戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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クリス「否定しときながら完全に毎日投稿じゃねーか!!」

藜斗「ふははははは!私の神の才能にかかればこんなことは造作もないわぁ!ふははははは!!」

クリス「お前は関係ないだろ!!」


第346話 反攻作戦 1

博多湾海戦は地上人の勝利に終わった。

 

日本海に展開していたドルメ艦隊の機動部隊は日本がひた隠しにしていた海上自衛隊所属の航空母艦ー『いずも型空母 いずも』、2番艦『いずも型空母 かが』、『いぶき型空母 いぶき』の機動部隊により第1航空隊を除く航空部隊に大打撃を浮け、撤退した。

 

さらにドルメ艦隊本隊とノンマルト軍陸上部隊は博多湾深くまで侵入するも陸上自衛隊のレイバー部隊とシンフォギア、そして地上人側として参戦することとなった怪獣軍団により旗艦 ゲシュペンストとグローリア号以外の艦艇とドルメ直属の部下、第7戦闘団団長 ハーガ・フェルト少佐が戦死するという大敗を喫した。

 

この勝利と怪獣軍団の参戦に世界各国の指揮は急上昇、イギリスとドイツは残存艦艇と欧州生息の怪獣たちとでノンマルト軍欧州方面遠征軍を奇襲、多大な犠牲を払いながらも欧州方面遠征軍を撤退させた。

 

各海域の海戦で地上人の勝利の報道が世界中に駆け巡った。

 

神奈川県・旧在日米軍横須賀基地(現・海上自衛隊機動艦隊整備基地)にてS.O.N.G.とゴジラが直に率いてきた怪獣軍団はいた。

 

旧在日米軍基地であったために整備基地として再利用され、自衛隊所属の3隻の航空母艦とS.O.N.G.の本部を含めた整備もまだまだ余裕で、敷地もかなりの広さがあり怪獣たちはその敷地にいた。

 

その基地のブリーフィングルームにて弦十郎、翼、クリス、マリア、切歌、調、そしてガウはいた。

 

理由はいまだに最大の勢力を有するノンマルト軍太平洋方面遠征軍に対する反攻作戦の会議である。

 

「現在、アメリカ海軍が有する兵力はもはや完全に失われ、カナダ海軍も欧州方面での戦勝とは逆に敗戦が続いています。怪獣たちが縄張りしている海域と地上を除けば北アメリカ大陸は3分の1、南アメリカ大陸は4分の2がノンマルト軍に制圧されています」

 

ブリーフィングルームの壁に嵌め込まれた巨大メインスクリーンにて解説役の自衛官が解説していた。

 

「S.O.N.G.のみなさんと怪獣軍団は我々の機動艦隊と共に日本を出航したのち、3手に分かれて三方向より敵を包囲、殲滅します」

 

解説役の自衛官が解説を進めながらメインスクリーンに撮されるアメリカ大陸と太平洋(アメリカ側)を制圧したノンマルト軍に向かって自衛隊、S.O.N.G.、怪獣軍団の三方向を表した矢印を動かす。

 

弦十郎「なるほど。ですが海は良しとして、陸はどうするのですか?」

 

「陸は米陸軍と空軍残存部隊と義勇軍が決起する予定ですが…敵には重・中型の戦車、高機動戦闘機を有しているらしく、正直言って不安です」

 

弦十郎の問いに自衛官は正直に返答する。

 

翼「戦車か…日本ではレイバー部隊に壊滅させれたが米軍にはないのですか?」

 

「もちろん米軍にもありましたが日本のように進んでおらず、何より海軍が壊滅していましたからそちらに予算がいっていたようです」

 

マリア「前の戦いでの失われた戦力を前みたいに維持しようとしたツケって訳ね」

 

前の戦い、メールとマール、フェリシタシオンによる策謀により米海軍は壊滅、それを補うためにアメリカは全海外基地の破棄やアイオワなどの第二次世界大戦時の保護艦を改修して海軍勢力を維持しようとするもなかなか進まず、そんな時にノンマルト軍により攻撃で海軍の戦力はほとんど失われ、制海権を奪われてしまったのだ。

 

クリス「でも、前のまんまならアタシらだけで勝てるか心配だったが今回はガウたちが付いてるからかなり勝率が上がってるな」

 

切歌「そうデス!」

 

調「ガウくんたちがいたら初戦みたいな敗けは絶対にしない」

 

ガウ「がうがう!」

 

クリス、切歌、調が言うとガウは任せてと言うように鳴く。

 

弦十郎「よし、では作戦開始まで各自できるだけ休んでくれ」

 

『はい!』

 

ガウ「がう!」

 

弦十郎に言われて全員が言う。

 

 

 

ノンマルト軍太平洋方面遠征軍前線海上基地。

 

太平洋方面遠征軍が新たに建てた人工島の上に建てられた基地に手痛い敗北を喫したドルメ艦隊は修理を受けていたのだが…。

 

ドルメ「なんのマネですか、これは…」

 

ゲシュペンストのブリッジにてドルメは入ってきた兵士たちに銃口を向けられながらもメインスクリーンに映る相手を睨み付けていた。

 

ムルヘ『見ての通りだ、ドルメ司令。貴様を反逆罪の罪で逮捕する』

 

ドルメ「何を馬鹿げたことを。私は種族のために戦っていた!それを…」

 

ムルヘ『それで怪獣が縄張りにしている博多を攻め込み、獣海底盟友条約を撤廃し、我々種族を危機へと追い込んだのだろう?』

 

ドルメ「なっ!?」

 

ムルヘの言葉にドルメは驚く、いやドルメだけでなく他の者たちも驚いていた。

 

ドルメ「どういうことですか、博多が怪獣の縄張りだと!?」

 

ムルヘ『ふん、それはこちらが聞きたいことだ。まあ、それは取り調べれば分かることだ。連行しろ!』

 

ムルヘの指示で兵士がドルメの両手に拘束具を嵌めと連行しようとする。

 

ドルメ「デルハイン、リエーサたちを頼む…」

 

連行される中でドルメは近くにいたデルハインに小声で言う。

 

デルハイン「………」

 

言われたデルハインはドルメの背中に向かって敬礼し、無言の肯定を表したのだった。




えー、どうも!

前に中止したアンケートでも言われたのですが…シンフォギア本編第5期ことXVをするんですかという質問…実はやりま…す!!

戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G XV編!

7月思いっきり過ぎた9月か10月くらいにします!!

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