戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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前回までの3つの出来事!

1つ! グリードとなったジーナが止まり、一時的に事態が終息した!

2つ! ジーナがグリードとなったことを聞いて響たちは驚く!

そして、3つ! 難民キャンプにネオノイズの襲撃を聞いて向かうのだった!


第366話 勃発と3ヶ所と火のコンボ

日本軍バルベルデ派遣駐屯地から数キロ離れた場所に置かれバルベルデ国民の難民が一時的に住んでいる難民キャンプではネオノイズが出現し、人々を襲っていた。

 

難民キャンプを守るために配備された日本軍難民キャンプ防衛隊はたった二個小隊で何とか持ち堪えているがそれでもネオノイズの武器使用能力によりすでに戦死者が数人ほど出ていた。

 

伊丹「くそっ、厄介すぎるだろ!!」

 

日本軍難民キャンプ防衛隊の小隊隊長をしていた『伊丹 耀司』は遮蔽物に隠れて愚痴る。

 

「伊丹隊長、ネオノイズが第2防衛ラインを突破!すでに最終防衛ラインに侵入しています!!」

 

伊丹「マジかよ!?うおっ!!」

 

部下から最終防衛ラインに入ったことを聞いて驚いていたがすぐに遮蔽物に向かって射撃してきたパイプオルガン型のネオノイズに怯む。

 

伊丹「何とかしないと最終防衛ラインにはまだ民間人が残ってるぞ!」

 

「しかし、我々の兵器ではネオノイズの殲滅は…」

 

伊丹「だよなぁ…仕方ない、全部隊に最終防衛ラインまで後退!後退ついでに最終防衛ラインに入ったネオノイズを出来るだけ足止め…」

 

リト『その指示はいりません!!』

 

伊丹「え!」

 

指示を出していた伊丹の無線にリトの声が響いてきた。

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

同時に空から響が降りてきて射撃してきていたパイプオルガン型のネオノイズを殴り飛ばす。

 

リト「ハアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」

 

続けてリトが長短の2本の刀型のアームドギアでネオノイズを両断する。

 

伊丹「シンフォギア!!」

 

リト「ここは私たちに任せて、貴殿方は逃げ遅れた人の救助を!」

 

伊丹「だが最終防衛ラインにはすでにネオノイズが…」

 

リト「そっちにも装者が到着しています!」

 

 

 

クリス「オラオラオラァ!!」

 

最終防衛ラインにてクリスがクロスボウによる射撃で飛行型のネオノイズを撃ち抜いていく。

 

未来「ヤアァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」

 

クリスと一緒に未来はアームドギア(折り畳み状態)から発射する光線でネオノイズを撃ち抜いていく。

 

未来「数が多い!」

 

クリス「まだ後ろには民間人がいるんだからな!」

 

後から後から現れるネオノイズに未来とクリスは必死になって倒していた。

 

 

 

伊丹「分かった、ここは任せた!」

 

リトに言われて伊丹はそう言って部下と一緒に逃げ遅れた人の救助に向かう。

 

響「行くよ、リトちゃん!」

 

リト「うん、ひびママ!」

 

響に言われてリトは構える。

 

 

 

響たちが現着した時、難民キャンプを見渡せる丘に1つの異形の影があった。

 

真木だ。

 

真木「都合よく餌に食い付いてくれたようですね。貴方方という計算外を除いて」

 

難民キャンプを見渡していた真木はそう言うと後ろにアンクと映司がいた。

 

アンクが真木の気配を感じとり、それを聞いた映司は響たちにネオノイズを任せてアンクとここに来たのだ。

 

アンク「この騒ぎはやっぱりテメエか、真木」

 

真木「どこまで邪魔をするんですか、君たちは」

 

映司「どこまでだって邪魔をしますよ。貴方は間違ってるから!」

 

真木「では貴方方から終焉を与えるとしましょう」

 

真木はそう言うと姿が変わった。

 

紫の体色、ティラノサウルスのに似た形を持つ頭部、プテラノドンの顔をあしらった肩鎧、胸部にあるトリケラトプスの顔、背中のマントが特徴の怪人―真木のグリード形態『恐竜グリード』になった。

 

アンク「映司、頼むぞ」

 

恐竜グリードとなった真木を見てアンクは赤い3枚のメダルを渡した。

 

映司「分かってる。変身!」

 

メダルを受け取り、オーズドライバーに装填し、オースキャナーで読み取った。

 

タカ!クジャク!コンドル!タ~ジャ~ドルゥ~~♪

 

赤い3枚―アンクのコアメダルでもある『タカメダル』『クジャクメダル』『コンドルメダル』の3枚からなる火のコンボ―『仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ』に変身した。

 

恐竜グリード「はっ!」

 

火炎を放つ恐竜グリード。

 

オーズ「セイヤァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!」

 

恐竜グリードの火炎をオーズは打ち破り、向かって行くのだった。

 

3ヶ所で戦いの火蓋が切って落とされた。




作者「って、今日で総話数500話目じゃん!?」

響「ふえ~、長く続いたね」

作者「第一話目で一時的に主役が敗退したのを見たショックからかね」

タイガ「ぐっ…」

響「うぐっ…」

作者「さて、特別回またおいおいで!」

タイガ「次回は活躍してやるぜ!」

響「私も!」

ゼロ「いや、小説の話だろ?」

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