったろ!」
作者「したかったよ!クロノスとエボルの最凶・最悪ダークライダーコンビにしたかったよ!でもな、まだ倒されてないキャラを倒させるわけにはいかねぇんだよ!!」
エボルト「ならせめてフェーズ1~3か出せよ!つーかマッドローグも倒されてないだろ!」
作者「バランス悪くなるわ!マッドローグは確かに倒されてないけどジーニアスフォームより弱いからいいの!ロボ・内海だし!」
内海「作者も私のことをそう思ってたのか…」
作者「いや、みんな思ってるよ」
内海「私は断じてロボではな…」
新・檀黎斗「私こそが神だぁ!!」
作者「じゃ、次回をお楽しみに~」