戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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響「2週間振りの更新だから本編を今日から8月5日まで1話ずつ投稿するよー!」

クリス「久々過ぎて少し雑さが増してるから気を付けてな。因みにリクエスト回は作者のバカが製作をやり直しているからまだまだ時間がかかるからな」

翼「なので前書きと後書きは今日と8月5日投稿の以外には書かれていないから間違えるなよ」

響「それではどうぞ!」


第32話 シュラガイン

シュラガイン「ウオラアァッ!!」

 

町にてシュラガインが両腕の鎌から斬撃を繰り出して破壊していた。

 

シュラガイン「脆い、脆い脆い脆過ぎるぞぉぉぉぉあぁぁぁぁぁ!!」

 

自身の斬撃に脆く破壊される町を見てシュラガインは苛立っていた。

 

シュラガイン「ん?」

 

苛立っていたシュラガインは視線を変えた。

 

その先には逃げ惑う人々がいた。

 

シュラガイン「あれが人間か。どれだけ脆いのか試してやる」

 

エネルギーを鎌に集中して斬撃を繰り出そうとしていた。

 

ダイゴ「そうは行くか!」

 

シュラガイン「ぐおっ!?」

 

ダイゴの声と共に真横から放たれた銃撃にシュラガインは斬撃を放てず怯んだ。

 

シュラガイン「ぬぅ…何奴だ!!」

 

銃撃された方を見るとダイゴたちがいた。

 

ダイゴ「そこまでだ、デーボモンスター!」

 

シュラガイン「デーボモンスター?あぁ、カオスや戦騎が産み出す雑魚か…俺をあんなのと一緒にすんじゃねぇ!!」

 

デーボモンスターと言われてシュラガインは怒ってダイゴたちに斬撃を繰り出した。

 

だが斬撃はダイゴたちから外れて隣に建っていた建物に直撃して破壊した。

 

シュラガイン「いい機会だから教えてやる!俺様はシュラガイン!デーボス様に生み出されたガイガンの生まれ変わりだ!!」

 

トリン「やはり感じたことのある気配だとは思ったがガイガンの生まれ変わりだったか!」

 

シュラガイン「そうだ、貴様らをここで切り刻んでやるよ!」

 

ダイゴ「そうは行くか!」

 

「「「「「「「ブレイブ・イン!!」」」」」」」

 

獣電池をブレイブ・インしてガブリボルバーに装填した。

 

「「「「「「「キョウリュウチェンジ!!」」」」」」」

 

ステップを踏んで1回転した。

 

「「「「「「「ファイア!!」」」」」」」

 

ガブリボルバーのトリガーを引いてキョウリュウチェンジした。

 

レッド「牙の勇者!キョウリュウレッド!!」

 

ブラック「弾丸の勇者!キョウリュウブラック!!」

 

ブルー「鎧の勇者!キョウリュウブルー!!」

 

グリーン「斬撃の勇者!キョウリュウグリーン!!」

 

ピンク「角の勇者!キョウリュウピンク!!」

 

ゴールド「雷鳴の勇者!キョウリュウゴールド!!」

 

シルバー「閃光の勇者!キョウリュウシルバー!!」

 

「「「「「「「史上最強のブレイブ!!」」」」」」」

 

レッド「獣電戦隊!」

 

「「「「「「「キョウリュウジャー!!」」」」」」」

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron…」

 

響はガングニールの起動詠唱を歌う。

 

シュラガイン「貴様らがキョウリュウジャーだったか、沸き上がれゾーリ魔、カンブリ魔共!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~!!』

 

カンブリ魔「「「ヌルヌル~~!!」」」

 

シュラガインに言われて数十体のゾーリ魔と3体のカンブリ魔が現れた。

 

シュラガイン「行けぇ!!」

 

シュラガインに言われてゾーリ魔とカンブリ魔たちが向かっていく。

 

レッド「行くぜ!」

 

レッドたちもゾーリ魔とカンブリ魔たちに向かっていく。

 

 

 

ドゴルド「さぁて、古代の怪物様の実力を見せてもらうぜ」

 

近くの建物の柱に隠れていたドゴルドがシュラガインを見ながら言う。

 

 

 

レッド「ウオラアァッ!!」

 

ブラック「ハアァッ!!」

 

ブルー「おいしょーっ!!」

 

グリーン「ハッ!!」

 

ピンク「セイッ!!」

 

ゴールド「セイヤッ!!」

 

シルバー「ハアァッ!デヤッ!!」

 

響「でやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ガウ「がうがあぁぁぁーーーーー!!」

 

ゾーリ魔『ヌルヌル~……』

 

レッドたちは順調にゾーリ魔たちを倒して行く。

 

シュラガイン「あのガキの背鰭と尻尾…間違いねぇ、形は少し違うが奴だ!!」

 

ガウがゴジラザウルスと同じと分かるとシュラガインは狙いを定めた。

 

シュラガイン「会いたかったぞ、ゴジラザウルスゥゥゥゥ!!」

 

跳躍してガウに斬りかかるシュラガイン。

 

ガウ「がう!!」

 

斬りかかられたガウはバク転して回避する。

 

シュラガイン「今こそ、あの時のカリを返してやるよぉ!!」

 

斬撃を繰り出してガウを攻撃する。

 

ガウ「がうがあぁぁぁーーーーー!!」

 

前転して斬撃をかわしたガウは尻尾を叩き込もうと振り回した。

 

シュラガイン「んなの効くかぁ!!」

 

ガウ「がう!?」

 

叩き込まれそうになった尻尾をシュラガインは片手で弾き、空いている片手でガウに斬撃を叩き込んで吹き飛ばした。

 

シュラガイン「まだまだだぜ!!」

 

吹き飛ぶガウの尻尾を掴み、ハンマー投げのように振り回し始めた。

 

シュラガイン「そおぉぉぉぉぉらぁぁぁぁぁ!!」

 

何周かしたあと、シュラガインはガウを投げ飛ばした。

 

ガウ「が…う…」

 

投げ飛ばされたガウは建物の壁に叩き付けられ、落下した。

 

響「ガウくん!?」

 

ガウが落下して響は側に駆け寄ろうとするがカンブリ魔3体が行く手を阻んだ。

 

シュラガイン「止めだ!滅生絶斬(めっせいぜつざん)!!」

 

両手の鎌にエネルギーを集中させて黒い斬撃―『滅生絶斬』を繰り出した。

 

ガウ「がう!?」

 

立とうとしたガウだがすでに滅生絶斬は目の前まで迫っていた。

 

そして爆発してガウの姿が爆煙に包まれてしまった。

 

レッド「しまった!!」

 

シルバー「あぁ!!」

 

響「ガウくーーーーん!!」

 

ガウの姿が爆煙に包まれたのを見て響の声が響き渡った。

 

シュラガイン「やったぜ!これで俺に勝てる奴なんざいねー…ん?」

 

ガウを倒したと思っていたシュラガインだが爆煙の中、人物の影が二人ほど見えた。

 

?「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

?「オラオラオラァァァァァ!!」

 

シュラガイン「ぐおっ!?」

 

カンブリ魔「「「ヌルヌル~……」」」

 

爆煙を貫く蒼い斬撃と無数の弾丸がシュラガインとカンブリ魔を襲い、カンブリ魔は爆散した。

 

響「あ、アレは…」

 

斬撃と弾丸を見て響は思い当たる節があった。

 

翼「悪いがガウを殺らせはせん」

 

クリス「なんたってアタシらの可愛い弟分だからな」

 

ガウの前にギアを纏った翼とクリスがいた。

 

響「翼さん、クリスちゃん!!」

 

ピンク「WAO、あの子たち響ちゃんの友達?」

 

響「はい!先輩と友達です!」

 

クリス「アタシも先輩だ!!」

 

響→16歳

 

クリス→17歳

 

シュラガイン「貴様ら…よくも邪魔しやがったな…ぐおっ!?」

 

翼とクリスを攻撃しようとした矢先、シュラガインに火花が散り出して膝をついた。

 

シュラガイン「な、なん…だ!?」

 

ドゴルド「どうやら限界が来たみてーだな」

 

シュラガインの前にドゴルドが柱から出て近寄ってきた。

 

ゴールド「ドゴルド!?」

 

ドゴルド「よぉ、空蝉丸ちゃん」

 

ブラック「何しに来やがった、ドゴルド!」

 

ドゴルド「ふん、この古代の怪物様を迎えに来たんだよ。じゃあな!」

 

ドゴルドは自身の武器である『喧嘩上刀』に稲妻を溜めて地面に叩き付けた。

 

地面に叩き付けられた稲妻はドゴルドとシュラガインの姿を消した。

 

翼「逃げたか…」

 

クリス「何かヤバそうな連中だったな」

 

いなくなったドゴルドとシュラガインを言う二人。

 

すると二人の後ろにいたガウが倒れた。

 

響「ガウくん!!」

 

倒れたガウに響たちは駆け寄る。

 

シルバー「まずい、かなりダメージが蓄積している。早くスピリットベースに連れて行かなければ!」

 

響「はい!」

 

翼「お、おい立花!?」

 

クリス「コイツら何なんだよ!?」

 

響「えーっと、後で事情は話しますけど今はガウくんです!」

 

響に言われて二人は互いに顔を見合わせるのだった。

 

 

シュラガイン「ヌオアァァァァァァァァァァ!!アイツらぁ、アイツらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゾーリ魔「「「「ヌルヌル~……」」」」

 

氷結城に引き上げたシュラガインはデーボスの力により調子を取り戻してゾーリ魔たちに八つ当たりしていた。

 

キャンデリラ「はわわわわわ…シュラガイン、スッゴい機嫌が悪いわ~」

 

アイガロン「とんでもない奴が復活したな~」

 

ラッキューロ「ドゴルド様より乱暴っすね~」

 

柱の影に隠れてシュラガインの八つ当たりを目の当たりにするキャンデリラ、アイガロン、ラッキューロたち。

 

カオス「落ち着けシュラガインよ」

 

そこへカオス、ドゴルド、エンドルフが現れた。

 

シュラガイン「んだとぉ!!」

 

カオス「君の肉体は復活したばかりだがもう少ししたら完全に復活する。それより…」

 

後ろを振り向き睨むカオス。

 

カオス「いい加減に出てきたらどうだ?」

 

サンジェルマン「どうやら、気付いていたようね」

 

カオスの睨む先からサンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの3人が現れた。

 

ラッキューロ「うえ~!?なんで人間がここに!?」

 

カオス「奴らはただの人間ではない」

 

ドゴルド「カオスの旦那、奴らは?」

 

カオス「恐らくゴジラザウルスと同じく異世界から来た者たちだろう」

 

プレラーティ「こちらのことは何もかもお見通しという訳だ」

 

エンドルフ「んで、俺たちに何の用だ?」

 

カリオストロ「あなた方に協力しにきたの」

 

「「「「!?」」」」

 

カオス「ほぉう」

 

エンドルフ「なるほどな」

 

シュラガイン「ふん」

 

サンジェルマンの言葉に3戦騎たちとラッキューロは驚くがカオス、エンドルフ、シュラガインは興味深そうに言うのだった。


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