戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第37話 カーニバルと奇跡のアームド・オン!

ヒョウガッキー「喰らえ!ブリザー…」

 

ブラック「同じ手を喰うかよ!!」

 

ブリザードを繰り出そうとしたヒョウガッキーをブラックは両腕のディノスクランダーを合わせてドリルのように高速回転しながら突撃した。

 

ヒョウガッキー「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

突撃したブラックに貫かれたヒョウガッキー。

 

ブラック「今だ、クリス!!」

 

クリス「おう!!」

 

アームドギアが変形した4門の3連ガトリング砲からの一斉掃射する技―『BILLION MAIDEN』を繰り出した。

 

ヒョウガッキー「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

BILLION MAIDENを喰らいヒョウガッキーは後退する。

 

ブラック「止め行くぜ!」

 

クリス「あぁ!」

 

ブラック「ブレイブ・イン!!」

 

ガブリンチョ!パラ~サガン!

 

腰のバックルを開いて新たな獣電池を出してブレイブを入れてガブリボルバーに装填し、シリンダーを回した。

 

クリスはアームドギアを巨大なロングボウにした。

 

ブラック・クリス「「獣電ブレイブ・ARTHEMIS SPIRAL!!」」

 

バモラ・ムーチョ!!

 

『獣電ブレイブ・フィニッシュ』と『ARTHEMIS SPIRAL』の合体技が炸裂した。

 

ヒョウガッキー「ば、バカなあぁぁぁぁぁぁぁ!?ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

 

合体技を喰らってヒョウガッキーは火花を散らしながら仰向けに倒れて爆散した。

 

 

 

ウイルスン「もう一度、分裂殺法で…」

 

分裂しようと液状化しようとしたウイルスンだが…

 

ピンク「そうはいかないんだから!ブレイブ・イン!!」

 

ガブリンチョ!カチコ~ックス!!

 

ピンク「えい!」

 

コチコチ~!!

 

カチコックスの獣電池をブレイブ・インしてガブリボルバーに装填し、放つとウイルスンの体が固まりだした。

 

ウイルスン「うおっ!?か、体が硬く~!?」

 

自身の体が硬くなっていくのを感じて驚く。

 

ブルー「ねぇ、アミィ…今の獣電池何なの?」

 

全然知らない獣電池を使ったピンクに聞くブルー。

 

ピンク「ん?前に韓国行った時に貰ったの」

 

ブルー「貰ったって…誰に?」

 

ピンク「う~ん…韓国版の私たち?」

 

ブルー「はぁ?」

 

ピンク「それよりチャンスだよ!」

 

ブルー「あ、そうだね。ブレイブ・イン!」

 

ピンク「ブレイブ・イン!」

 

ガブリンチョ!ステゴッチ!!

 

ガブリンチョ!ドリケ~ラ!!

 

ステゴッチとドリケラの獣電池をブレイブ・インしてガブリボルバーに装填した。

 

バモラ・ムーチョ!!

 

ブルー・ピンク「「獣電ブレイブ・ダブル・フィニッシュ!!」」

 

同時に獣電ブレイブフィニッシュを放った。

 

ウイルスン「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!この俺が…まさかの…つーか…ヒョウガッキーより…活躍…して…な…い……」

 

メタっぽい発言をしたウイルスンはそのまま倒れて爆散した。

 

 

 

タイリョーン「フン!!」

 

銛型の武器から光線を発射してタイリョーンはシアン、グレー、バイオレットを攻撃する。

 

「「「はっ!!」」」

 

3人は跳躍して光線をかわす。

 

グレー「鉄砕拳・激烈突破!!」

 

タイリョーン「そんなもん、ワシには通じ…のおぉぉぉぉっ!?」

 

かつてグレーの攻撃を強靭な肉体で弾いた経験からタイリョーンは激烈突破を真っ向から受け止めようとするが逆に吹き飛ばされた。

 

タイリョーン「な、なんじゃと!?」

 

シアン「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

着地したタイリョーンの後ろからシアンが両手の拳を地面に叩き付けてタイリョーンの周りを衝撃で爆発させ、怯ませる。

 

シアン「今でーす!Ms.violet!!」

 

バイオレット「はい!」

 

シアンの合図でガブリボルバーとガブリカリバーを合体させた武器―『ガブルキャノン』を持ったバイオレットがタイリョーンに向かっていき、銃口をくっ付けた。

 

バイオレット「獣電ブレイブフィニーッシュ!!」

 

バモラ・ムーチョ!!

 

タイリョーン「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゼロ距離のガブルキャノン版の獣電ブレイブフィニッシュによりタイリョーンの体を貫いた。

 

タイリョーン「な、なぜじゃ…前は…耐えれた…のに…」

 

グレー「我々は常日頃、体を鍛えてきた」

 

シアン「そのお陰であなたと前に戦った以上の力を発揮出来るのでーす!」

 

バイオレット「だから蘇っただけのあなたには決して負けません!」

 

タイリョーン「そう…だっ…た…のか……」

 

納得したタイリョーンは膝を着いて爆発した。

 

 

 

マッドトリン「シェリャアッ!!」

 

愛刀から黒い斬撃を繰り出した。

 

シルバー「シエェェェェアッ!!」

 

シルバーもフェザーエッジから斬撃を繰り出してマッドトリンの斬撃を相殺、爆煙が起こった。

 

グリーン・翼「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

マッドトリン「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

爆煙を突き破ってグリーンと翼のガブリカリバーとアームドギアの刃がマッドトリンの左右を斬り裂いた。

 

シルバー「止めだ、マッドトリン・ノイズ!!」

 

シルバーがそう言うと3人が同時にトライアングルをマッドトリンに繰り出した。

 

「「「トリニティーストレイザー!!」」」

 

マッドトリン「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

3人のトリニティーストレイザーを喰らいマッドトリンは膝を着いた。

 

マッドトリン「ま、まさか…また…不良品と…その仲間に…やぶ…れ……」

 

言葉途中でマッドトリンは爆散した。

 

 

 

ドゴルゴ「ウオラアァッ!!」

 

ゴールド「ムウゥゥンッ!!」

 

ドゴルゴの喧嘩上刀とゴールドのザンダーサンダーが激しくぶつかり合う。

 

数手ほど剣を交えた後、同時に後ろへ下がった。

 

ゴールド・ドゴルゴ「「奥義…」」

 

全く同じ動きで電気をお越し、頭上に上げる。

 

ゴールド・ドゴルゴ「「雷電残光ぉぉーーーーー!!」」

 

ザンダーサンダー!!

 

ゴールドとドゴルゴが繰り出したのは元はゴールドこと空蝉丸が編み出した剣術『雷電残光』である。

 

両者の繰り出した雷電残光は互いの中央にてぶつかり合うが直ぐに誘爆して爆発した。

 

ゴールド「ぐっ…」

 

ドゴルゴ「くぅ…なかなかやるじゃねーか。空蝉丸ちゃん、今日はここまでにしといてやるぜ!あばよ!!」

 

そう言い残して雷を放って姿を消すドゴルゴ。

 

ゴールド「逃げたか…だがいつかは必ずお主との因縁に決着を着ける!!」

 

 

 

ナガレボーシ「ギランギランだー!!」

 

エンドルフ「オラオラオラアァッ!!」

 

ナガレボーシは隕石攻撃で響を、エンドルフはローソクラッシャー銃形態で発砲してレッドをそれぞれ攻撃する。

 

レッド「うおっ!!」

 

響「うわわっ!!」

 

隕石と銃撃を右往左往しながらかわす。

 

レッド「やっぱ強いな…だったらこれだ!」

 

今までの獣電池とは明らかに違う獣電池を出すレッド。

 

レッド「ブレイブ・イン!来い、ミニティラ!!」

 

ガブリンチョ!オーバーチャアァァァァァジ!!

 

ミニティラ「ギャアァァァァァァァァァン!!」

 

獣電池を投げると巨大化してガブティラの口に入るとなんとガブティラが小さく―『ガブティラ オーバーチャージモード』こと『ミニティラ』なってレッドの手元に来た。

 

レッド「行くぜ、ミニティラ!」

 

クルリンチョ!

 

ミニティラを持つとレッドはミニティラの首を回して体をひっくり返して腰部からトリガーを出して銃―『ガブティラ・デ・カーニバル』にするとミニティラの口を動かした。

 

OH!マツリンチョ!カーニバル!!

 

軽快なステップを踏んでガブティラ・デ・カーニバルを変身の時と同じく高く上げた。

 

レッド「ファイアー!!」

 

ミニティラ「ギャアァァァァァァァァァ!ギャアァァァァァァァァァン!!」

 

ガブティラ・デ・カーニバルからミニティラのスピリットが現れてレッドに噛みつくとレッドの姿が変わった。

 

レッド「キョウリュウレッド・カアァァァァァァニバル!!」

 

頭部にはトサカ状パーツが、胸部にはガブティラヘッド状の装甲が追加され、上半身から足にかけて赤、白、黄色の牙のような装飾が施されている姿―ガブティラとレッドが一つとなったレッド強化形態『キョウリュウレッド・カーニバル』だ。

 

響「ふえ!?小さくなった獣電竜が銃になって、ダイゴさんがパワーアップしたあぁ!?」

 

いろいろありすぎて響は驚いてしまう。

 

エンドルフ「出たか、カーニバル!!」

 

ナガレボーシ「これは小娘より先に倒さなければ!」

 

カーニバルを見てエンドルフとナガレボーシはレッドに狙いを定める。

 

レッド「行くぜ、響!」

 

響「は、はい!」

 

エンドルフとナガレボーシに向かっていく二人。

 

レッド「ガブガブキイィーーーーーック!!」

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

跳躍して横向きになって両足を上下に動かして噛み付くようなキック―『ガブガブキック』をエンドルフに、響はパイルバンカーよろしくの拳をナガレボーシに繰り出した。

 

エンドルフ「ぐおっ、この!!」

 

ナガレボーシ「おのれ!」

 

負けじとテカガミラーから報復ビームと隕石攻撃を発射する。

 

レッド「うおっと!」

 

響「ほっ!」

 

後ろに下がりながら報復ビームと光線をかわす。

 

レッド「へへっ、やっぱ簡単には行かねーか。ならカミツキチェンジだ!!」

 

アミーゴ!カーニバル!!

 

ガブティラ・デ・カーニバルの首部分にある灰色のボタンを押すとガブティラ、ステゴッチ、ドリケラの獣電池を出した。

 

ゴチゴチリンチョ!

 

ドリドリリンチョ!

 

ガブガブリンチョ!

 

ステゴッチ、ドリケラ、ガブティラの順にガブティラ・デ・カーニバルに入れては口を閉じるとステップを踏んだ。

 

レッド「ファイアー!!」

 

バラモ!カーニバル!オーラ!!

 

トリガーを引くとステゴッチとドリケラの顔のスピリットが現れてレッドの左右の腕にそれぞれ噛みついた。

 

レッド「キョウリュウレッド・サンバカーニバル!!」

 

右腕が青色で盾がある―『ステゴッチシールドアーム』、左腕がピンク色でドリルがある―『ドリケラドリルアーム』になった姿―『キョウリュウレッド・サンバカーニバル』だ。

 

響「な、なんか…凄すぎますよ…ダイゴさん」

 

またもや響は驚く。

 

レッド「響!俺の後に続けえぇ!!」

 

響「え!?あ、ちょっと!?」

 

エンドルフとナガレボーシに向かい出したレッドの後を追いかける響。

 

エンドルフ「ぬうあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ムネカガミラーから報復ビームを発射するエンドルフ。

 

レッド「ステゴッチシールド!!」

 

報復ビームをステゴッチシールドで弾く。

 

響「はっ、どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

エンドルフ「があぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

レッドの肩を踏み台に後ろから響が跳躍し、飛び蹴りを繰り出して命中するとエンドルフのムネカガミラーが割れ、吹きとばした。

 

エンドルフ「こ、小娘ぇぇぇ!」

 

ナガレボーシ「エンドルフ様、ここは私が!」

 

レッド「そうは行くか!カミツキチェンジ!!」

 

アミーゴ!カーニバル!!

 

再びガブティラ・デ・カーニバルの首部分にある灰色のボタンを押して今度はガブティラ、アンキドン、ブンパッキーの獣電池を出した。

 

ドゴドゴリンチョ!

 

ブンブンリンチョ!

 

ガブガブリンチョ!

 

アンキドン、ブンパッキ、ガブティラの順にガブティラ・デ・カーニバルに入れては口を閉じるとまた違うステップを踏んだ。

 

レッド「ファイアー!!」

 

バラモ・カーニバル!アチョチョチョチョー!!

 

トリガーを引くとアンキドンとブンパッキーのスピリットの顔が現れてレッドの左右の腕に噛み付いた。

 

レッド「キョウリュウレッド・カンフーカーニバル!!」

 

右腕が水色でハンマーのある『アンキドンハンマーアーム』、左腕が灰色で鉄球のある『ブンパッキーボールアーム』になった姿―『キョウリュウレッド・カンフーカーニバル』になった。

 

レッド「ブンパッキーボール!!」

 

ナガレボーシ「うおあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ブンパッキボールを発射してナガレボーシの攻撃を防ぐ。

 

レッド「止めを行くぜ、響!」

 

響「はい!」

 

レッドが言うと響はレッドの前に出ると軽くジャンプした。

 

レッド「アンキドンハンマー!!」

 

響の足裏目掛けてアンキドンハンマーを叩きつけるとその反動で猛スピードでエンドルフとナガレボーシに向かって翔んでいった。

 

響「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

叩きつられたのと同時に響はアームドギアをドリルのように高速回転させる。

 

エンドルフ「チッ、オラヨ!!」

 

突っ込んで来る響を見てエンドルフはナガレボーシを掴むと自身と響の間に放り投げた。

 

ナガレボーシ「な、なんと!?ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

放り投げられたナガレボーシはかわすことも出来ずに響の拳をまともに喰らい、貫かれた。

 

ナガレボーシ「わ、私が…再び…敗れ…ようと…は……」

 

貫かれたナガレボーシはうつ伏せに倒れながら爆散した。

 

響「仲間を盾にするなんて…」

 

エンドルフの行動に響は驚きを隠せなかった。

 

レッド「エンドルフ、テメエ!」

 

エンドルフ「ふっ、所詮やつらはただの捨て石だ。どうてことはない」

 

響「そんな!?」

 

エンドルフ「キョウリュウレッド…シンフォギア、覚えていろ…この怨みは必ず晴らしてやるからな!」

 

そう言い残してエンドルフは炎を出して姿を眩ませた。

 

 

 

シュラガイン「セリャアッ!!」

 

ガウ「がうがう!!」

 

レッドたちと響たちの戦いが終わったころ、シュラガインとガウはいまだに戦い続けていた。

 

シュラガイン「喰らえ!!」

 

ノコギリ状のフリスビー―『ブラッディ・スライサー』を2枚、放った。

 

ガウ「がう!」

 

ブラッディ・スライサーを跳躍してかわすが…

 

ガウ「がう!?」

 

引き返してきたブラッディ・スライサーの1枚がガウの肩を掠り、もう1枚が背中に刺さった。

 

ガウ「がう~…」

 

肩に掠ったのは大したことはないが背中に刺さったのが効いたのか膝を着いてしまった。

 

シュラガイン「もらったぁ!!」

 

膝を着いてしまったガウにシュラガインは翼を広げて飛翔して高々度から攻撃してきた。

 

ガウ「がう!」

 

高々度から攻撃してきたシュラガインに対してガウは素早く立ち上がって構えた。

 

シュラガイン「死ねぇ!!」

 

シュラガインのチェーンソーがガウの体に突き立てられた。

 

響「が、ガウくん!?」

 

レッド「遅かったか!?」

 

シュラガインのチェーンソーがガウの体に突き立てられた姿を見て驚く響たちとレッドたち。

 

シュラガイン「勝った…」

 

ガウ「がうぅ~」

 

シュラガイン「なに!?」

 

勝ったと思いきや声に驚き見ると笑っているガウがいた。

 

しかもチェーンソーはガウの両手により機動を代えられ横腹を掠っただけになっていた。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

シュラガインのチェーンソーを掴んだガウは砲丸投げのように振り回して投げ飛ばした。

 

ガウ「がう…」

 

背中に刺さったブラッディ・スライサーによる痛みで膝を着いてしまうガウ。

 

響「ガウくん!」

 

響がガウに近付こうとした時、レッドのバックルにあったガブティラの獣電池の一本が輝いてガウの元へ飛んでいった。

 

ガウ「がう?」

 

メチャムーチャ!!

 

ガウの手に獣電池が来た瞬間、レッド専用武器である『ガブティラファング』が現れた。

 

ガウ「がう!?」

 

レッド「えっ、何でガブティラファングが!?」

 

これにはガウだけでなくレッドや他のキョウリュウジャーたちも驚く。

 

シルバー「恐らくガブティラはダイゴと共に戦いたいと想ってミニティラになったように友であるガウの力になりたいという想いが奇跡のアームド・オンを可能にしたんだ!」

 

ガウ「がう!」

 

ガブティラファングを構え、シュラガインに向かっていく。

 

シュラガイン「小癪なあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

投げ飛ばされていたシュラガインは体勢を立て直し、今度は地面すれすれの低空飛行でガウに向かっていく。

 

ガウ「がうがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

シュラガイン「シエリャアァァァァァァ!!」

 

気合いの声が響き渡り、交差した。

 

ガウ「がうぅ…」

 

ガウはガブティラファングが消えてしまい先に膝を着いてしまった。

 

シュラガイン「ククククク…ぐおっ!?」

 

振り向いてガウを見るシュラガインだが直ぐに体に火花が散りだした。

 

シュラガイン「ば、バカな…また…コイツに…まけ…る…の…か…バカなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

断末魔を上げながらシュラガインは倒れ、爆発した。

 

響「ガウくんが勝ったー!!」

 

レッド「いよっしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

歓喜の声を上げてレッドたちキョウリュウジャーと響たちシンフォギアがガウの元に集まった。

 

クリス「やったな、ガウ!」

 

ガウ「がう~!」

 

クリスに頭をワシャワシャされてガウは響の元に逃げる。

 

シルバー「これでまた一つ、大きな戦いが終わったな」

 

シアン「Yes」

 

グレー「だな」

 

シルバーたちがそう言った時だった。

 

?「それはどうかな?」

 

「「「「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」」」」

 

声の方を見るとシュラガインの亡骸の前にカオスが立っていた。


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