クリス「あんまりはしゃぐなよ」
翼「因みに本編の投稿はないから注意してくれ」
響の誕生日祝い! 過去から未来へ
その日、ガウは見知らぬアリーナにいた。
ガウ「………」|
現在の現状を思い起すガウ。
確かもうすぐ響の誕生日があるから未来とリルと一緒にプレゼントを探しに買い物していてプレゼントを買ったハズである。
それから帰る途中であの迷惑怪鳥であるギャオスと外来トカゲ(?)であるスカルクローラーが現れて戦おうとゴジラになったとこまでは覚えている。
そこから意識が無くなって気が付いたらここにいたのだ。
ガウ「がう~…」
これからどうするか考えていると外で急に爆発音が響いた。
ガウ「がう?」
爆発音はしょっちゅう聞いているから驚きはしなかったが嫌な予感がしてガウは外へ向かう。
ガウ「がう!」
外へ出たガウが見たのは破壊されたステージとそこを闊歩する大小のノイズがいた。
ガウ「が…!?」
ゴジラになろうとしたガウが見たのはケガをして動けなくなっている響の姿があった。
そんな響に人型のノイズが迫る。
ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
着地するなりガウは尻尾でノイズを薙ぎ払った。
薙ぎ払われたノイズは炭素化して消滅した。
響「え…」
急に現れたガウに響は驚いていた。
ガウ「がうがう」
無事な響の姿を見てガウは安心した。
響「君、後ろ!!」
ガウ「がう!?」
響に言われて振り向くと四足歩行の芋虫みたいな見た目のノイズが足を上げてガウを踏み潰そうとしていた。
振り下ろされるノイズの足にガウは反応出来ず踏み潰されてしまった。
響「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
踏み潰されてしまったガウを見て響の悲鳴が響き渡る。
どうして…どうしてこうなったの…?
ただ私はツヴァイウイングのライブに来ただけなのに…なんでノイズが…。
ライブの途中で起きた爆発…それと同時に現れたノイズが次々に人を殺していくノイズに私も逃げたかったけど爆発の時に足を痛めて動けない…。
私に気付いてノイズが来る…。
未来…お父さん…お母さん…おばあちゃん…ごめん…私、ここで死……。
ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
響「え…」
死を覚悟した私の目の前に尻尾と背鰭の生えた男の子が現れて尻尾でノイズを凪ぎ払った。
ガウ「がうがう」
男の子は私の方を向くなり安心した顔をする。
そんな男の子の上から巨大な芋虫のノイズが足を上げていた。
響「君、後ろ!!」
ガウ「がう!?」
思わず叫ぶと男の子は振り向くが振り下ろされるノイズの足に反応出来ず踏み潰されてしまった。
人が…死んだ…私の…私の目の前で…。
響「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
私の悲鳴が響き渡る。
その時、ノイズの足元が光だした。
ノイズの足元が光だしたのと同時に地面が揺れ辺りに地割れを起こすと響のいる場所が浮き上がった…いや、持ち上がったと言った方が正しい。
何故なら…。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
芋虫型のノイズを押し退け、雄叫びを上げるは強靭!!無敵!!最強!!にして全ての敵を粉砕!玉砕!大喝采!する超生物でありガウの本当の姿、ゴジラが現れた。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
現れたゴジラはさっき押し退けた芋虫型のノイズに向かって放射火炎を発射する。
ゴジラの放射火炎は芋虫型のノイズだけでなく辺りにいたノイズを巻き込み辺りを吹き飛ばした。
響「す、すごい…」
強靭!!無敵!!最強!!にしてどんな敵も粉砕!玉砕!大喝采!するゴジラの放射火炎の威力に響は唖然としていた。
その後、ゴジラの前にノイズは殲滅された。
途中、青い眼をした白い龍のノイズが現れて死闘になったが何とか勝っていた。
ゴジラ「グルルルルル……」
全てのノイズを殲滅してゴジラは響を地面に降ろした。
響「ありがとう…助けてくれて」
見上げながらゴジラに礼を言う響。
だがその表情は暗かった。
辺りにはノイズにより炭素化され人の死体や瓦礫に埋もれてしまった人などがいた。
ゴジラ「グルルルルル……」
それを見てゴジラは響が暗い表情をしている理由が分かった。
自分だけ生き残ってしまったことへの後悔だ。
偶発的にも自分だけが生き残ってしまったことへの後悔が響の表情を暗くしていたのだ。
そんな響を見てゴジラはガウに戻った。
ガウ「がうがう、がうーがう」
表情を暗くしている響を見るのが嫌なガウは本来なら本当の響に渡すハズだったプレゼントの入った箱を差し出した。
響「私にくれるの?」
ガウ「がう~♪」
響に聞かれてガウは頷く。
ガウの差し出したプレゼントを響は受けとる。
響「ありがとう…あれ?」
プレゼントを受けとって響はお礼を言うがそこにはガウの姿は無かった。
響「いったいどこに…」
いなくなったガウのことを捜しながらも響は渡されたプレゼントを開けた。
中には1つの青く輝いている石―カイヤナイトのブレスレットがあった。
響「あの子…もしかして私に元気になってほしくて…」
ガウが渡してきたカイヤナイトのブレスレットを見て響はその思いを察する。
響「また…どこかであえるよね?」
ガウの渡されたカイヤナイトのブレスレットを見て響は表情が少し明るくなった。
クリスの家では響の誕生日パーティーが開かれていた(勝手に)。
ガウ「くぅー…くぅー…」
ソファーの上で体を丸めて眠っているガウ。
クリス「ん?なんだよ、人の誕生日で寝てるやつがあるかよ」
寝てるガウを見てクリスは起こそうとする。
響「あ、いいよクリスちゃん。ここのまま寝かせてあげよう」
起こそうとするクリスを響が止めた。
クリス「いいのかよ?」
響「うん。
寝てるガウの頭を左手で撫でる響。
その左手の手首には少し汚れたカイヤナイトのブレスレットがあった。
マリア「って今日の本文に危ないのがあったわよ!!」
切歌「完全に伝説のデュエリストデス!!」
調「しかも青い眼をした龍って…伝説のドラゴン!!」
カイバーマン「見るがいい!そして戦くがいい!!光臨せよ!!
ブルーアイズ「ギャオォォォォォォォォォォォォッ!!」
「「「なんか来たぁ!!」」」