トリコ「一部オリジナルがあるがしっかり見てくれよ!」
小松「ほ、星そのものを喰らうって…」
ヒオ「まだアレは幼体ですが成体は星1つを丸ごと飲み込み、角砂糖くらいにまで凝縮させます!」
鈴「星を丸ごと飲み込んで角砂糖くらいにまで凝縮する!?」
ティナ「ば、化け物すぎる!!」
バキューモスの力に恐怖する。
バキューモス「キュラガアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
雄叫びを上げるバキューモス。
サニー「おいおい、星丸ごとってどんだけだよ」
ココ「流石は異世界だね。宇宙怪獣までいるなんて」
ゼブラ「宇宙怪獣だろうがなんだろうが知ったこっちゃねぇ。チョーシに乗ってる奴はぶっ殺すだけだ」
トリコ「いや、ちょっと待て」
ゼブラ「あ?どうした、トリコ」
トリコ「アイツの中から旨そうな匂いがする!」
バキューモスから出ている匂いをトリコの超嗅覚が感じ取っていた。
響「ふぇ!?あの怪獣からですか!?」
トリコ「あぁ、旨そうな食材の匂いだ!」
クリス「だからどんな鼻をしてんだよ!?」
ココ「トリコの嗅覚は常人の1万倍…簡単には
翼「け、警察犬よりいいだと!?」
トリコ「因みにココは電磁波や赤外線から弱い紫外線まで見えるし、サニーは0.1ミクロンの髪が30万本あるし、ゼブラは数km離れた場所からでも落ちたコインの音を聞き分けられるぜ」
クリス「もはやどこのスーパーヒーローだよ!!」
トリコたちの超人じみた能力にクリスは言う。
バキューモス「キュラガアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
雄叫びを上げたバキューモスは中央が赤く光る場所を出すと吸い込み出した。
トリコ「うおっ!?何て吸引力だよ!?」
ココ「流石は星丸ごと飲み込む怪獣だね」
サニー「言ってる場合かっ!踏ん張らねぇと飲み込まれちまうぞ!!」
バキューモスに飲み込まれないように踏ん張るトリコたち。
翼とクリスもバキューモスに飲み込まれないように踏ん張っている。
バキューモスの吸引力に炎は消えてしまっといる。
ガウは響が飛ばされないように尻尾を地面にめり込ませて体を固定させている。
テリー、キッス、クインたちは小松たちの安全を第一に考えてバキューモスからあらかじめ距離を取っていた。
ゼブラ「チョーシ…乗るなよ、雲野郎が!ボイスマシンガン!!」
バキューモスの吸引力の中、ゼブラは音の機関銃『ボイスマシンガン』を発射した。
元から音速に近いゼブラの攻撃はバキューモスの吸引力が加わり加速されるが全てバキューモスの体の中に吸い込まれてしまった。
ゼブラ「ちぃ、全て吸い込まれちまったか!」
自身の技が吸い込まれたのを見て舌打ちするゼブラ。
翼「ならばこれならどうだ!」
踏ん張っている中、翼は跳躍した。
跳躍した翼はアームドギアを巨大化させて蒼い斬撃―『蒼ノ一閃』を繰り出した。
しかし蒼ノ一閃はボイスマシンガン同様バキューモスの体の中に吸い込まれてしまった。
翼「ギアの攻撃すら吸い込むのか!?」
自身の技を吸い込むんだバキューモスの力に驚く。
翼「うわっ!!」
蒼ノ一閃を繰り出した翼の体がバキューモスに吸い込まれる。
トリコ「まずい、サニー!」
サニー「分かってるがこう吸い込みが激しいと流石の
流石のサニーもこのバキューモスの吸引の嵐の前に動けなかった。
翼がバキューモスに飲み込まれかけた時だ。
ガウ「がうぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
翼がバキューモスに吸い込まれかけた時、ガウが雄叫びを上げて本来の姿―『怪獣王 ゴジラ』となって翼を受け止めた。
翼「すまないガウ。助かった」
ゴジラ「グルルルルル……」
翼の無事を確認したゴジラはゆっくりと降ろした。
ゴジラが現れたことによりその体が巨大な壁となってバキューモスの吸引力からトリコたちを守っていた。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
翼を降ろしたゴジラは振り向いてバキューモスに放射火炎を発射したがバキューモスの吸引力に放射火炎も体の中に吸収されてしまった。
バキューモス「キュラガアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
放射火炎を吸収したバキューモスは吸引を止めて苦しむように叫びだした。
トリコ「なんだ?」
響「苦しんでる?」
バキューモスが苦しみだしたのを見て首を傾げる。
ココ「バキューモスの電磁波が急に弱くなった」
ゼブラ「呼吸・脈拍に乱れが起きてやがる」
サニー「アイツの攻撃で乱れたってのか?なんで急に?」
トリコ「恐らくガウの強力過ぎる攻撃に体の中にある圧力でも抑えられなかったんだろう」
翼「なるほど、それで圧力で凝縮されていた惑星か何かにガウの熱線が当たり内部爆発を起こしたと」
クリス「だったらガウの熱線並の威力なら…」
響「勝てる!」
ゼブラ「だったら全員、俺の攻撃に適応させろよぉ!メテオノイズ!!」
超巨大な音の塊を空中に飛ばし、地上に音の塊を降らせて攻撃する『メテオノイズ』を打ち上げる。
ココ「ポイズンミサイル!!」
メテオノイズが落ちる前にココが『ポイズンミサイル』を発射して合体させる。
トリコ「18+18!36連ツイン釘パンチ!!」
トリコは両腕の18連釘パンチを同時に繰り出す『36連ツイン釘パンチ』を。
響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
響はドリルナックルを。
クリス「持ってけ全部だぁ!!」
クリスは弩弓に変形させたアームドギアからクラスター弾としての性質を持った大型矢を放つ範囲攻撃―『GIGA ZEPPELIN』を。
翼「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
翼は再び蒼ノ一閃をそれぞれ繰り出した。
サニー「30倍スーパーフライ返し!!」
0.1ミクロン2万本で2倍の威力にして相手に返すサニーのカウンター技の中で全ての髪(30万本)を動員する最大威力の『30倍スーパーフライ返し』でトリコたちの技を増幅させてゼブラとココのポイズンメテオノイズに加える。
全員の技が加わったポイズンメテオノイズは超巨大なフォークになった。
「「「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」
超巨大フォークにトリコ、ココ、サニー、ゼブラの細胞―『グルメ細胞』の中にいる悪魔たちがオーラとなって現れる。
トリコ「この世の全ての食材に感謝を込めて…」
『いただきます!!』
全員の呼吸を合わせて超巨大フォークを発射した。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ゴジラも続くように超巨大フォークに放射火炎を発射して纏わせた。
バキューモス「キュラガアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
向かって来る超巨大フォークをバキューモスは吸収しようと吸引するだが…。
バキューモス「キュラガアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!?」
超巨大フォークはバキューモスの体内の圧力でも凝縮出来ずにそのままの威力を保持したままバキューモスを貫いた。
『ご馳走さまでした』
バキューモスの体を貫いたのと同時にトリコたち(ゼブラを除く)は手を合わせてそう言ったのだった。
バキューモス「キュラガアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
体を貫かれたバキューモスは口部分らしき所から何かを吐き出した。
響「なに?」
翼「いったい何を吐き出した!?」
警戒する響たちの上にあるのは宝石のように輝く肉だった。
クリス「肉!?」
トリコ「あぁ!?あれは!!」
サニー「じゅ、
ココ「いや、
『
因みにサニーの人生のフルコースのメインディッシュでもある。
7色に輝く虹のような巨大な果実とコーラが出てきた。
トリコ「虹の実だと!?ってことはあのコーラは!?」
『虹の実』…
たった1滴で25Mプールの水が全て芳醇で濃厚なジュースに
因みにトリコの人生のフルコースのデザートである。
ゼブラ「……」ごくごく…
バキューモスが虹の実と出したコーラを飲むゼブラ。
ゼブラ「間違いねぇ、メロウコーラだ!!」
『メロウコーラ』…
世界一旨いコーラだが、そのコーラがあるのはグルメ七不思議の1つ『グルメピラミッド』の中にいる猛獣『サラマンダースフィンクス』を特殊な方法で調理して出る涙が元。
因みにゼブラの人生のフルコースのドリンクである。
響「じ、じゃあ、あの怪獣が吐き出してるのって…」
翼「トリコさんたちの世界にある食材か!?」
トリコ「だがどうなってんだ!?なんで俺たちの世界の食材が!?」
自分たちの世界にあるハズの食材がいるハズのない怪獣 バキューモスの体内なら出てくることに戸惑っているトリコ。
ヒオ「恐らくこのバキューモスが貴殿方の世界に行っていたのです」
戸惑っているトリコたちに答えるようにヒオがマナと共にフェアリーに乗ってやって来て言う。
マナ「本来ならバキューモスは宇宙にいる怪獣です。しかしその卵がワープホールに入りトリコさんたちの世界に行き、そこの食材を食べて成長していのかと」
ココ「つまりこのバキューモスは星ではなく僕たちの世界の食材を食べていて、それが倒されて食べて凝縮されていた食材たちが飛び出してきたのか」
ヒオ・マナ「「はい、その通りです」」
ヒオとマナの予測に納得する。
トリコ「ん?のお!あの食材は!!」
次々にバキューモスから吐き出される食材中でトリコが見たのは海のように青く透き通った色をした巨大魚であった。
トリコ「ウミサチヒコウオだぁ!!」
「「「なにぃ!?」」」
トリコの言葉を聞いてココたちは反応して言う。
トリコ「よし、こんだけあるならやることは1つだ!宴だぁ!!」
トリコの発案に響たちは賛同した。
怪獣島の中心部。
ここがガウが用意した宴の会場だった。
会場には響たちをはじめ待機していた未来たち他の装者や弦十郎、友里、藤尭、緒川、怪獣島に住む怪獣たちに、モスラやリルも来ていた。
肝心のバキューモスが吐き出した食材は
毎分1兆リットルの膨大な水の爆弾が流れる場所『デスフォール』(別名:処刑の滝)の奥にいる警戒心を全く持ち合わせていない水晶のように美しく透き通り光輝く魚『サンサングラミー』(別名:クリスタルフィッシュ)。
特殊な磁場と気圧の関係で地球の引力の影響をより強く受ける場所『ヘビーホール』の最下層にある
さらになんとバキューモス自体が上品なキクラゲであったのだ。
トリコたちの世界の食材を食べて自身も食材になってしまったのだ。
それらを全て小松が怪獣サイズからヒオとマナたちサイズまで調理していた。
もちろんメインはウミサチヒコウオの刺身だ。
トリコ「よし、準備出来たな!この世の全ての食材に感謝を込めて…」
『いただきます!』
響「これがウミサチヒコウオのお刺身。あむ…」
ウミサチヒコウオの白身の刺身を箸で摘まんで醤油を少し付けて食べる響。
響「え!?なにこれ!?白身魚なのにこの味は…マグロの大トロ!?でも全く脂っこくない!むしろ丁度いい脂のノリ!!」
クリス「うおっ!?魚のハズなのに牡蠣の濃厚な味がしやがる!」
翼「むっ、これはカニか!しかもしっかりとした身に海の香りがたまらん!」
マリア「あらこれは鰹のタタキね!香ばしさの中に生の味が損なわれていないわ!」
調「これって…サーモンの味だ!サーモンの脂が程好い感じがいい」
切歌「こ、この味は…ウニデス!ウニの濃厚な味が口に広がってくてデス!」
トリコ「のお!この味は鮃のえんがわだぜ!脂の旨さがあっさりしてるぜ!」
ココ「お、ここはタコの味だね。程よい瑞々しさがなんとも言えないね」
ゼブラ「コイツは鯨のベーコンだな。脂が程好くかつ固さが丁度いい頭堪えだ!」
サニー「んー、フカヒレの上品な味わいだな。美しい~!」
弦十郎「このバキューモスのキクラゲも中々の味だ!」
鈴「コリコリとした感じがいいアクセントになってるし♪」
小松「僕たちの世界の食材を食べてましたが主にウミサチヒコウオ影響ですね」
ティナ「宇宙怪獣を食す私たち!てんこ盛り大スクープよ!」
思い思いの食材を食べて言うがある共通の言葉はただ1つ。
『旨い!』
ガウ「がうがうー!」
リル「かうー!」
怪獣たち『ガオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!』
フェアリー「きゅうー!」
テリー「ウォウ!」
キッス「ガアァァァッ!」
クイン「シャアァァァッ!」
クルッポ「くるっぽー!」
である。
ウミサチヒコウオの全ての海の幸の味わいやバキューモスのキクラゲなどをみんな楽しんでいた。
怪獣たちやヒオとマナ、テリー、キッス、クイン、クルッポ、フェアリーも自分たちサイズの食材を味わっていた。
宴は3日3晩続いたが謝ってガウがお酒を飲んで酔った勢いでゴジラになって大暴れしたりしていたのはまた別の話である。
3日3晩の宴の後、トリコたちは無事に元の世界に帰って行ったのであった。
誰かが言った。
星を丸々1つ飲み込んでしまうがその体は上品なキクラゲである『バキューモス』がいると。
鮭・蟹・ウニ・鯨など全ての海の幸の味わいを楽しめる魚『ウミサチヒコウオ』がいると。
世はグルメ時代。
未知なる味を求めて探求する時代。