戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「いやー、出番無いからすごく暇だねー」

ガウ「がうがう~」

響「それでは本編をどうぞ~…」

ガウ「がうがう~」


第264話 ラゴス島攻防戦、再び

サメ型ナイトメア「マール様。間もなくラゴス島に到着します」

 

マール「分かりました。それでは作戦を開始します!」

 

サメ型ナイトメアの報告を聞いてマールはそう言うとブリッジを出て行く。

 

マールが船外に出ると共に出たサメ型ナイトメア、さらに別に船内で待機していたカニ・ヤドカリ・ヒトデ・イカ型ナイトメアがいた。

 

そしてナイトメア以外にも巨大なハンマーを持った2体の怪人と曲刀を持った水兵に似た姿をした怪人群の姿があった。

 

全員が降りたのを確認したようにノイズプロメテウスはラゴス島を大量に装備された機関砲で攻撃を開始した。

 

マール「では私たちは内部に潜入です!」

 

ノイズプロメテウスが攻撃を始めたを確認したマールはナイトメアたちと怪人と共に水中に入っていく。

 

 

 

新堂「この揺れは!?」

 

弦十郎「敵襲か!?」

 

揺れる地下に新堂と弦十郎は驚く。

 

新堂「神宮司!」

 

神宮司『分かっている。敵が巨大戦艦を出してきている!』

 

シオン「巨大…戦艦!?」

 

新堂が連絡を取っていた神宮司の言葉を聞いてシオンは驚く。

 

新堂「直ぐに出撃できるか?」

 

神宮司『いつでも出せる』

 

新堂「なら直ぐに出撃してくれ」

 

神宮司『了解した』

 

通信を切る神宮司。

 

 

 

ツバサドラゴン「な、なんだ!?この揺れは!?」

 

突然揺れ始めた島に地下ドックにいたツバサドラゴンたちは驚く。

 

奏「まさか敵襲か!?」

 

カリオストロ「まさか!?」

 

サンジェルマン「1度目の襲撃から1日も日は経っていないというのに次の刺客を差し向けるなんて」

 

プレラーティ「それほど海底軍艦が邪魔というワケダ」

 

揺れが敵襲であると予測する面々。

 

弦十郎『みんな、聞こえるか!』

 

セレナ「司令官さん!」

 

ドック内に聞こえる弦十郎の声に耳を傾ける。

 

弦十郎『敵が巨大戦艦を出してラゴス島を攻撃している!迎撃に出てくれるか!』

 

奏「分かった!」

 

セレナ「はい!」

 

サンジェルマン「私たちもいくわよ!」

 

カリオストロ・プレラーティ「「えぇ/あぁ!」」

 

マリアドラゴン「私たちも行くわ!」

 

クリスドラゴン「巨大戦艦相手なら今のアタシらが有利だ!」

 

ツバサドラゴン「あぁ、ドラゴンになっても防人の使命は果たさせてもらおう!」

 

キリカドラゴン「その通りデス!」

 

シラベドラゴン「シンフォギアが使えないなら今この力を使う!」

 

ミクドラゴン「私はリルくんのサポートの回るね」

 

リル「かう♪」

 

ツバサドラゴンたちも巨大戦艦撃破に向かおうとしたその時だ。

 

地下ドックの海面からミサイルが飛んできて阻んできた。

 

奏「何だ!?」

 

ミサイルが飛んできた方を向くと海中からマール率いる内部破壊部隊が姿を現した。

 

セレナ「貴女は!?」

 

マール「残念ですがここであなた方を倒させてもらいます!」

 

宣戦布告するが如くマールは言う。

 

サンジェルマン「私たちを倒すですって?」

 

カリオストロ「随分嘗められたものね」

 

プレラーティ「ここで倒されるのはお前たちなワケダ」

 

マールに言われてサンジェルマンたちはそれぞれのラピスを纏う。

 

サンジェルマン「立花響の嫁!…じゃなかった、陽だまり!ここは私たちに任せてゴジラジュニアと共に敵の戦艦を叩け!!」

 

少々言葉を間違えていたサンジェルマンはツバサドラゴンたちにそう言った。

 

ツバサドラゴン「しかし…」

 

カリオストロ「あーしたちがそう簡単にやられたりしないわよ」

 

プレラーティ「大船に乗ったつもりでいるワケダ」

 

マリアドラゴン「分かったわ」

 

リル「かう!」

 

サンジェルマンたちに言われてツバサドラゴンたちは地上へ続くハッチへリルと共に向かう。

 

マール「行かせはしない!!」

 

マールの命令でナイトメアたちが動く。

 

だがそれをサンジェルマンが銃撃して妨害する。

 

サンジェルマン「アナタたちの相手は私たちよ」

 

マール「くっ、仕方ありませんね。ならばあなた方を倒してからにしましょう」

 

サンジェルマンたちに構えるマール。

 

奏「アタシらも行くぞ!」

 

セレナ「はい!」

 

奏「Croitzal ronzell Gungnir zizzl…」

 

セレナ「Seilien coffin airget-lamh tron…」

 

それぞれのギアの起動詠唱を唄いギアを纏う奏とセレナ。

 

奏「行くぞ!!」

 

サンジェルマンたちの加勢をしようとした奏とセレナ。

 

その時だ。

 

?「おっと、テメェらの相手は…」

 

?「俺たちだぜ!!」

 

?『ヤートット!!』

 

加勢しようとした奏とセレナの前に青いクワガタと赤いカブトムシをモチーフにした2人の怪人とその取り巻きらしき曲刀を持った水兵に似た姿をした怪人群が現れた。

 

セレナ「なに!?」

 

奏「メールの差し金か!!」

 

タグレドー「俺はタグレドー!」

 

トルバドー「俺は兄のトルバドーだ!」

 

ヤートット『俺たちゃあ、ヤートット!!』

 

赤いクワガタ―とあるスーパー戦隊が戦った敵性組織『宇宙海賊 バルバン』の一部隊サンバッシュ魔人団に一角『タグレドー』と青いカブトムシ―同じくサンバッシュ魔人団の一角にしてタグレドーの兄『トルバドー』の兄弟とその兵士『賊兵 ヤートット』は名乗る。

 

トルバドー「わりぃが海底軍艦とドラゴンどもをぶっ潰す前の肩慣らしになってもらうぜ!!」

 

タグレドー「行け、ヤートット!!」

 

ヤートット『ヤートット!!』

 

一斉に奏とセレナに向かって行くヤートットたち。

 

奏「それはこっちのセリフだ!!」

 

セレナ「マリア姉さんたちの所へは行かせない!!」

 

トルバドーとタフレドーの怪人兄弟と賊兵 ヤートットに奏とセレナは向かって行く。

 

 

 

一方、ラゴス島上空ではノイズプロメテウスと轟天号が空中海戦が行われていた。

 

ノイズプロメテウスの大量に装備された機関砲と轟天号の機関砲、3連装電子砲塔が互いに火を噴いていた。

 

神宮司「く、機関砲だけでこの轟天号と互角に渡り合っているだと!?」

 

機関砲だけで轟天号と互角に戦っているノイズプロメテウスの攻撃力の高さに驚く。

 

「艦長、敵艦からノイズを多数確認!!」

 

神宮司「なに!?」

 

ノイズプロメテウスの後尾から多数のフライング型ノイズが出現、轟天号に向かって行く。

 

神宮司「機関砲の半分を対空防御に回せ!ノイズを艦に近づけさせるな!!」

 

神宮司の指示で轟天号に装備されている機関砲の半分が対空防御に回されるがシンフォギアではない機関砲の玉はノイズたちの体をすり抜けて効果がなかった。

 

機関砲の玉がすり抜けている隙にノイズたちが機関砲やエンジン部分などに体当たりして炭素化させる。

 

「対空防御の機関砲の半数をやられました!」

 

「エンジン出力40%減です!」

 

次々に上がる被害状況。

 

「艦長!」

 

神宮司「!!」

 

前方を見るとフライング型ノイズの1体がブリッジに接近していた。

 

神宮司「ここまでか…」

 

諦めかけた神宮司だったが…。

 

ツバサドラゴン「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ツバサドラゴンが上空から急降下してきて突撃していたフライング型ノイズを両断した。

 

神宮司「あれは!?」

 

ツバサドラゴン「ここは我々に任せてもらおうか!!」

 

轟天号の前にツバサドラゴンたちシンフォギアドラゴンたちが現れた。

 

ゴジラジュニア「ゴギャアァァァァァァァァァァァァァァァァン!!」

 

地上にはゴジラジュニアが雄たけびを上げていた。

 

クリスドラゴン「さぁて、行くぜ!!」

 

ノイズプロメテウスとフライング型ノイズにシンフォギアドラゴンたちは向かって行くのだった。




銀時「あーあ、もうすぐ銀魂も終わりか~」

神楽「終わったアルな。何もかも…」

銀時「だな…」

お登勢「まだ終わってねぇだろぉぉぉぉぉぉさっさと貯まった家賃払いなぁ!!」

新八「あの、そこ僕のセリフが…」

檀藜斗神「私こそ神だぁ!!」

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