1つ! グリードと化したジーナにより響たちは圧倒的な力の前にピンチになる!
2つ! 駆けつけたオーズはジーナを助けようと漆黒のコアメダルを引き抜こうとしたが失敗する!
そして、3つ! 真木は新たな人物に狙いを定めたのだった!
弦十郎「ジーナに漆黒のコアメダルが!?」
事態が終息して弦十郎は映司、未来、アンクから真木によりジーナが漆黒のコアメダルを体内に入れられ、グリードとなったことを聞いて驚く。
クリス「その真木って奴の狙いは何なんだよ?」
アンク「さぁな。だが、ロクでもねぇことは確かだろうな」
未来「コアメダルをどうにかして抜け出せないの?」
映司「無理っぽそうなんだ。あの時、俺が引き抜こうとしたけど引き抜けなかった」
引き抜こうとして引き抜けなかったことを話す。
アンク「あのコア自体が何らかの意思を持ってるかもしれないな」
映司が引き抜けなかった理由をアンクは推測する。
リト「あのまま…あのまま、ママからコアメダルが離れなかったらどうなるの?」
不安で仕方ないのかリトは震える声で聞く。
アンク「十中八九、俺たちと同じグリードになるな。しかも自我が全くないただの化け物にな」
リト「そ、そんな…」
アンクの言葉にリトはショックを受けてよろめく。
響「リトちゃん…」
よろめくリトを響は心配して支える。
母親が"自我が全くないただの化け物"になってしまう、そんなことを言われれば誰だってショックは受けてしまう。
リトは目の前で大切な人たちを多く喪っている。
それに加えて母親まで喪えば、立ち直れなくなってしまう。
リト「ひびママ…」
涙を流してリトは響に抱きついた。
響「大丈夫だよ。きっとジーナちゃんからコアメダルを引き抜く手立ては見つかるよ」
リト「でも…でも……」
響「リトちゃんが信じてないとジーナちゃんは頑張れないよ。だから信じよ、助け出せる方法があるって」
リト「うん……」
響に言われてリトは頷くがそれ顔はまだ不安が滲み出いた。
アンク「ふん、そんな安易な約そk…」
映司「アンク!!」
アンクがマイナスなことを言いそうになるのを映司は阻止する。
弦十郎「とにかく、ジーナがいる医療棟は警備を厳重にしよう」
警備を厳重にするように弦十郎が言った時だった、警報音が鳴り響いてきた。
『難民キャンプにネオノイズ出現!現地部隊が交戦中なるも苦戦中!すぐに応援を!!』
警報音より大きな声が弦十郎の通信機から聞こえてくる。
弦十郎「すまないが向かってくれるか?」
未来「はい!」
クリス「任せとけ!」
響「行きましょう!リトちゃん!」
リト「分かった…」
難民キャンプを襲うネオノイズを倒そうと響たちは向かう。
映司「あの、俺も行きます!」
弦十郎「シンフォギアでもないのに戦えるのか?」
映司「分かりませんけど、やれるだけやってみます!」
アンク「ふざけんな!もうこれ以上は戦う義理はねぇだろ!」
映司「いいから行くぞ!」
文句を言うアンクを映司は引きずって連行した。
途中でアンクが「またかよ~!!」っと叫んでいたのだった。
響たちが出撃した頃、医療棟の一室のベッドで眠っているジーナは夢を見ていた。
ジーナ(なんだ…これ…?)
ジーナは自身の背中と尾骨に背鰭と尻尾に戸惑っていた。
響『○○く~ん、私を癒して~!』
ジーナ(どわっ!?なんだ!?響!?なにしてんだ!!)
いきなり抱きついてきた響にジーナは驚く。
未来『もう、響ったら。○○くんが驚いてるじゃない』
響『だって○○くんに抱きついてると凄く癒されるだよ♪』
未来『それは響だけでしょ。ほらほら早くお風呂洗ってきて。○○くんは洗濯物取り込んで』
ジーナ(これって…もしかして…)
響と未来の何気ない会話と自身の姿を見てジーナは何かを察した。
ジーナ(これって…並行世界にいる…アタシの記憶…なのか?)
並行世界にいるジーナ―ガウの記憶を見ているとジーナは気付いた。
ジーナ(並行世界のアタシ…ガウって言ってたか…アイツはこんなに暖かい気持ちを持ってたのか…アタシとリトが喪った、あの気持ちを……)
響がいて、未来がいる、家族のようは暖かい家庭がガウの元にはある。
そんな記憶を見てジーナの心に何かが込み上げて来ていたのだった。
響「今日、XVが放送開始だよ~♪」
タイガ「俺の物語も始まったぜ!」
ゼロ「開始1発目で負けたよな」
タイガ「うぐっ…」
響「それでは…」
タイガ「次回を楽しみにしてくれよ!」
ジャガーマン「タイガーじゃない、ジャガーマンにゃ!ってジャガーマン、関係ないにゃーっ!!」
ゼロ「何なんだよ、コイツ?」