戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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ダイナ「今日は俺が戦ったロボットが出るぜ!」

ゼロ「あー、アイツか」

コスモス「まぁ、だいたいのユーザーさんは気づいていただろうな」

ダイナ「んじゃ、見てくれよ!」


第266話 電脳分解魔人

ラゴス島上空にてシンフォギアドラゴンがノイズを引き付けている間、轟天号はノイズプロメテウスと砲撃戦繰り広げていた。

 

轟天号の副砲の3連装電子砲を発射してノイズプロメテウスを攻撃する。

 

3連装電子砲の攻撃がノイズプロメテウスのエンジン部分に命中する。

 

「敵艦エンジン部に被弾確認!」

 

「敵艦速力低下!!」

 

神宮司「よし、魚雷発射!!」

 

エンジン部分をやられ速力が低下したノイズプロメテウスに轟天号船体の側面から魚雷を発射する。

 

発射された魚雷はノイズプロメテウスのブリッジ辺りを強襲した。

 

ブリッジ辺りに魚雷を受けてノイズプロメテウスは火を吹きながら墜落した。

 

「敵艦、撃墜!」

 

神宮司「よし!」

 

 

 

ラゴス島で激しい戦いが起きている時、とある海の海底にメールの居城があった。

 

その中にある王の間。

 

王の間にある玉座に座っているメールと隣に控えている人物は王の間の中央に浮かび上がる球体から映し出されているラゴス島での戦闘を見ていた。

 

メール「なかなか手強いね。君の仲間…いや、元仲間は」

 

送り出したマール率いる部隊とノイズプロメテウスと戦っている奏とセレナ、カリオストロたちとツバサドラゴンたちを見てメールは隣に控えている人物―響に言った。

 

メールの隣に控えている響は様子が変わっていた。

 

青いドレスで、頭にはティアラを着け、目は虚ろで光はなかった。

 

メール「凄いよね、大艦隊を1発で全滅させたプロメテウスを追い詰めるなんてね。ならもう少し面白くしてみようか」

 

ラゴス島の戦闘を見てメールは不適に笑う。

 

 

 

「艦長!」

 

神宮司「どうした?」

 

「ここに向かって来るエネルギーを確認!」

 

神宮司「なんだと?」

 

報告を聞いているとラゴス島に向かってくる青い光線があった。

 

光線はあるモノに命中した。

 

轟天号が撃墜させたノイズプロメテウスだ。

 

光線を受けてノイズプロメテウスは轟天号から受けたダメージが全て無くなり、さらに被弾したブリッジとエンジンが再生、機能が復活し浮上した。

 

「て、敵艦が復活!!」

 

神宮司「ば、バカな!?」

 

復活したノイズプロメテウスに驚く。

 

だが直ぐにまた彼らは驚くことが起きた。

 

ノイズプロメテウスは復活すると光線を全て吸収すると変形し始めた。

 

銀色の光沢が輝き、艦首が顔となり目が浮かび上がり、右腕がカニのような爪、左腕はプロメテウス時の機関砲が集まりガトリングガンとなり、胸部は金色の人型になった。

 

 

 

メール「さぁて、ここからが楽しくなるよ。ノイズデスフェイサーでね」

 

光線を受けたノイズプロメテウスか変形した巨大人型ロボット―『電脳分解魔人 ノイズデスフェイサー』を見てメールは言うのだった。




ゼロ「デスフェイサー…やっぱビートスターに似てるな」

グレン「言われてみれば…」

ミラー「そうですね」

ジャン「似てるな」

ナイン「あぁ」

エメラナ「もしかしてビートスターの兄弟では?」

『なるほど!』

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