アストルフォ「そうだねー」
未来「詳しくは活動報告にある『結果発表~』を見てください」
ガウ「がう!」
弦十郎「うっ…ん…」
弦十郎が目を覚ますと藁を敷き詰められた洞窟に寝かされていた。
弦十郎「ここは…?」
周囲を見回すと同じく藁を敷き詰められた所で寝かされているエルフナイン、ユウコ、藤尭、友里がいた。
ヒオ「目が覚めたみたいですね」
声の方を見ると石の上にいるヒオとマナがいた。
弦十郎「貴女方が助けてくれたのですか?」
マナ「はい。正確には私たちとモスラです」
モスラ「キュオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
洞窟の入り口にはモスラが覗き込んでいた。
弦十郎「助かりました」
ヒオ「いえ、同じ地球に住む者どうしなので気になさらないでください」
マナ「それより風鳴司令に伝えなければならないことがあります」
弦十郎「伝えなければならないこと?それはいったい…」
ヒオ「焦らずに聞いてください…」
マナ「実は…」
ヒオ・マナ「「怪獣島が全て凍らされてしまいました」」
弦十郎「なっ!?」
ヒオとマナに伝えられた言葉に弦十郎は驚いた。
ヒオ「ゴジラを含む地上や海中にいた怪獣たちは全て氷像になってしまいました」
マナ「暖かな地底にいた一部の怪獣たちがこのインファント島に集結しています」
一部の難を逃れた怪獣たちがモスラとヒオとマナたちコスモスが住む島―『インファント島』に集結していることを伝える。
弦十郎「なぜ…怪獣島やガウたちは凍らされてしまったのだ?」
ヒオ「まだ分かりません」
マナ「ただゴジラたちは何かと戦っていたようなんです」
弦十郎「何かと戦っていた…まさかあのアーチに関わることか?」
ヒオ「あのアーチを知っているのですか?」
弦十郎「いえ、我々も詳しくは…それを調査していた翼たちが行方不明になってしまいましまから」
マナ「シンフォギア装者が行方不明にですか?」
弦十郎「えぇ」
翼たちが行方不明になったことを聞かれて弦十郎は頷いて肯定すると通信機が鳴った。
弦十郎「こちら弦十郎」
八紘『弦、無事だったか』
通信に出ると兄である八紘が慌てた様子で出た。
弦十郎「どうしたんだ、八紘兄貴?」
八紘『先ほどフランスのパリに2体のドラゴン型の怪獣が出現した』
弦十郎「フランスのパリに!?だが怪獣島は今…」
八紘『まだだ、まだある。フランスのパリと同時にオーストラリアのシドニーに2体、アフリカ・タンザニアに1体、日本の奥東京にも1体、計6体のドラゴン型の怪獣が出現した』
弦十郎「ちょっと待ってくれ!その場所は!?」
ドラゴン型の怪獣たちが現れた地名を聞いて弦十郎は思い当たる節があった。
八紘『あぁ、全てあのアーチが出現した場所だ!』
そうドラゴン型の怪獣たちが出現した場所全てがあのアーチが出現した場所であり、さらに行方不明になった翼たちが調査していた場所でもあったのだ。
グラファイト「ドラゴン型の怪獣だと?まさか新たなバグスターか!?」
ショウ「まさかボクチンの仲間が!?」
リュウタロス「もしかして僕と同じドラゴンのイマジン!?」
新檀藜斗「残念だな、それは全て私だぁ!」
スーパー眼鏡掛け機G3X4「どれも違うわぁ!ってか『スーパー眼鏡掛け機G3X4』って何だよ!!」
作者「知らん」
スーパー眼鏡掛け機G3X4「適当かいぃ!!」