戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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切歌「デデデ!?ついにまた来ちゃったデスよ、このシリーズが!!」

弦十郎「総員第1級戦闘配置だ!!」

藤尭「各国軍にも迎撃要請出します!」

友里「機龍、MOGERAの配備完了!」

翼「毎回だな、このシリーズ」

マリア「そうね」


幕間短編12
番外編 ガウといろいろな人(ハイパー)


?「ここはいったい…」

 

その日、某県の森林に1人の女性が歩いていた。

 

?「なんで私…確かナノメタルに侵食されて…」

 

自身のこれまでの経緯を思い出す女性。

 

その時だった。

 

?「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

?「え!?」

 

突然聞こえた野獣の鳴き声に反応して振り向くと巨大な影が女性に迫っていた。

 

?「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

迫って来た影に女性は逃げる。

 

逃げる女性に影は追い掛ける。

 

?「い、いったいあの怪獣は…それにここ!?先輩、先輩、お願い誰かでて!!」

 

通信を試みるがノイズしか来なかった。

 

?「きゃっ!!」

 

走っていると木の根に足をとられて転倒してしまった。

 

?「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

チャンスとばかりに迫る。

 

ここまでかと女性が思った時だった。

 

?「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

また別の鳴き声が聞こえたかと思いきや迫っていた影を辺りの木々ごと踏み潰した。

 

?「今の鳴き声って…」

 

後から聞こえた鳴き声を知ってる女性は見上げた。

 

そこには体型は非常にスリムかつスタイリッシュな体型になっていて、頭部も背びれも割りと小さめになっている怪獣―『怪獣王 ゴジラ』がいた。

 

ギャオス「ガ…カ…………」

 

ゴジラが踏み潰したのは体色は赤く、頭はやや平たく幅広くなり、眼は目立たない巨大な怪鳥『超遺伝子獣 ギャオス』であった。

 

響「大丈夫ですか!?」

 

ゴジラの背から1人の少女―響が飛び降りて女性に近づいた。

 

?「え、あ、はい…」

 

響にも驚いているが女性が一番驚いているのはゴジラの方であった。

 

?(なんでゴジラが人間の少女と…)

 

ゴジラが人間の少女といる…これが女性が驚いている要因である。

 

ゴジラ「グルルルルル……」

 

ガウ「がう~」

 

ギャオスを倒したゴジラは体を光らせてガウに戻って響の側に寄ってきた。

 

?(ゴジラが…人に!?)

 

ガウを見て女性は驚いた。

 

響「ガウくん、お疲れ様」

 

ガウ「がう♪」

 

響「師匠、最後のギャオスをガウくんが仕留めました」

 

弦十郎『ご苦労だった。直ぐに帰還してくれ』

 

響「はい。あ、一般の人を保護したんですけどどうしますか?」

 

弦十郎『逃げ遅れがいたのか?すまないが本部へ連れてきてくれ』

 

響「わっかりました!」

 

弦十郎と連絡を取って響は女性の方を向いた。

 

響「すいませんが一緒に来てくれませんか?」

 

女性の方を見て響は手を差し出した。

 

?「あ…は、はい…」

 

差し出された手を握る女性。

 

響「あ、お名前を聞いていいですか?私、立花 響。この子はガウくんです」

 

ガウ「がう~」

 

ユウコ「私はユウコ・タニです」

 

女性―『ユウコ・タニ』は響とガウにそう言うのだった。




銀さん「カブト狩りじゃあぁぁぁぁ!!」

響「カブト狩りじゃあぁぁぁぁ!!」

クリス「他所でやれ!!」

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