戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第297話 コミュニケーション3

ヴォルガーが繰り出してきたキラータンクにより危機になる響たちを助けるためにゴジラが現れた。

 

ヴォルガー「チッ、またか。ここは退くに限るな」

 

現れたゴジラを見てヴォルガーはそう呟くとどこかへ去っていった。

 

翼「ガウ!!」

 

クリス「ナイスなタイミングだ!!」

 

助けに来たゴジラを見て言う。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

キラータンクを吹き飛ばしたゴジラは響たちの無事な姿を横目で確認すると放射火炎を発射した。

 

放射火炎はキラータンクの頭部を破壊した。

 

頭部を破壊されたキラータンクは制御を失いバチバチと火花を散らせてダラリと両腕と胴体が垂れると爆発した。

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

やけにあっさりと倒せたキラータンクにゴジラは少々不振に感じていたが他に悪意ある気配を感じずにガウに戻った。

 

ガウ「がうがう~♪」

 

戻ったガウは響にダイブしてきた。

 

響「ガウく~ん♪」

 

ダイブしてきたガウを受け止めて抱き締める響。

 

響「ただいま、ガウくん」

 

ガウ「がうがう」

 

訳:お帰り

 

クリス「おい、早くチビのところへ急ぐぞ」

 

翼「あぁ、ガスドリンカーズやオートマシンが来る前に行くぞ」

 

響「あ、はい」

 

ガウ「がうがう」

 

ガスドリンカーズやオートマシンらが来る前に少女の元へ向かうことにした。

 

 

 

響「ただいまー」

 

ガウ「がうがうー」

 

少女「……………ッ!」

 

響たちが帰ってくると少女がトテトテと走って抱きついてきた。

 

クリス「お前ら、本当に懐かれてるよな……」

 

響とガウに懐いている少女を見てクリスは言う。

 

友里「お帰りなさい、みなさん」

 

そこへ面倒を見てくれていた友里が来た。

 

響「あ、友里さん。私たちがいない間、ありがとうございました」

 

友里「いいえ。仕事に戻るから、よろしくね」

 

響「はい、任せてください。我に秘策ありですから!」

 

自信満々に響は言う。

 

友里「そうなの?よく分からないけど、それじゃ」

 

あとは響たちに任せると友里は発令室に向かっていく。

 

翼「秘策とはなんだ?」

 

クリス「どうせロクでもないこと考えてるだろ?」

 

ガウ「がうがう」

 

全く期待していないで翼たちは言う。

 

響「失礼な!私だっていつも変なことだけ考えてるわけじゃないんだよ!!」

 

翼「(おおむ)ね否定はしないのだな……」

 

響「へへ。今日はね、お土産があるんだよ」

 

少女「……?」

 

そう言って響は少女に言うと持ち込んだバックから何かを出した。

 

響「じゃじゃーん!!」

 

少女「……ッ!?」

 

クリス「なんだそれ?」

 

ガウ「がう?」

 

翼「落書き帳か何かか?」

 

響が出したのは鉛筆とノートの勉強道具であった。

 

響「これをこう開いて…。こっちをこう持って」

 

少女と座ると響はノートを開いて鉛筆を持たせる。

 

少女「……??」

 

響のやりたいことがよく分からないのか少女の頭の上に?が浮かび上がる。

 

しかし次の響の一言で翼、クリス、ガウに衝撃が走ることになるのだ。

 

響「これでお姉ちゃんと一緒にお勉強しよう!!」

 

翼・クリス・ガウ『!!??』

 

響の一言に翼、クリス、ガウに超新星爆発級の衝撃が走った。

 

翼「べ、勉強……だと!?」

 

クリス「お、お前ッ、熱でもあんのか!?」

 

ガウ「がうがうがうがう!?」

 

訳:響が壊れたぁ!?

 

好きなものは『ごはん&ごはん』、学校より人助け優先して遅刻率がリディアン始まって以来のNo.1で、まともに来ても授業中は寝ていて話を聞いていない宿題忘れで赤点ギリギリのあの響が『勉強をしよう』という一言を言って衝撃が走らない訳がない。

 

響「そんな。酷いよ、みんな……」

 

ぶっちゃけ、元ネタ見てた作者も驚いていた(笑)

 

響「作者さんも酷いよ~……」

 

少女「……??」

 

響たちのやり取りに少女はよく分からなかった。

 

響「ううん、なんでもないよ。ほら、こうやってね、こう書くと「ア」になるんだよ。「アー」」

 

少女「………」

 

少女にまずカタカナの「ア」を教える響。

 

クリス「こいつが勉強なんて言うから何ごとかと思った……」

 

翼「ああ、それこそ天変地異の前触れかと……」

 

響「そこまで言います?」

 

ガウ「がうがう……」

 

訳:日頃の行い……

 

言われて嘆きそうになる響をガウはそう言う。

 

翼「悪い、つい調子に乗った。せいぜい月食レベルというべきだったな」

 

クリス「十分レアだな」

 

響「もう。邪魔するならあっちに行っててください。2人に教えないといけないんですから」

 

翼「すまない。ただ、どういう風の吹き回し…ん?2人?」

 

クリス「あと1人は誰だ?」

 

響「もちろん、ガウくんにです!」

 

ガウ「がう!?」

 

少女と一緒にガウも勉強すると言われて本人は驚いていた。

 

響「こうして、この子に文字を教えたらきっと色々話せると思うんです!ついでにガウくんにもジェスチャー以外のことも教えておこうかなって」

 

クリス「どうせ、誰かさんの入れ知恵だろ?」

 

ガウ「がうがう」

 

訳:未来だ

 

察しがいいガウとクリス。

 

響「アハハハ、確かにそうなんだけどね」

 

図星を突かれて苦笑いする。

 

翼「だが、妙案かもしれないな。会話でのコミュニケーションが取れない以上、なんらかの方法は必要だ。さらに共に競う相手がいれば早く覚えるからな」

 

クリス「なら、みんなで教えりゃ早いだろ」

 

翼「うむ。立花だけではなんと言うか、少々不安があるな」

 

クリス「どれどれ、アタシに貸してみ」

 

響に変わってクリスが教えよとした時だ。

 

少女「…………ッ!!」

 

少女は直ぐに響とガウの後ろに隠れてしまった。

 

翼「……当分は立花とガウに任せるしか他無いようだな」

 

クリス「……みたいだな」

 

色々不安があるが響による少女とガウの勉強会がはじまったのである。

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