戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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オリジナル話し!

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第321話 気にしている

ガウ「がう~♪」

 

リディアンの寮にてガウは未来から尻尾をマッサージをしてもらっていた。

 

リルは響の膝の上に乗って警視庁の窓際部署、陸の孤島などと言われている部署にいる鋭い推理力で犯人を追い詰める警部と熱血で正義感が強く頭よりも体が先に動いてしまう刑事の2人が難事件を解くテレビドラマを見ていた。

 

今回はその熱血で正義感の強い刑事がたまたま取れた3つ星のフレンチレストランで彼女と警部とその警部の元奥さんとで食事をしていたが途中で起きた殺人事件が起きたのであった。

 

竹島島から移動した自称大和は東シナ海へ移動、動きが全くないので海上自衛隊から自称大和内部に潜入して調査する隊が編成されて装者たちは一旦自宅に帰って待機することになったのだ。

 

未来「気持ちよかった?」

 

ガウ「がう♪」

 

マッサージが終わって未来に聞かれたガウは頷く。

 

響「未来、未来!凄いよ今日の話!イカが凶器だったよ!スイカにズバンって刺さってた!」

 

丁度、警部が推理を披露して犯人を追い詰めていた。

 

警部『たとえ星1つ減っても料理人として魂を捨てなかったあなたなら名誉挽回もできたはずです』

 

ガウと未来が見ると犯人であるシェフに警部が言う場面であった。

 

未来「シェフが犯人だっんだ」

 

テレビを見て未来が言うとリルが近寄る。

 

リル「かうかう、かう~」

 

近寄ってきたリルは尻尾を出して何かをアピールしていた。

 

未来「リルくんもマッサージしてほしいの?」

 

リル「かう!」

 

未来に聞かれてリルは頷く。

 

未来「じゃ、マッサージするね」

 

リル「かうかう!」

 

言われてリルは尻尾を未来の前に出した。

 

出された尻尾を未来は揉み始めた。

 

リル「かうぅ~♪」

 

気持ちがいいのかリルは甘えた声を出してしまった。

 

未来がリルのマッサージを始めてガウは響の隣に移動して座った。

 

響「どうかしたの?」

 

ガウ「がうがう…」

 

響に聞かれてガウは近くにあった髪とペンを取って何かを書き始めた。

 

“ふねに まけた”

 

響「船って…大和のこと?」

 

ガウ「がう」

 

船が大和だと聞いてガウは頷く。

 

怪獣王である自分が誰が作ったかも分からない船に一撃を喰らって敗北してしまったことをガウは気にしていた。

 

響「大丈夫だよ。ガウくんは強いんだから次戦ったら勝てるよ。今まで戦ってきた宇宙人や宇宙怪獣たちみたいに、ね?」

 

気にしているガウに響は頭を撫でながら言う。

 

ガウ「がう。がう~♪」

 

響に話して、撫でられたガウは少し気が楽になったのか響に抱きついてスリスリさせた。

 

すると響の通信機が着信音を鳴らしていた。

 

響「はい、響です!」

 

弦十郎『緊急事態だ!自称大和内部に潜入した海上自衛隊の潜入調査隊との通信が途切れた!至急本部へ来てくれ!!』

 

響「えぇ!?」

 

弦十郎からの緊急召集を聞いた響は驚いて声を上げるのだった。


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