翼「アリシア・バーンスタインのことか?」
奏「それがどうかしたか?」
響「どこかで聞いたことがあるとおもって調べたんですよそしたら…」
アリシア「アリシア・テスタロッサです」
クーデリア「クーデリア・藍那・バーンスタインです」
マリア「その人たち、出して大丈夫なの?」
その日、S.O.N.G.の本部はとある場所に向かっていた。
理由はある人物に合うように指示されたからだ。
それは数週間前の横須賀海上自衛隊駐屯地でのことである。
八紘『事情は理解した。しかし世界各国に出現したドラゴンたちが翼たちとは…敵は想像を超える力を持っていると考えて良いようだな』
ドラゴンの正体を知った弦十郎たちは直ぐに八紘に連絡を入れようとしたが本部はカラクリキュウビの襲撃時に破損が酷く、モスラに近くの自衛隊の駐屯地に運んでもらい修復の傍ら自衛隊の通信機を使用して八紘と連絡を取っていたのだ。
弦十郎「そうなる。早く何とかしなければ…」
八紘『分かっている。国連には私が日本政府を通じて伝えておく』
弦十郎「助かる、八紘兄貴」
八紘『気にするな。それより本部の修理はどんな状況だ?』
弦十郎「謎の怪人の襲撃に加えて先日の巨大ロボットの襲撃の損傷が激しく数週間はかかるそうだ」
八紘『そうか…被害甚大だな』
弦十郎「あぁ」
本部である潜水艦が甚大な被害を被っていることに八紘と弦十郎は言う。
弦十郎「現在のこっちの戦力は錬金術師3人と並行世界の装者2人、そして怪獣が数体だけだ。対して相手はドラゴン化した装者たちとそして…」
そこまで言って弦十郎は口をつぐんだ。
実は弦十郎たちがカラクリキュウビやライモンたちと戦っていた同刻、大規模演習をしていたアメリカ太平洋艦隊全隻が消息を絶ったのだ。
それから直ぐにメールからある兵器を用いてアメリカ太平洋艦隊を全滅させた映像が全世界に流された。
たった1隻の戦艦の艦首から放たれた一閃。
それだけでアメリカ太平洋艦隊はこの世から消滅したのだ。
その戦艦の名は…。
八紘『巨大戦艦型地上分解侵略艦 ノイズプロメテウス…ノイズとプロメテウスと呼ばれる宇宙戦艦を融合させた兵器か…』
弦十郎「たった1発の攻撃でアメリカ太平洋艦隊を全滅させた火力…ガウならともかくリルでは敵わないな」
八紘『仕方ない。弦、お前は本部の修理が終わり次第ある人物と合流してくれ』
弦十郎「ある人物?」
八紘『元日本帝国陸軍少佐・現帝洋グループ会長 新堂会長だ』
弦十郎「新堂会長と?なんでだ?」
八紘『今回の件を聞いて新堂直々に協力を申し出てくれた』
弦十郎「新堂会長直々に…分かった。修理が終わり次第、新堂会長の所へ行こう」
八紘『頼んだぞ、弦』
そして現在に戻り、S.O.N.G.の本部の修理が終わり八紘の指令で新堂の待つ港へ向かっていた。
奏「しっかし、その新堂って人はどんな協力をしてくれるんだ?」
弦十郎「さぁな。八紘兄貴もそこまでは聞かされてはいないようだ」
サンジェルマン「それほど強力なもってことね…で貴女たちは何をしているのかしら?」
真剣な話をしていたサンジェルマンは振り向くとそこにはリルをぬいぐるみのように抱きしめるカリオストロと抱きしめられているリルの頭を撫でるプレラーティとセレナがいた。
カリオストロ「いやー、一度で良いから抱いてみたかったのよね~」
プレラーティ「噂にたがわぬ触り心地の良さ、親子ともどもなワケダ」
セレナ「ですよね!この触り心地良いですよね!!」
リルの髪の触り心地の良さに満足げにしていた。
リル「かうかう~♪」
抱かれているリルも嬉しそうにしていた。
サンジェルマン「貴女たちね…今は作戦行動中だって分かってるのかしら?」
カリオストロたちに注意しながらサンジェルマンもリルの頭を撫でていた。
奏「いや、あんたも何気に触ってるじゃんか…」
全然説得力の無いサンジェルマンの言葉に奏はツッコム。
サンジェルマン「いや、これはその…」
言い訳に詰まるサンジェルマンは顔を赤くするのだった。
友里「司令、そろそろ目的地に到着します」
弦十郎「そうか…」
サンジェルマンたちがリルの髪の触り心地を堪能していると友里が目的地到着することを伝える。
新堂「久しぶりだな、風鳴司令」
弦十郎「ご無沙汰しています、新堂会長」
互いに握手する弦十郎と新堂。
弦十郎「新堂会長、今回の協力について詳しいお話を聞かせてもらえますか?」
協力の内容を聞く弦十郎。
新堂「今回、あなた方にあるモノをお貸ししたいと思っています」
弦十郎「ある兵器ですか?」
新堂「あぁ、その名も海底軍艦だ」
弦十郎「か、海底軍艦…そのような兵器をどこに?」
新堂「海底軍艦を建造しているのは地図にも乗っていない…いや、乗せられない島…かつてとある軍隊が駐屯し、玉砕覚悟で戦いながらもそこに住む生物のお陰で生き残ったとされる島…」
弦十郎「ま、まさか!?」
新堂「そう、ゴジラの古里…ラゴス島だ」
シャチ型ナイトメア「……」
弦十郎の話を船底から盗み聞ぎしている人型がいた。
メールに使えるシャチ型のナイトメア―『シャチ型ナイトメア』だ。
話を盗み聞ぎしたシャチ型ナイトメアは水晶のようなものを出した。
マール「そう、分かりました。皇子には私が伝えておきます。あなた方はそのままS.O.N.G.残党の監視をお願いします。海底軍艦の場所が分かり次第攻撃を」
シャチ型ナイトメアから報告を聞いてマールはそう指示を出す。
シャチ型ナイトメア『了解しましたマール様』
マールの指示を聞いてシャチ型ナイトメアは通信を切った。
シオン「何かお困りのようですね」
通信を切って直ぐに聞こえた声に反応して振り向くとそこにはシオンとその執事『ピエール』がいた。
マール「フェリシタシオン様。実は我々が危惧していた海底軍艦が実在するそうなんです」
シオン「まぁ、そうなのですか?」
マール「はい、一応偵察に出しているナイトメアにシオン様から頂いたノイズ怪獣を持たせています」
シオン「そうですか…なら私も行くのです」
マール「で、ですが…」
シオン「大丈夫なのです、ピエールとこの龍の書があれば」
そう言ってシオンはドラゴンの表紙が書かれた本を見せて言う。
マール「分かりました。それならお任せします」
シオン「任せてくださいなのです」
ミカ「まさかクーデリアと同じ名前の敵が出て来るなんてね」
フェイト「アリシアと同じ名前の敵か…」
ミカ「まぁ、敵なら容赦しないけど」
フェイト「私、戦えるかな…」
クリス「何だ、この真逆の2人…」