1つ! 日朝戦争時に朝鮮で生まれた新たなノイズ―『ネオノイズ』が日本軍バルベルデ派遣駐屯地を襲撃!
2つ! 戦いたの中で、プテラノドンに似た怪物が出現!
そして、3つ! 怪物の前にピンチになる響たちの前にあの男たちがやって来た!
?「貴様は…オーズ!」
現れた仮面の戦士―『仮面ライダーオーズ タトバコンボ』を見て怪人は言う。
オーズ「プテラノドンのヤミーって!?ちょっとアンク!」
怪人―『プテラノドンヤミー』を見てオーズは驚いて後ろにいた男性―『アンク』に聞いてきた。
アンク「あぁ、真木の奴が作ったヤミーだな」
オーズ「だから何でここにいるんだよ!?」
アンク「知るかッ!良いから早く戦え!!」
オーズ「えー、ったくもー」
アンクに言われてオーズはプテラノドンヤミーに構える。
プテラノドンヤミー「オーズであろうと全てを無に!」
構えたオーズにプテラノドンヤミーは向かって行く。
オーズもまた腕にあるクローを展開させてプテラノドンヤミーに向かっていく。
オーズ「ハッ、セイッ!」
プテラノドンヤミーにオーズはクローによる連撃を喰らわせる。
プテラノドンヤミー「くっ、ハッ!!」
連撃を喰らいプテラノドンヤミーは数歩後退するがすぐに光弾を発射する。
オーズ「ハアァァァァァァァァッ!!」
光弾をプテラノドンヤミーが発射するとオーズの脚がバッタのようになると一気に跳躍して回避する。
回避したオーズはスキャナー―『オースキャナー』で再びベルト―『オーズドライバー』にセットしたメダル―『コアメダル』をスキャンした。
スキャニングチャージ!!
スキャンするとオーズの前からプテラノドンヤミーに向かって赤、黄、緑の3つのリングが現れた。
オーズ「セイヤアァァァーーーーーーーーーッ!!」
3つのリングが現れてオーズは両足を前に出しながらそこを通ると3種類の動物(鷹、虎、バッタ)を模様したエネルギーが展開する。
オーズの攻撃にプテラノドンヤミーは対抗しようと黒い霧を繰り出すがオーズの巻き起こす風で四散する。
防ぐ手がないプテラノドンヤミーにオーズの両足が激しくぶつかる。
プテラノドンヤミー「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
オーズの繰り出した技―タトバコンボの必殺技『タトバキック』を喰らい、プテラノドンヤミーは断末魔を上げて爆散、中から1枚の銀色をしたメダルが飛んできた。
アンク「チッ、やっぱり1枚だけか」
飛んできたメダルをキャッチしたアンクは不機嫌そうに言う。
?「大丈夫、君たち」
プテラノドンヤミーを倒して変身を解いた青年は響たちに聞いてきた。
リト「え、あ、貴方たちは?」
映司「俺?俺は映司、火野 映司。こっちはアンク」
アンク「ふん」
青年―『火野 映司』はアンクを紹介しながら名乗るのだった。
弦十郎「鴻上ファウンデーションの依頼でこの地に来たというのか?」
戦いの後、映司とアンクはリトの案内で弦十郎と面会していた。
映司とアンクは800年の時を経て甦ったメダルの怪人―『グリード』が繰り出す欲望の塊の怪人『ヤミー』から人々を守るために戦っているがアンクは己もグリードだったが他のグリードを裏切り、右腕だけしか復活しておらず完全復活を目的としている。
そんな2人がバルベルデに来た理由はあるメダルを探しに来たという。
そのメダルは『漆黒のコアメダル』と呼ぶらしい。
映司とアンクが事情を話している場には弦十郎の他にクリス、未来がおり、響はリトと一緒にジーナを医療棟へ連れていっている。
映司「はい、そうです」
アンク「こっちはいい迷惑なんだがな」
正反対の反応をしながら答えをする2人。
弦十郎「君たちが来た理由はだいたい理解したが、その漆黒のメダルは何があるんだ?」
映司「そこまでは聞いてなくって…」
そこまで聞いていないらしく、映司は言う。
弦十郎「そうか、しかしネオノイズに加えてグリードとヤミーか…ここは共同戦線を引きたいのだがいいか?」
映司「はい、それはもt……」
アンク「ふん、勘違いするな。鴻上の野郎のいいなりになるのは癪だがコアの情報だから協力してるだけだ、この上お前たちの指図なんか受けるか!」
弦十郎の提案を快く受けかけた映司を遮ってアンクは言う。
映司「おい、アンク!折角の提案だぞ!」
アンク「映司、いつも言ってるだろ。俺はテイクは好きだがギブは嫌いだってな!」
映司「それとこれとは話が別だろ!すいません、その提案、受けますんで…」
アンク「何勝手に決めてんだよ!」
映司「お前だって勝手に断ろうとしただろ!」
弦十郎の前で激しく言い争いを始める2人。
未来「なんだか、昔のクリスと今の響みたいだね」
クリス「ひ、否定できないのが辛い……」
未来に言われてクリスは呟くのだった。
その時、突如として爆発音が轟いた。
クリス「なんだ!?」
突然の爆発音に驚く。
弦十郎「なにがあった!」
すぐさま弦十郎が通信機で呼び掛ける。
『それが医療棟に運ばれた装者が別の装者を攻撃しています!!』
弦十郎「なんだとぉ!?」
報告を聞いて弦十郎は驚く。
クリス「おい、まさか襲ってる装者と襲われてる装者って!?」
未来「クリス、急ごう!」
クリス「あぁ!」
心当たりがあるのか未来とクリスは急いで部屋を飛び出していく。
映司「ほら、アンク!俺たちも!」
アンク「ふざけんな!ヤミーでもないのに俺たちが関わる理由はn…」
映司「いいから行くぞ!」
嫌がるアンクを映司は無理矢理引っ張って行く。
途中「離せ、エージー!!」っとアンクの大声が聞こえていた。
弦十郎のいる司令塔から少し離れた場所にある日本バルベルデ派遣軍医療棟前に2人の装者―響とジーナが戦っていた。
ジーナ「ウオオオオオオラアァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」
ジーナの咆哮のような気迫の声と共に響の後頭部に槍型のアームドギアが叩き込まれた。
響「かはっ!!」
後頭部にアームドギアを叩き込まれて響は地面に叩き付けられてしまう。
響「うぅ…うぐっ!!」
立ち上がろうとした響の背中をジーナは容赦なく踏みつけ押さえつけるとアームドギアを響の首筋に向けた。
ジーナ「止めだ、偽者」
殺意に満ちた目で響を見ながらジーナはアームドギアを高く上げる。
リト「ママ、ダメエェェェェェーーーーーーーーー!!」
医療棟から飛び出てきたリトの声は届いていないのかジーナはアームドギアを振り下ろした。
そして赤い鮮血が宙に舞うのだった。