戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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奏「いやー、まさか二課を眠らせるとはやるなぁ」

翼「確かに。マリアも立花もまだまだだな」

奏「さて、今日もよろしくな」


第247話 壊滅、S.O.N.G.

S.O.N.G.本部の第3ブロックにて浸水する中、S.O.N.G.エージェントたちが侵入者に銃撃していた。

 

だが侵入者の肉体に弾丸はことごとく跳ね返されていた。

 

侵入者はヒトデ、ヤドカリ、イカの姿をしていた。

 

エージェントたちの銃撃に対して侵入者の内、イカが腕を鞭のように伸ばしてエージェントたちを凪ぎ払った。

 

イカがエージェントたちを凪ぎ払うと前にシャッターがあった。

 

シャッターを見てヤドカリが貝のトゲ部分をミサイルのように発射してシャッターを破壊した。

 

シャッターを破壊してヒトデが先に奥へ進んでいく。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ヒトデが奥へ進んで行こうとするとギアを纏った響がブーストして殴り飛ばした。

 

殴り飛ばされたヒトデは後ろにいたイカとヤドカリに激突して奥へ吹き飛ばされた。

 

響「ここから先は通さいよ!」

 

3体に響は言いながら構えて隣にはアームドギアを構えていた。

 

吹き飛ばされた3体は起き上がるとヒトデが体から小さなヒトデを手裏剣のように飛ばしてきた。

 

未来「させない!」

 

放たれた手裏剣を未来はアームドギアからビームを発射して1発も外さず全て撃ち落とした。

 

響「未来、凄い」

 

1発も外さなかった未来に響は感心していた。

 

未来「クリスにこっそり教わってたからね」

 

響「クリスちゃん譲りだったんだ」

 

未来「うん」

 

2人がそう話しているとイカが腕を伸ばしてきた。

 

響「ほっ!どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

イカの伸ばされてきた腕をタイミング良く掴み振り回した。

 

響「おりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

何周かして響はイカを投げ飛ばした。

 

投げ飛ばされたイカは屋根に叩き付けられた。

 

イカが叩き付けられたのを見てヤドカリはミサイル、ヒトデは手裏剣を響に向かって放ってきた。

 

未来「響を殺らせない!!」

 

響に向かって来るミサイルと手裏剣を未来はクリス譲りの射撃で撃ち落とした。

 

響「ありがとう、未来!」

 

未来「響のためなら」

 

クリスがいたら絶対に言うであろう言葉をここに。

 

《そういうことは家でやれ!!》

 

未来がミサイルと手裏剣を撃ち落とした時、響のいる壁に穴が開いてハサミが響を掴んだ。

 

響「え!?」

 

未来「響!!」

 

掴まれた響を助けようとする未来だったがヒトデたちのいる場所にある穴から何かが水に乗って現れた。

 

翼たちを飲み込んだあの光の龍だった。

 

龍「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!」

 

水に乗って現れた龍は響を助けようとする未来を飲み込んだ。

 

響「み、未来ぅー!?」

 

未来が飲み込まれて響は叫ぶ。

 

龍に未来が飲み込まれたのを確認したように響を掴んだハサミは響ごと壁から引き抜かれた。

 

響「うわっ!!」

 

ハサミごと引き抜かれた響は海中に入る寸前に息を大きく吸って止める。

 

響を掴んでいたのはカニの姿をした生き物だった。

 

さらにS.O.N.G.の本部に侵入していたヒトデたちが出てきて合流してきた。

 

合流したカニたちは海底に向かっていき、未来を飲み込んだ龍は地上へ向かっていく。

 

響「ん…んぐ…ごぱっ………」

 

海底に連れてかれた響は息が続かず気を失ってしまった。

 

響が気を失ったのを見てヤドカリとヒトデがS.O.N.G.本部に向かってミサイルと手裏剣を発射した。

 

 

 

友里「響ちゃん、未来ちゃんの反応途絶!!」

 

藤尭「司令!本部にミサイルらしき反応を多数確認!!」

 

弦十郎「回避は!?」

 

藤尭「間に合いません!!」

 

回避が間に合わずS.O.N.G.本部にミサイルと手裏剣が命中、海中では閃光が瞬き、地上では巨大な水柱が高く飛び上がったのだった。




響「さて、次回をお楽しみに!」

未来「因みに次回はガウくんサイドですよ」

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