戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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エボルト「予告通り俺様が…出てねぇぞ!!」

万丈「お前が出たら色々面倒だからだよ!」

エボルト「くそ、作者はどこいったぁ!!」

内海「作者なら『銀魂2 掟は破るためにこそある』を見に行ったぞ」

エボルト「劇場ごと潰してやる!!」


第253話 ライモン・ブドー・雷蔵

奏「アタシの槍、受けてみろ!!」

 

逃げるライモンたちに奏は槍を投擲して大量に複製して放つ広範囲攻撃―『STARDUST∞FOTON』を繰り出してライモンたちの行く手を阻む。

 

ライモン「しつこい女だぜ!」

 

奏「あんだけ酷いことしたお前らに言われたくないね!」

 

ライモンに言われて奏はそう言い返した。

 

同時にセレナたちが合流してきた。

 

雷蔵「どうやら覚悟を決めた方がいいみたいだな」

 

ブドー「そのようだ」

 

雷蔵は太刀と小太刀を、ブドーはギラザメを構えた。

 

ライモン「ったくお前らのおかげで予定が狂いまくりだな」

 

雷蔵とブドーが構えたのを見てライモンは前に出る。

 

ライモン「血祭りに上げてやるぜぇ!!」

 

4本腕からファング衝撃波を放つライモン。

 

ファング衝撃波に先んじて奏たちは散開して回避する。

 

散開した奏たちの内、奏とセレナに雷蔵とブドーはそれぞれ向かっていく。

 

雷蔵「貴様の相手は…」

 

ブドー「拙者でござる」

 

雷蔵とブドーは奏とセレナにそれぞれ言う。

 

ライモン「どうやらそれぞれの相手が決まったみたいだな」

 

サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティを見ながらライモンは言う。

 

サンジェルマン「そのようね。なら…」

 

カリオストロ「あーしたちも…」

 

プレラーティ「本気で行かせてもらうワケダ!」

 

ライモン「そいつは楽しみだな!!」

 

ファング衝撃波を放ってきた。

 

サンジェルマン「同じ技を喰らうと思っているのかしら?」

 

ファング衝撃波を回避する3人。

 

ライモン「一度見ただけで見切りやがっただと!?」

 

一度見ただけでファング衝撃波を回避されてライモンは驚く。

 

カリオストロ「余所見は禁物よ~」

 

ライモン「なに!?」

 

声に反応してその方向を見ると拳を構えたカリオストロがいた。

 

ライモン「接近戦は俺の得意分野だぜ!!」

 

接近戦にを仕掛けてきたカリオストロにライモンはそう言って獅子の四肢の爪で攻めかかる。

 

カリオストロ「残念ながら私も…」

 

獅子の四肢の爪を回避しながらカリオストロは拳にエネルギーを貯める。

 

カリオストロ「まさかの武道派ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ライモン「ぐぼあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

カリオストロのエネルギーを纏わせた拳を腹部に叩き込まれ吹き飛ばされるライモン。

 

ライモン「接近戦で俺が負けるだとぉ!?」

 

自身の得意な戦闘に負けてライモンは驚く。

 

プレラーティ「余所見は禁物なワケダ!!」

 

吹き飛ばされるライモンにプレラーティがけん玉を振り上げていた。

 

ライモン(や…やべぇ、今の俺にはルパンコレクションがねぇ!今あのハンマーを喰らっちまったらヤベェ!!)

 

プレラーティの振り上げている武器を見て焦るライモン。

 

ライモン「んな所で死んでたまるがぁ!!」

 

獅子の四肢の爪で反撃しようとするライモン。

 

サンジェルマン「悪いけど反撃なんてさせないわ」

 

反撃しようとするライモンの獅子の四肢の爪をサンジェルマンが銃撃して破壊した。

 

ライモン「バカな…んなバカなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

唯一の武器を失ったライモンは叫んだ。

 

プレラーティ「さらばだ、ライオン…なワケダ!!」

 

振り下ろされたけん玉のハンマー部分がライモンの頭を潰した。

 

ブドー「ライモン殿が敗れたか…」

 

雷蔵「らしいな。ならさっさとこっちも始めるぞ!」

 

ライモンが倒されたのを見てブドーと雷蔵は構える。

 

ブドーと雷蔵が構えたのを見て奏とセレナも構える。

 

ブドー「いざ…」

 

雷蔵「尋常に…」

 

ブドー・雷蔵「「参る!!」」

 

同時にそれぞれの相手に向かっていくブドーと雷蔵。

 

奏「行くぞ、セレナ!」

 

セレナ「はい、奏さん!」

 

奏とセレナも同時に動いた。

 

雷蔵「牙凌道・雷幻斬り!!」

 

二刀流に稲妻をチャージして、十文字に切り裂く技―『牙凌道・雷幻斬り』を奏に繰り出す雷蔵。

 

ブドー「ギラザメ残酷剣!!」

 

ギラザメから繰り出す必殺剣―『ギラサメ残酷剣』をセレナに繰り出すブドー。

 

奏「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

雷幻斬りとギラザメ残酷剣を奏がたった1人で槍型のアームドギアで受け止めた。

 

ブドー・雷蔵「「なに!?」」

 

自身の必殺技をたった1人で受け止めた奏に驚く2人。

 

奏「今だ、セレナ!!」

 

セレナ「はい!」

 

奏の声に反応してセレナが飛び出した。

 

セレナ「やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

飛び出したセレナは二振りの短剣を放った。

 

放たれた二振りの短剣をファンネルのように自在にコントロールして敵を切り刻む技―『FAIRIAL†TRICK』だ。

 

ブドー・雷蔵「「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

FAIRIAL†TRICKを喰らいブドーと雷蔵は膝を着いた。

 

雷蔵「ぐふっ…み、見事だ…」

 

ブドー「素晴らしい…連携であった…」

 

雷蔵「冥土の土産に…名を…聞かせてくれ…」

 

奏「天羽 奏だ」

 

セレナ「セレナ・カデンツァヴナ・イヴです」

 

雷蔵に名を聞かれて答える2人。

 

ブドー「奏に…セレナか…………………」

 

雷蔵「まっこと…良き名だな………………」

 

2人の名を聞いてブドーと雷蔵は倒れ、その目から光が消えた。

 

サンジェルマン「終わったようね」

 

ライモンたちを倒してサンジェルマンが言うと地響きが起きた。

 

地響きと同時に辺りが暗くなり見上げるとカラクリキュウビがいた。

 

カリオストロ「あ…忘れてた…」

 

プレラーティ「失念していたワケダ…」

 

カラクリキュウビの存在を忘れていた面々。

 

対してカラクリキュウビは十六夜流忍法・子狐乱舞を繰り出そうとした、その時だ。

 

カラクリキュウビの目の前の地面から蒼白い炎が飛んできてカラクリキュウビにダメージを与えて後退させた。

 

ゴジラ?「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

蒼白い炎が出た地面からゴジラが姿を現したのだった。




銀時「いやー、銀魂2好評だな~」

神楽「あとは作者が笑えばOKね、そこを明日期待するアル」

シンパッチー「いや、2人ともそれは期待しなくても…って誰がシンパッチーだぁ!!」

銀時・神楽「「お前だよ」」

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