戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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クリス「今日は色々と出るみたいだな」

翼「そのようだな」

響「それではどうぞ!」


第275話 始まる決戦

キュウレンジャーのお陰で扉を開け、先へ急ぐガウたち。

 

シンフォギアドラゴンに乗せてもらい奥へ向かう。

 

長い通路を抜けると王の間に到着した。

 

王の間には玉座に座るメールとその後ろに控えている響がいた。

 

ミクドラゴン「響!」

 

ガウ「がう!」

 

響を見てミクドラゴンとガウは叫ぶ。

 

響「………」

 

ミクドラゴンとガウは叫ぶが響は反応を示さなかった。

 

ミクドラゴン「響、どうしたの!?」

 

ガウ「がうがうー!!」

 

未来はドラゴンになってしまっているために分からないのは仕方ないがガウの声にまで反応しないのは不自然であった。

 

メール「無駄だよ。彼女の意識は最早無い、僕の声しか聞こえないんだ」

 

ミクドラゴン「そんな!?」

 

ガウ「ガルルルルル!!」

 

メールの言葉を聞いてミクドラゴンは驚き、ガウは怒りを露にする。

 

サンジェルマン「ならば貴様を倒して立花 響を救うまでだ!」

 

銃を向けるサンジェルマン。

 

メール「出来るかな?そんなことがさぁ!!」

 

メールがそう言うとどこからかマールが現れては1つの石―テレポートジェムを出して投げた。

 

?「ギャガオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

投げられたテレポートジェムが床に当たり割れると中から8つの頭を持つ四足歩行の竜の姿をした怪獣が現れた。

 

ツバサドラゴン「な、なんだ!?」

 

キリカドラゴン「首がいっぱいあるデス!?」

 

8つの頭を持った怪獣に驚く。

 

カリオストロ「ちょっ、なんでアイツらがノイズ怪獣とか持ってんのよ!?」

 

プレラーティ「おおかた別の宇宙人が横流ししたワケダ!」

 

サンジェルマン「でしょうね…でもまさかコイツとは…」

 

8つの頭を持った怪獣を見てサンジェルマンたちも動揺していた。

 

メール「マール!」

 

マール「王子、ここは私にお任せを!ノイズヤマタノオロチ、そいつらを排除しなさい!!」

 

何か言いたそうなメールにそう言って8つの頭を持った怪獣『分解魔王 ノイズヤマタノオロチ』に指示を出すマール。

 

ノイズヤマタノオロチ「ギャガオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マールの指示を聞いたノイズヤマタノオロチは口から火炎を吐いた。

 

ガウ「がうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

火炎を吐いたノイズヤマタノオロチに対してガウは雄叫びを上げて体を光らせるとゴジラとなって放射火炎を放った。

 

蒼白い火炎と赤い火炎がぶつかり合う。

 

マリアドラゴン「私たちも加勢するわよ!」

 

マール「させません!」

 

ゴジラに加勢しようとしたシンフォギアドラゴンたちに対してマールは何かのスイッチを押した。

 

スイッチが押されて王の間の右側の壁が崩れると6人の巨人が姿を現した。

 

クリスドラゴン「な!?」

 

シラベドラゴン「この人たちは!?」

 

現れた6人の巨人たちにシンフォギアドラゴンたちは驚く。

 

それはかつてアダムと最終決戦時に駆け付けてくれた6人の異世界の戦士たち。

 

『宇宙警備隊隊長 ゾフィー』。

 

『始まりの巨人 ウルトラマン』。

 

『真紅のファイター ウルトラセブン』。

 

『武器の達人 ウルトラマンジャック』。

 

『光線技の名手 ウルトラマンエース』。

 

『ウルトラ6番目 ウルトラマンタロウ』であった。

 

マール「殺りなさい!!」

 

マールの指示を受けてシンフォギアドラゴンに襲い掛かるウルトラ6兄弟たち。

 

シンフォギアドラゴンたちは慌てて散開するがウルトラ6兄弟たちはそれぞれを追撃する。

 

マール「これでゴジラとシンフォギアドラゴンたちは動けない。貴女方は私が倒します!メール王子のために!!」

 

闘志を燃やしながらマールはそう言う。

 

サンジェルマン「私たちを倒すですって?」

 

奏「殺れるもんならやってみろ!!」

 

サンジェルマンたちもマールに構えながら言うのだった。




未来「次回をお楽しみにしててください」

ガウ「がうがうー!」

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